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「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

英語ニュース記事で英文法のポイント等を解説。旧「50歳からの英語練習帳」。講師61歳。40歳から英語やり直し。

結果の「to不定詞」【第802回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-12-25 04:07:54 | 不定詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

雪に顔を突っ込んで顔型をつくっています。
「結果の「to不定詞」」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 結果の「to不定詞」

▷今日の例文

 例▷ A man named Li Daguo dunked his head into deep snow piled up on a car's bonnet to create funny face prints in northern China.

 訳例▷ 中国北部で、Li Daguoという名前の男性が、車のボンネットに積もった深い雪の中に顔を突っ込んで、おかしな顔型をつくりました。


▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

 不定詞には副詞的用法、名詞的用法、形容詞的用法の3つの用法があります。

 副詞的用法はさらに3種類に分けられます。
 ①目的を表す「〜するために」
 ②結果を表す「〜してそして〜」
 ③理由を表す「〜したので」

 「今日の例文」では②の「結果を表す不定詞」が使われています。
 ここでは「to create」がその不定詞です。
 全体を読むと前半部分が「男の人が雪に頭を突っ込んだ」で「to create」以下が「おもしろい顔型をつくった」となっています。
 これは時間の順番に並べられていますので、前から順に訳していって、「to create」以下の部分は「そして〜」という結果の意味に解釈します。
 
▷その他の単語

 name: 名付ける
 dunk: 〜を突っ込む
 pile up: 〜を積み上げる
 bonnet: ボンネット ※アメリカ英語だとhood

▷今日の例文は「The Sun」から
Chinese man dunks his head into deep snow creating face prints





「理由・原因」を表す不定詞【第739回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-10-23 04:14:43 | 不定詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

小型飛行機に知らない間にネコが同乗していました。
「「理由・原因」を表す不定詞」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ
 
 「理由・原因」を表す不定詞

▷今日の例文

 例▷ Midway through the flight, Romain and his partner were stunned to see a cat suddenly materialise on the wing of the plane.

 訳例▷ フライトの途中で、Romainと彼のパートナーはネコが突然飛行機の翼の上に現れたのを見て愕然としました。


▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

 「to+動詞の原形」が「不定詞」です。
 不定詞には「名詞的用法」「副詞的用法」「形容詞的用法」の3つの用法があります。
 副詞的用法はさらに3種類に分けられます。
 ①目的を表す「〜するために」
 ②結果を表す「〜してそして〜」
 ③理由を表す「〜したので」

 「今日の例文」の「to see〜」は、「③理由を表す「〜したので」」です。
  
▷その他の単語

 midway through: 〜の途中で
 flight: フライト、飛行機旅行
 be stunned to:  愕然として、唖然として
 suddenly: 突然
 materialise: 突然現れる ※イギリス英語なので-se、アメリカ英語は-ze
 wing: 翼
 plane: 飛行機

▷今日の例文は「The Sun」から
Cat stuns pilot in mid-air



不定詞の副詞的用法【第722回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-10-06 04:13:30 | 不定詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

多くの傷ついた犬の面倒を見ている男性が子犬を助け出しました。
「不定詞の副詞的用法」について、「The Dodo」をもとに解説します。

▷今日のテーマ
 
 不定詞の副詞的用法

▷今日の例文

 例▷ Guy rescues a tiny stray puppy who was stuck in between two walls — and he’s so excited to bring him home to meet his 9 other dogs.

 訳例▷ 男の人が二つの壁の間に挟まって動けなくなった小さな迷子の子犬を救助しました。彼はその子犬を犬に持ち帰って自分の9匹の他の犬に会わせて喜んでいます。


▷実際のニュース映像はThe Dodo

▷解説

 不定詞には副詞的用法、名詞的用法、形容詞的用法の3つの用法があります。
 副詞的用法はさらに3種類に分けられます。
 ①目的を表す「〜するために」
 ②結果を表す「〜にしてそして〜」
 ③理由を表す「〜したので」

 「今日の例文」では②と③の意味の不定詞が使われています。
 「excited to 〜」が「〜して喜んでいる」という③の理由を表す不定詞です。
 「to meet 〜」の部分がその前からつながってきている「〜して、そして〜に会わせた」という②の結果を表す不定詞です。

