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「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

英語ニュース記事で英文法のポイント等を解説。旧「50歳からの英語練習帳」。講師61歳。40歳から英語やり直し。

measure+補語【第459回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-01-16 09:13:59 | 分詞構文
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

車で運べる折りたたみ型太陽光発電パネルがあれば辺鄙な場所にも電気を届けられます。
今日は、「measure+補語」について、「Interesting Engineering」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 measure+補語

▷今日の例文

 例▷ Measuring 5 or 10m(20 or 40ft) in width and up to 200m(656ft) in length,...

 訳例▷ 幅が5または10メートル(20または40フィート)、長さが200メートル(656フィート)で、....





▷解説
  
 動詞として遣われる「measure」は、他動詞の場合と自動詞の場合があります。
 他動詞の場合は、後ろに目的語が来て、「〜を測る」などの意味になります。
 「今日の例文」は、自動詞として使われている例です。
 「measure+補語」の形になっています。
 この場合の意味は「〜の長さ(大きさ)がある」という意味で、補語の部分にサイズを表す数字などがきます。
 なお「今日の例文」では分詞構文として使われています。主節は省略しました。

▷その他の単語

 in width: 幅が
 up to: 最大 
 ft: フィート ※feetの略
 in length: 長さが

▷今日の例文は「Interesting Engineering」から
 タイトル:A foldable solar mat


主語を問う疑問文【第458回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-01-15 05:42:29 | 使い方
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

犬が大量に積もった雪の中を駆け回って、まるで雪かきをしているようです。
今日は、「主語を問う疑問文」について、「Animal Life」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 主語を問う疑問文

▷今日の例文

 例▷ Who needs a snow plow when you have a dog?

 訳例▷ 犬がいれば、誰が雪かき道具が必要でしょうか?




▷解説
  
 疑問文では「do」「does」「did」といった助動詞が出てくる場合が多いです。
 例▷ When did she learn Chinese?(彼女はいつ中国語を勉強しましたか?)
    Where did she learn Chinese?(彼女はどこで中国語を勉強しましたか?)
    Why did she learn Chinese?(彼女はなぜ中国語を勉強しましたか?)
    How did she learn Chinese?(彼女はどうやって中国語を勉強しましたか?)
    What did she learn?(彼女は何をを勉強しましたか?)
  などとなります。

 ところが、主語を尋ねる疑問文の場合はこうした助動詞は不要です。
 例▷ Who learned Chinese?(誰が中国語を勉強しましたか?)
    Who Learns Chinese?(誰が中国語を勉強していますか?)
  などとなります。
 助動詞が出てこないため動詞は過去形になったり、三単現の「s」がついたりします。

 「今日の例文」も主語を問う疑問文です。
 ちなみに、この文は「誰が〜だろうか? そんな人はいない」という「反語」の意味を表しています。

▷その他の単語

 snow: 雪
 plow: すき、すきのような器具

▷今日の例文は「Animal Life」から
 タイトル:Who needs a snow plow when you have a dog?



「be known for」と「be known as」【第457回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-01-14 05:19:33 | 使い方
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

宮城県では冷たい冬の中、1カ月かけて「へそ大根」が作られています。
今日は、「「be known for」と「be known as」」について、「NHK WORLD News」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 「be known for」と「be known as」

▷今日の例文

 例▷ Miyagi Prefecture's Marumori Town is famed for a delicacy known as Heso Daikon.

 訳例▷ 宮城県丸森町は「へそ大根」として知られる珍味で有名です。



▷解説
  
 「A is known for B」は「AはBで知られる」、「A is known as B」は「AはBとして知られる」という意味です。
 例えば
  He is known for his kindness.(彼は優しさで知られる。)
  He is known as the fastest athlete.(彼は最速のランナーとして知られる。)
 というように「for」と「as」で微妙に意味が違います。

 「A is known as B」の場合は、「A=B」が成り立ちますが、「A is known for B」の場合は成り立ちません。
 つまり「He is known as the fastest athlete.」の例だと「He」と「the fastest athlete」は「He is the fastest athlete.」と書くことができますが、「He is known for his kindness.」は「He is his kindness.」とは書けません。

