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「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

英語ニュース記事で英文法のポイント等を解説。旧「50歳からの英語練習帳」。講師61歳。40歳から英語やり直し。

接続詞の前後を訳す順番【第708回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-09-22 04:48:27 | 接続詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

パリでセーヌ川をまたぐ綱渡りに成功した人がいます。
「接続詞の前後を訳す順番」について、「TRT World」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 接続詞の前後を訳す順番

▷今日の例文

 例▷ French slackliner crossed the Seine river on a 70 metre-high tightrope strung between the Eiffel Tower and Challiot Theatre as crowds cheered below.

 訳例▷ フランス人のスラックライナーがエッフェル塔とシャイヨー国立劇場の間に張られた70メートルの高さの綱渡りの綱をつたい、セーヌ川を渡りました。その時、人々は下で声援をおくりました。


▷実際のニュース映像TRT World

▷解説

 My father was watching TV when I came home.
 
 この文の場合「when I came home」の部分を先に訳して「私が帰った時、父はテレビを見ていた。」とするのが普通です。しかし、場合によっては訳し方を変えた方がいい時があります。

 I was walking on the beach when I found a beautiful shell.

 こうした場合は「when」以下を先に訳しても間違いではありませんが、「ビーチを歩いていた時、私は美しい貝殻を見つけました。」という風に訳す方が自然になります。「when(〜の時)」という接続詞がまるで「I was walking on the beach」の前についているように訳すわけです。

 「今日の例文」では「when」と同じ意味を持つ「as」(〜の時)が使われていますが、この文の場合もちょっと訳を工夫をする方が自然になります。
 「as crowds cheered below」は普通に訳すと「人々が下で声援した時に」となりますが、全体を読むと、上の訳例のように最後につけるような形に訳した方が自然です。

▷その他の単語

 French: フランスの、フランス人[語]の、フランス風[式]の
 slackliner: スラックライナー ※スラックライン(slacklining)とは、細いベルト状のラインの上でバランスを楽しむ遊びである。バランス感覚や集中力などを鍛えることができると他のスポーツのオフトレーニングとしても幅広く使用される。引用:Wikipedia
 the Seine river: セーヌ川
 〜 metre-high: 〜メートルの高さの
 tightrope: (綱渡りの)ぴんと張った綱
 strung: stringの過去分詞 〜を張る 
 the Eiffel Tower: エッフェル塔
 Challiot Theatre: シャイヨー国立劇場
 crowds: 群衆 ※crowdの複数形
 cheer: 声援する
 below: 下で

▷今日の例文は「TRT World」から
Slackliner walks tightrope between Eiffel Tower and Chaillot




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