本日は
『山崎バニラの愉快な活弁ワールドin Yokohama 第二弾』 でございました☆。
大正琴弾き語りのBGMに乗りまして、団子兵衛が繰り広げる『心の力』の世界に
そして
キーボード弾き語りのBGMに乗りまして、ハロルド・ロイドが繰り広げる『豪勇ロイド』の世界に
行って参りました。
名残でなんとなく、言葉が「バニラ」語(モドキ)になるのであります(笑)。
(なんだか、関東人が下手な関西弁をしゃべってるのと同じような感覚がしてきたので、この辺でやめておきます。。。(^^;A))
「どちらもあらすじは同じ」
とのことでしたが、それでも別の世界を十分楽しめました。
バニラのブログによると
「繰り返し見れば見るほど奥が深い作品」
とのことでしたので、1回(『心の力』は2回め)しか観ていないわたしがあらすじをお話するのもどうかとは思いますが
簡単に言うと
「自分を信じれば、お守りがあってもなくても、人間にはものすごい力が秘められていて、それを発揮するかしないかは自分次第。」
というようなお話だと思います。
すごく共感しますね。
わたしは、昔から「お守り」好きなので
(神社のお守りというよりは、パワーストーンが好きでいつも持ち歩いています。)
こう…
「お守りがあると自分の力が発揮できる。ないと…」
というような感覚はすごく分かります。
でも、本当は、その「力」というのは、自分が自分を信じる力であって、「お守り」はきっかけに過ぎないんですよね。
自分を100%信じることができれば
ある意味、何だってできてしまうワケです。
お守りを落としてもそれに気付かずにどんどん強くなっていく団子兵衛や、ロイド氏を見て…
そんな嬉しいことを久しぶりに思い出しました。
ここまで読んだ時点でお分かりのとおり
わたしはすっかり、その白黒映画の世界に浸ってしまいました。
つまり、山崎バニラは、自分の存在を透明にし
映画の世界へわたしたちをあっという間に連れ込んでしまったのです。
これは、ものすごいことだと思います。
特に、学生時代のバニラを知るわたしにとっては
感動すら覚えます。
あれだけインパクトのある声で
あれだけ可愛らしい顔で
あんな頭をして(笑)
普通に立ってたら目立たないワケがない。
そして、本人も今日似たようなことを言ってましたが
元々舞台女優さんだったので
舞台の真ん中に立って、自分自身の存在感をアピールするコトの方が、本当は得意だし、好きだったと思うんですよね。
それが、今日わたしは、殆どバニラがどんな顔してるかとか、どんな曲を弾いてるか…なんてことは、全く気にならなかったんです。
(ほんとは気にして勉強しようと思ったのに。。。^^)
結構わたしは、そういった裏を見るのが好きな方なんですけどね。
小さい頃、絵本を読んでもらっている時も、絵本は殆ど見ずに、母っちの顔ばかり見てる方でしたし…。
それが、どっぷりです、どっぷり…
脇にバニラがいることを忘れて
映画の世界に入り込んでしまいました。
たった1箇所、バニラを見たのは
ヒロインが
「見て見て!座敷わらしよ!」
と言って、バニラの方を指さした時くらいです。
(「ヒロインが言った」といっても、実際そのヒロインの声を出してるのは、バニラなんですけどね。ほら!入りこんじゃってるでしょう?!)
そのヒロインに向かって、バニラが笑顔で手を振ってました☆。
最高に笑えました^^。
存在を出す時は、パッと現れることもできるんです。
この、バニラ忍法隠れ蓑の術によって
「芸」が「芸術」の域に達したように思います。
わたしも、お客さんが、目の前の「あえか」の存在など忘れて、歌から映写された景色と世界に吸い込まれていく、そんな芸術を目指そうと思ったのでした。
バニラが学生の頃、とある演出家さんに
「その『声』をいつか乗り越えなきゃなぁ。」
と言われて悩んでいたのを思い出しました。
当時バニラは、あの可愛らしい声だけでも十分お客さんを惹き付けることができたので、それに頼っている…という指摘だったと思うんですが、今は、ほんっと、その『声』を超えたなって思います。超えたどころか…様々な声は出すわ、バニラ忍法隠れ蓑の術も使えるわ、様々な知識があるわ、書く台本は面白いわ…ものすごい人になりました。
バニラとあえかのラジオ ストリーミング配信中
山崎バニラをゲストに迎えた5/2放送の
『あえかFM amedama-チャンネル』
をストリーミング配信にてお聴きいただけます。
こちらからどうぞ↓
KAWASAKI-FM
注:山崎バニラの「崎」は「立」と書く方なのですが、文字化けする為「崎」で代用させていただいておりますm(_ _)m。