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関係代名詞の非制限用法【第578回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

コロナを避けるために海岸で授業をしているスペインの学校があります。
「関係代名詞の非制限用法」について、「Now This」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 関係代名詞の非制限用法

▷今日の例文

 例▷  The program is called Aire Limpio, which means ‘fresh air’ in Spanish.

 訳例▷ このプログラムは「Aire Limpio」と呼ばれています。それはスペイン語で「新鮮な空気」という意味です。



▷解説
     
 関係代名詞が作る関係代名詞節は、文の途中や最後に置かれ、追加的な説明の役割をすることがあります。

 「今日の例文」では、「カンマ(,)」の後の「which means ‘fresh air’ in Spanish」の部分が補足的に直前の「Aire Limpio」を説明しています。
 なお、このように「カンマ(,)」で切って関係代名詞を続ける使い方を「関係代名詞の非制限用法」と言います。
 補足的な説明なので、訳例のように関係代名詞の前で一旦文章を終わらせることが多いです。

 関係代名詞には制限用法と非制限用法があります。
 例1▷ I have a brother who is a doctor.
 例2▷ I have a brother, who is a doctor.
 例1が関係代名詞の制限用法で、「私には医者をやっている兄がいます。」という意味になります。
 この文の場合、他にも兄弟がいる可能性が示唆されています。
 例2は非制限用法で、「私には兄が一人おり、彼は医者をやっています。」という意味になります。
 この文の場合、兄弟は一人しかいないことが示されています。
 このように制限用法と非制限用法で意味が変わってくる場合があります。
 また、関係代名詞の「that」には制限用法しかありませんので、非制限用法を使いたい場合は「, which」「, who」などを使います。
      
▷その他の単語

 program: プログラム
 is called: 〜と呼ばれている
 mean: 意味する
 fresh air: 新鮮な空気

▷今日の例文は「Now This」から
タイトル:Spanish Students Learn at the Beach



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