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「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

英語ニュース記事で英文法のポイント等を解説。旧「50歳からの英語練習帳」。講師61歳。40歳から英語やり直し。

helpのすぐ後の原形動詞【第852回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-02-13 04:31:57 | 不定詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

学校の児童たちが車の多い道を渡る時、イヌが車を牽制して子どもたちの安全を守っています。
helpのすぐ後の原形動詞」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 helpのすぐ後の原形動詞

▷今日の例文

 英文▷ A stray dog has been putting safety first by helping a group of schoolchildren cross a busy road.
      
 訳例▷ 一匹の野良犬が、学校の児童たちが交通量の多い道路を渡るのを助けることで、安全第一を実施していました。
 

▷実際のニュース英語はThe Sun

▷解説
 
 動詞「help」の後に、動詞の原形が来ることがあります。
 「help+A+動詞の原形」の形で「Aが〜するのを助ける」「Aが〜することの役に立つ」といった意味になります。

 「今日の例文」では、「A」にあたるのが「a group of schoolchildren」で、動詞の原形が「cross」です。
 「学校の児童たちが渡るのを助ける」という意味になっています。

 なお、今回の「help」は「helping」と動名詞になっており、「by helping」で「〜を助けることによって」という意味になっています。

▷その他の単語

 stray dog: 野良犬
 put safety first: 安全を第一に考える、安全を最優先する[に考える・に扱う]、安全ファーストで考える
 a group of: 集団の、グループの
 schoolchildren: 学校の児童たち
 cross : 〔~を〕横断する、渡る
 a busy road: 車[交通量]の多い道路

▷今日の例文は「The Sun」から
Dog helps children cross the street


「be about to+動詞」の意味【第838回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-01-30 04:33:44 | 不定詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

メモに書いてあったお願いを見て、配達の女性がミッキーマウスの格好になり、その家の子どもに誕生日プレゼントを渡してあげました。
「「be about to+動詞」の意味」について、「Interesting Channel」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 「be about to+動詞」の意味

▷今日の例文

 例▷ Something BEAUTIFUL is about to happen.

 訳例▷ 何かステキなことがまさに起ころうとしています。
 

▷実際のニュース映像はInteresting Channel

▷解説

 「be about to+動詞」は「もうすぐ〜する」「まさに〜するところである」といった意味を表します。
 しばしば「be just going to+動詞」というように、justがaboutの前に添えられて、直前であることを強調することもあります。

 「be to+動詞」の形で、①予定「~する予定だ」、②義務「~すべきである」、③可能・不可能「~できる」、④運命「~する運命だ」、⑤意図「~するつもりだ」というような意味がありますが、「be about to+動詞」は、この仲間とも考えることができます。

 「今日の例文」でもこの「be about to+動詞」が使われています。

 ちなみに「be not about to+動詞」だと、「〜するつもりは全然ない」という意味になります。

▷その他の単語

 something: 何か
 ※「something」や「anything」は、その直後に形容詞や「to不定詞」が来ることが多いです。something hot(何か熱いもの)、something to drink(何か飲む物)、something hot to drink(何か熱い飲み物)
 happen: 起きる

▷今日の例文は「Interesting Channel」から
kindness tweet



疑問詞+to不定詞【第814回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-01-06 04:14:38 | 不定詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

1955年、新聞がデパートのサンタクロース電話番号をミスプリントしたため、子どものかけた電話が「北米航空宇宙防衛司令部(NORAD: The North American Aerospace Defense Command)」につながりました。それ以来、このNORADは60年以上毎年サンタクロースの追跡情報を「noradsanta.org」もしくは電話で提供しています。
「疑問詞+to不定詞」について、「Reuters」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 疑問詞+to不定詞

▷今日の例文

 例▷ How to follow Santa's Christmas flight.

 訳例▷ サンタのクリスマス飛行を追いかける方法。


▷実際のニュース映像はReuters

▷解説

 「to+動詞の原形」で表されるのが「不定詞」です。
 「不定詞」にはさまざまな使いかたがあります。
 その一つが「疑問詞+to不定詞」です。
 「疑問詞+to不定詞」で、名詞の役割をする名詞句を作ります。
 
 例▷ I don't know how to answer this question.
   (私はこの問題の解き方がわからない。)
 「how+to不定詞」で「〜する方法」「〜の仕方」といった意味になります。

 例▷ I don't know when to start the job.
   (私はいつその仕事を始めるべきかわからない。)
 「when+to不定詞」で「〜する時間」「〜すべき時間」「いつ〜すべきか」といった意味になります。

 例▷ I don't know where to go.
(私はどこにいくべきかわからない。)
 「where+to不定詞」で「〜する場所」「〜すべき場所」「どこに(で)〜するべきか」といった意味になります。

 例▷ I don't know what to do.
   (私は何をするべきかわからない。)
 「what+to不定詞」で「何を〜するべきか」「〜すべきこと」といった意味になります。
 
 「今日の例文」では「how+to不定詞」が使われています。
 
▷その他の単語

 follow: 〜の後をつける、〜を尾行する、追跡する
 flight: 空の旅、飛行

▷今日の例文は「Reuters」から
How NORAD tracks Santa’s flight – Technology



原形不定詞が来る動詞【第810回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-01-02 04:02:02 | 不定詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

小学校の先生が毎日のポジティブ・アファメーションで、生徒たちに自信を持たせています。
「原形不定詞が来る動詞」について、「Now This」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 原形不定詞が来る動詞

▷今日の例文

 例▷ Atlanta Teacher Has Students Voice Positive Affirmations.

