みんな「役に立ちたい」んだよねー♪

「愛の幸福な瞬間、そよかぜの楽しさ、明るい朝に散歩して新鮮な空気の香りをかぐこと。こういったことが人生の中にあるすべての苦しみや努力ほどの価値がないと、だれにいえるだろうか？」

ｂｙエーリッヒ･フロム



早番の先輩がかなり遅くまで残業し、何やら数学の証明問題のような提案書を書いていました。

計算式と「○○を②とする」「○○を△△と考える」というような言葉が飛び交っており･･･
私に
「これで分かるかどうか確認して。」
と言うので読んでみたけれど、あえかコンピューターは読む前からエラーで拒否してしまい、全然頭に入ってきませんでした。

いつから、こんなに数学が苦手になってしまったんだろう･･･
と自分にがっかりしながら思い返してみると、

父っちは理学部数学科出身
母っちは特に算数を得意とする小学校の先生、しかも「証明問題を解くのが趣味だった」人。

遺伝子はバッチリなはずなのに･･･
出来上がりを見てみると

父っちも母っちも苦手な、英語と音楽が得意だった私。。。

この結果から･･･（ちょっと証明問題風なつもり）

やはり
できるこどもになってもらいたかったら

親がこどもに「教える」よりも「教えてもらう」方が、こどもは伸びるのでは？

ということを感じました＾＾。

「ここはこうでしょ？！何で分からないの？！」より
「分からないから勉強して教えて。」の方が効くんですね。

「あえかちゃん、大きくなったら英語しゃべれるようになってお母さんとお父さんを海外に連れて行ってよ。」

この言葉が私を育てたように思います。

人の心の奥の願いはみんな「役に立ちたい！」なんだろうなー。