 文全体の意味はそれほど難しくありませんが、自然な日本語にするのが難しい例文です。
 上の訳例では不定詞の用法をわかりやすくするためにかなり直訳調になっています。
  
▷その他の単語

 guy: 男(の人)、やつ ※イギリス議会爆破を計画したGuy Fawkesの名から
 rescue: 救助する
 tiny: とても小さい、ちっちゃい
 stray: はぐれた、家のない
 puppy: 子犬
 stuck: 身動きがとれない
 in between: 間に

▷今日の例文は「The Dodo」から
Guy Rescues Tiny Puppy Who Was Stuck Between Two Walls



watch+A+動詞の原形【第711回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-09-25 04:49:31 | 不定詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

中国の秋の名月のお祭りで月のデザインを施した大きな風船が逃げ出しました。
「watch+A+動詞の原形」について、「Now This」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 watch+A+動詞の原形

▷今日の例文

 例▷ One of the inflatable moons from a mid-autumn moon festival in Henan province, China, rolled away on Monday — watch two poor staffers try and chase it down

 訳例▷ 中国の河南省で行われた中秋節の月型風船の一つが月曜日に転がり出てしまいました。かわいそうな職員達がそれを追いかけてつかまえようとしているのを見てください。


▷実際のニュース映像はNowThis

▷解説

 「watch (見る)」は「watch+A+動詞の原形」で「Aが〜するのを見る」という意味になります。
 この「動詞の原形」を「原形不定詞」と呼ぶ場合もあります。
 こうした原形不定詞は、「watch」「see」「hear」「feel」などの知覚動詞、「make」「let」「have」などの使役動詞、「help」など一部の動詞とともに使われます。

 「今日の例文」では「two poor staffers」が「A」で、「try」と「chase」が「動詞の原形」、すなわち「原形不定詞」です。

関連映像 2016年福建省でのもの

▷その他の単語

 inflatable: 風船型の、膨らませることができる、空気注入式の、(空気を入れて)ふくらませる(もの)
mid-autumn moon festival: 中秋節
 Henan province: 河南省 ※中華人民共和国の省の一つ。地域の大部分が黄河の南にあるため河南と称された。引用;河南省 - Wikipedia
 roll away: 転がって行く、遠ざかる
 poor: かわいそうな、気の毒な
 staffer: (特に行政[報道]機関の)職員
 chase A down: Aを追いかけて捕まえる

▷今日の例文は「Now This」から
Inflatable Moon Rolls Away During Festival



不定詞の形容詞的用法【第707回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2021-09-21 04:32:28 | 不定詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

イランにどんなものでも体にくっつける不思議な男性がいます。
「不定詞の形容詞的用法」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 不定詞の形容詞的用法

▷今日の例文

 例▷ Man has a unique ability to make any object stick to him.

 訳例▷ 男にはどんなものでも自分にくっつかせる特別な能力があります。


▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

 「to不定詞」には副詞的用法、名詞的用法、形容詞的用法があります。

 副詞的用法:「〜するために」という目的を表すものなど
 例▷ I study English to become a cabin attendant.
(私はキャビンアテンダントになるために英語を勉強しています。)
 「to become a cabin attendant」は、動詞「study」にかかっています。

 名詞的用法:「〜すること」という名詞のような意味になる
 例▷ I like to study English.
(私は英語を勉強することがすきだ。) 
 「to study English」の部分は名詞の役割をしています。ですので動詞の目的語、主語、補語になったりします。

 形容詞的用法:「〜な(名詞)」「〜という(名詞)」「〜のための(名詞)」「〜すべき(名詞)」といった形で名詞を修飾(説明)する役割を持ちます。
 例▷ I need water to drink.
(私は飲み水が必要です。)
 この文の場合「to drink」が直前の名詞「water」を修飾(説明)しています。

「今日の例文」の「to make any object stick to him」は、形容詞的用法のto不定詞で、直前の「a unique ability」という名詞句を修飾(説明)しています。

▷その他の単語

 unique: すばらしい、格別の、類まれな
 ability to do: 〜する能力、〜できること ※ability of doingでも同じ意味
 object: 物
 stick to: 〜にくっつく

▷今日の例文は「The Sun」から
Man with more than just a magnetic personality