   This teacher is helping her students build self-confidence with daily affirmations.

 訳例▷ アトランタの先生が生徒たちにポジティブ・アファメーションを言葉にさせています。
    
     この先生は毎日のアファメーションで、生徒達が自信を築くのを助けています。



▷解説

 「to+動詞」を「to不定詞」といい、さまざまな役割があります。
 どんな役割があるかは昨日のブログを見てください。

 そして、不定詞の中には「to」がつかないものもあります。
 これを「原形不定詞」といいます。見た目は動詞の原形です。
 文の途中で突然動詞の原形が出てくるので、とまどうこともありますが、「toのない不定詞」と考えればわかりやすいかもしれません。
 「原形不定詞」が使われるのは次のような場合です。

 1.「使役動詞」のあと
   例▷ The song makes me cry.(その歌は私を泣かせる。)
     「cry」が「原形不定詞(動詞の原形)」です。

 2.「知覚動詞」のあと
   例▷ I saw him jump into the pool.(私は彼がプールに飛び込むのを見た。)
     「jump」が原形不定詞(動詞の原形)」です。

 3.「help」のあと
   例▷ His mother helped him do his homework.(彼の母は彼が宿題をするのを手伝いました。)
     「do」が原形不定詞(動詞の原形)」です。なお、「help」の場合は「to」が入る場合もあります。

 「今日の例文」に出てくる「原形不定詞」は「1.「使役動詞」のあと」と「3.「help」のあと」です。

 「Atlanta Teacher Has Students Voice Positive Affirmations.」の「has」は使役動詞で「voice」が原形不定詞です。なおこの「voice」は「声を出す」という意味の動詞です。

「This teacher is helping her students build self-confidence with daily affirmations.」では、「help」のあとに「build」という原形不定詞が来ています。

 今回、「to」の使いかたをまとめた図を作ってみました。「原形不定詞」には「to」はつきませんが、この図の中の位置づけを見るとわかりやすいのではないかと思います。


▷その他の単語

 Atlanta: アトランタ ※アメリカGeorgia州の州都
 voice: 声を出す
 positive affirmation: ポジティブ・アファメーション ※肯定的な自己暗示
 build self-confidence: 自信を持つ[付ける]
 daily: 毎日の

▷今日の例文は「Now This」から
NowThis Kids: Atlanta Teacher Has Students Voice Positive Affirmations



不定詞の形容詞的用法【第809回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-01-01 04:08:12 | 不定詞
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

ニュージーランドの放送局、ジャーナリスト、翻訳者であり、テレオマオリの通訳であるOriini Kaiparaさんは聖なるタトゥー「moko kauae(モコ・カウアエ)」をいれています。「モコ・カウアエ」とは、マオリ族の慣習で、女性の顎に施すタトゥーです。
「不定詞の形容詞的用法」について、「TRT World」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 不定詞の形容詞的用法

▷今日の例文

 例▷ Oriini Kaipara makes history by becoming the first person with a Maori face tattoo to present a news programme.

 訳例▷ Oriini Kaiparaさんは、マオリのフェイスタトゥーを持ち、ニュース番組の進行を務める最初の人物になることで歴史を塗り替えました。


▷実際のニュース映像はTRT World

▷解説

 「to不定詞」には副詞的用法、名詞的用法、形容詞的用法があります。

 副詞的用法:「〜するために」という目的を表すものなど
 例▷ I study English to become a cabin attendant.
(私はキャビンアテンダントになるために英語を勉強しています。)
 「to become a cabin attendant」は、動詞「study」にかかっています。

 名詞的用法:「〜すること」という名詞のような意味になる
 例▷ I like to study English.
(私は英語を勉強することがすきだ。) 
 「to study English」の部分は名詞の役割をしています。ですので動詞の目的語、主語、補語になったりします。

 形容詞的用法:「〜な(名詞)」「〜という(名詞)」「〜のための(名詞)」「〜すべき(名詞)」といった形で名詞を修飾(説明)する役割を持ちます。
 例▷ I need water to drink.
(私は飲み水が必要です。)
 この文の場合「to drink」が直前の名詞「water」を修飾(説明)しています。

「今日の例文」の「to present a news programme」は、形容詞的用法のto不定詞で、「the first person」という名詞句を修飾(説明)しています。
 なお間に「with a Maori face tattoo」という前置詞句が入っているので、「to不定詞」がどの名詞を修飾するのかがややわかりにくくなっています。

▷その他の単語

 make history: 歴史的な偉業を成し遂げる
  ※「We make history.」とスピーチなどでよく言います。文法的には「We will make history.」などが正しいのですが、言葉に「勢いをもたせるため」に現在形を使っています。
 tattoo: 入れ墨、タトゥー
 present: 〈テレビ・ラジオなどで番組〉の進行を務める
 programme: 番組 ※イギリス英語 アメリカ英語はprogram

▷今日の例文は「TRT World」から
Maori journalist becomes first person to anchor with chin tattoo