「今日の例文」の場合は、「be famed for a delicacy」は「珍味で有名」、「known as Heso Daikon」は「へそ大根として知られている」です。

▷その他の単語

 famed:  «〜で/〜として» 有名[高名]な、名高い«for/as»
 delicacy: 珍味、美味

▷今日の例文は「NHK WORLD News」から
 タイトル:Japan’s amazing Belly Button Radishes!



wh名詞節【第456回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-01-13 05:24:07 | 使い方
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

イカの体の模様の神秘的な変化に目を奪われます。
今日は、「wh名詞節」について、「Animal Life」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 wh名詞節

▷今日の例文

 例▷ This, this is how Cthulhu will hypnotize us into maddening devotion...

 訳例▷ これが、これが、クトゥルフが私たちを狂的な忠誠へと催眠術で誘う方法なのだろう。




▷解説
  

 普通の文に、以下のような「w」や「h」で始まる言葉をつけると、文全体が名詞のような働きになる「名詞節」を作ることができます。

 文全体が名詞のような働きとは、例えば、
 普通の文: I studied English.(私は英語を勉強した。)
  を名詞節にすると、
 ・when she studied English(いつ彼女が英語を勉強したか)
 ・where she studied English(どこで彼女が英語を勉強したか)
 ・why she studied English(なぜ彼女が英語を勉強したか)
 ・how she studied English(どうやって彼女が英語を勉強したか)
 ・what she studied(彼女が何を勉強したか)
  のようになります。

 これらは名詞として働くので、例えば動詞の目的語や補語になります。
  以下の例は動詞の目的語です。
 ・I know when she studied English.(いつ彼女が英語を勉強したかを、私は知っている。)
 ・I know where she studied English.(どこで彼女が英語を勉強したかを、私は知っている。)
 ・I know why she studied English.(なぜ彼女が英語を勉強したかを、私は知っている。)
 ・I know how she studied English.(どうやって彼女が英語を勉強したかを、私は知っている。)
 ・I know what she studied.(彼女が何を勉強したかを、私は知っている。)
  というようになります。

 そして「今日の例文」では「how Cthulhu will hypnotize us into maddening devotions」が「クトゥルフが私たちを狂的な忠誠へと催眠術で誘う方法」という意味の名詞節になっています。
 そして「This, this is」に続く「補語」になっています。
 補語というのは「This is a pen.」の「a pen」と同じです。

 第386回でも取り上げています。
 
▷その他の単語

 Cthulhu: クトゥルフ神話などに登場する架空の神性、あるいは宇宙生物。
       ※引用:Wikipedia
 hypnotize: 〜に催眠術をかける、〜を魅了する、〜の心を奪う
 maddening: 腹立たしい、いらいらさせる、気を狂わせるほど(ひどい)
 devotion:  献身、忠誠心

▷今日の例文は「Animal Life」から
 タイトル:This, this is how Cthulhu will hypnotize us into maddening devotion...


getを使った受動態【第455回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-01-12 06:06:26 | 現在分詞・過去分詞・動名詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

ベビーキャロットはこうやって作られます。
今日は、「getを使った受動態」について、「Now This」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 getを使った受動態

▷今日の例文

 例▷ After harvest they get washed.

 訳例▷ 収穫後、洗われます。



▷解説

 「〜される」という受け身の意味を表すのが受動態です。
 受動態は「be動詞+過去分詞」で作るのが基本ですが、「be動詞」の代わりに「get」を使う場合もあります。
 例えば、「fire(クビにする)」を使って「私はクビにされた」という場合、「I was fired.」または「I got fired.」のどちらの受動態も使うことができます。

 ただ、「get」を使った場合の方が「動きが感じられる」などと言われています。

 「今日の例文」の「get washed」は、「wash」(〜を洗う)の過去分詞「washed」を使った受動態で、「洗われる」という意味です。

 be動詞を使って「After harvest they are washed.」と書くよりも「get」を使った方が作業している感じがでます。
 
▷その他の単語

 after: 〜の後で
 harvest: (作物の)収穫, 刈り入れ; 収穫期

▷今日の例文は「Now This」から
 タイトル:How Baby Carrots Are Made