いつからか、薄っぺらいHOW TO 本の言葉があまり響かなくなってきた。
いつしか、ツラくて辛くて、そんな系の本を読みあさり過ぎたせいかもしれない。
結局私がが今たどり着いたのは、
悲しい時に思いっきり悲しい!
嬉しい時に思いっきり嬉しい!
って叫べる場所。
そしてその気持ちを一緒に「そうだよねー!!」って共有できる仲間がいる場所。
私にとって、気兼ねなく自然体で感情を出せる場所が、四谷天窓comfortだなって昨日強く思った。
スタッフさんもお客さんも、とても自然な感情を持っている人ばかりのように思う。
プラス思考って考え方がはびこりすぎて、人間の感情が浅くなっている場所がある。人間の感情はそんなに簡単にぐいって上げられる程単純なものだろーかって疑問に思ってた。
とある人から、
「私ね、最近感情がなくなったんじゃないかっていう位、怒りとか悲しみを感じないの。この世にある全てが『喜び』なのよ。幸せよ。だからあなたも・・・。」
って「指導」されたことがある。私のこと、上から見下ろしてた。
その人の考え方が正しいとか正しくないとかじゃなく、
「ヤダぁ、そんなの・・・。つまんない。」
って思っただけだった。
私が幸せに思う時は、
悲しい時に一緒に悲しいーって感じたり、
嬉しい時に一緒に嬉しいーって感じたり、
楽しい時に一緒に楽しいーって感じたりしてる時なんだ。
感情は魔法だよ。宝物だよ。
卒業式の日、キライな子ですら愛おしく思ったりする。それは、みんなが「寂しい!」って気持ちを思いっきり一緒に感じてるからじゃない?
私はいつも、隣にいたい。
絶対上から見下ろしたくない。
その考えは、英会話講師をしている時から変わらない。
私の方が英語を上手く話せても、私の方が大人でも、
私はこどもたちの隣にいたかった。
それが一番心地よかった。
だから本気でこどもの言葉にムカっと来たりして、大人げなく怒ったりしたこともあった。こどもに「あえか大人なのにー」とか言われることしょっ中だった。でも、その分同じくらい本気で一緒に笑ったよ。おなか抱えるくらい笑ったよ。ほんとに楽しかったから。
私が幸せに思う時はそういう時。
だからライブで、私が感じてる感情を一緒に感じてくれてるのが分かる時、一番幸せなんだ。
私はロックミュージシャンじゃないから。
「~みたいに生きようぜ~!!」
みたいなことはできない。
ただただ、(ステージがちょっと高くても気持ちは)みんなの隣に座って、みんなの感情を感じて、それを一緒に体で感じるのが、好き☆。
感情は殺したり、何かと混ぜてごまかすとおかしくなる。
原石のまんま、まっすぐ感じたらきっと、きらきら輝いてくれる。
―昨日のセットリスト―
①地図
②Thank you
③どしゃぶり雨
④ずっと、ぎゅっと・・・
⑤こげ茶色の影(フルコーラス)
⑥今日の日記