「成長するっていうのは自分のキャパシティを広げることだね。みんなそれぞれの価値観で生きていて、それは人それぞれだから、何か食い違った時にお互いに悪気がない以上、どっちの価値観が良い悪いじゃないよね。自分の価値観が絶対に正しいと思っている限り成長できないよね。」
by浅見 帆帆子さんと 友人の会話
昔、長年の親友と、ある話について口論になった事がありました。その親友とはとても仲がいいけれど、考え方はいつも私と真逆でした。私は自分の考えを理解してもらおうと、顔を真っ赤にしてずーっと自分の意見を主張し続けました。時には親友を責めたりもしました。でも、お酒を飲みきって疲れて来た頃、最後にその親友に言われた一言で目が覚めました。
「私はこういう考え方なの。それを分かって欲しい・・・。」
と。目から鱗でした。自分の考えこそが正しい、と思っていた傲慢な自分に気がつきました。自分だけが正しい!そういう考えからあらゆる摩擦は始まっている気がします。(宗教間の争いが良い例です。)元々答えがない所に答えを無理やり押し込めようとするから、何かおかしくなるのでしょう。
今日ちょっとしたプライベートな事で友だちに相談し、自分とは正反対の意見を言われ、責められました。後で冷静に考えれば、私の事を想っての発言だと今は理解しています。ただ、その時はカチンと来てしまいました。でも、そういう、自分とは正反対の意見を受けとめられるようになっていけば、もっと成長していけるのかなと、上記の言葉を聞いて思いました。これは、「自分の意見を相手に合わせる」という事では決してありません!「自分はこういう考えで、相手はこういう考えなんだ。」というその状態をそのまま受けとめる、という事です。相手を自分と同じ意見にする必要はない、という事です。どっちが良くも悪くもないという事です。
頭では分かっていても、これは本当に難しいな、と思います。
特に私は、「キレイゴト」と承知で言いますが、
「愛」が根底にない考え方が大嫌いで・・・。
「どうせ社会なんてそんなもん」
とか
「世の中いい人では通用しない」
とか
「駆け引き」
といった言葉には敏感に反発してしまう癖があります。
でも、そういう考え方もあるんだ、と受け入れられるようになっていけば、もっと自分の愛の幅を広げていけるのかな、と思いました。
(最近、重い話題ばかりで、ごめんなさいね・・・(;^^A)。)
今日で4月も終わり。明日から最高気候の5月がスタートです☆