「懐かしい気持ちって、どんなマッサージよりも心をほぐしてくれるよね。」
私がある言葉を発した瞬間に、バイト先の皆が振り返って
「どこ出身？」
って聞いた。自分自身どんな言葉を発したのか忘れてしまったほど、何気ない一言だったんだけど、それが
「変わったイントネーション」
だったそう。
どうも、九州弁が出たらしい。
もう関東に住んでからの方がずーっと長いし、母っちが「いじめられては困る。」と結構真剣に直したので、殆ど残ってないけど･･。たまに出るみたい。
それをきっかけに、小倉のことを懐かしく思い出していたら、、、
こういう時って不思議なもので、関連することに触れ易くなる。
今リリー･フランキーの『東京タワー』を読み始めたんだけど、
その第１章に小倉のことが･･･！！
紫川の川沿いにある･･･
↑あの汚い紫川！！知ってるー！！「なんで緑色なのに紫川なの？！」といつも母っちに聞いていた。。。
現在はモノレールが頭の上を行き交っているが･･･
↑私が住んでいた頃、ちょうど目の前で工事中だった。。。
当時は路面電車が市街地をチンチンと走っていた･･･
↑チンチン電車だぁー(>▽<)！大好きだったなぁ。今は無くなってしまったらしい。
近隣の八幡には新日鉄の広大な製鉄所があり･･･
↑当時父っちが八幡製鉄所のコンピューターを担当していたので、２回位見学に行った、めっちゃ熱そうな火が見えて、すごく怖かったのを覚えてる。
オカンはボクに時々、原爆の話をした。
「長崎に落ちた原爆は、本当は小倉に落とすはずやったんよ。八幡の製鉄所に落とすつもりやったんよ。そやけどその日は小倉は天気が悪いでから、空が曇っとって、飛行機の上から街がみえんかったけん･･･長崎に･･･」
↑うちの母っちも、お箸とお椀を使って、おんなじ話してくれた。
父っちが製鉄所を担当してたのも知ってたから、もしそこに原爆が落ちたら･･･等、こどもながらに色々想像して、ものすごく怖かったのを覚えている。
あの頃感じたこととか、あの頃一緒にいた友達とか、そのオバチャン達とか･･･色々思い出した。
思い出しただけで、すっごく温かい気持ちになれるあの空間。
小4の時引っ越してから一度も九州の地を踏んでない。
行きたいな。で、ライブなんかできたら最高だ。