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「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

英語ニュース記事で英文法のポイント等を解説。旧「50歳からの英語練習帳」。講師61歳。40歳から英語やり直し。

「get」を使った受動態【 |連続| 第1056回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-09-05 04:09:02 | 受動態
Let's get started with day 5 for the month of September.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

子ネコが深い深い井戸に落ちてしまいまいした。
「「get」を使った受動態」について、「The Dodo」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 「get」を使った受動態

▷今日の例文

 英文▷ Tiny kitten cried for hours until rescuers came — watch her get reunited with her mom.

 訳例▷ 救助の人が来るまで子ネコは何時間も泣きました。彼女がママネコと再会するのを見てください。


▷実際のニュース映像はThe Dodo

▷解説

「〜される」という受け身の意味を表すのが受動態です。
受動態は「be動詞+過去分詞」で作るのが基本ですが、「be動詞」の代わりに「get」を使う場合もあります。
例えば、「fire(クビにする)」を使って「私はクビにされた」という場合、「I was fired.」または「I got fired.」のどちらの受動態も使うことができます。

ただ、「get」を使った場合の方が「動きが感じられる」「やられた感が強い」などと言われています。

「今日の例文」の「get reunited」は、「reunite」(〜を再会させる)の過去分詞「reunited」を使った受動態で、「再会させられる」=「再会する」という意味です。

なお、「今日の例文」では「watch+A+動詞の原形」(Aが〜するのを見る)という構文が使われています。
「A」が「her」(子ネコ)で動詞の原形は「get」です。「子ネコが再会するのを見る」という意味になっています。 

▷その他の単語

 tiny kitten: 子猫
 cry: 泣く
 rescuer: 救助者、救出者
 mom: お母さん、ママ

▷今日の例文は「The Dodo」から
Kitten Who Fell Down A Well Cries For Hours Waiting For Rescuers

「get」を使った受動態【 |連続| 第1053回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-09-02 04:07:30 | 受動態
Let's get started with day 2 for the month of September.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

子どもがバスケットをしていると……。
「「get」を使った受動態」について、「Now This」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 「get」を使った受動態

▷今日の例文

 英文▷ 'I was trying to talk to my son over the doorbell camera, and he got scared when I said, 'Hi Kody,'' said Casey Hughes, via Newsflare.

 訳例▷ 「私はカメラ付きインターホン越しに息子と話そうとしていました。私は『はーい、Kody』と言った時、彼はびっくりしました」とCasey HughesさんがNewsflareを通して述べました。


▷実際のニュース映像はNowThis

▷解説

「〜される」という受け身の意味を表すのが受動態です。
 受動態は「be動詞+過去分詞」で作るのが基本ですが、「be動詞」の代わりに「get」を使う場合もあります。
 例えば、「fire(クビにする)」を使って「私はクビにされた」という場合、「I was fired.」または「I got fired.」のどちらの受動態も使うことができます。

 ただ、「get」を使った場合の方が「動きが感じられる」「やられた感が強い」などと言われています。

 「今日の例文」の「got scared」は、「scare」(〜を驚かす)の過去分詞「scared」を使った受動態で、「驚かされる」=「驚く」という意味です。

 be動詞を使って「he was scared」と書くこともできますが、「got scared」の方が瞬間的な反応の様子を生き生きと描写しています。 

 なお、scared」は辞書によっては形容詞として解説されているものもあります。
 その場合「get+形容詞」(〜になる)という形だと解釈することも可能です。
 
▷その他の単語

 try to: 〜しようとする
 talk to my son:  息子と話をする
 over the doorbell camera: カメラ付きインターホン越しに
 Newsflare: Newsflare社 ※イギリスのニュース動画プラットフォーム運営会社。

▷今日の例文は「Now This」から
Mom Unintentionally Scares Son by Speaking Through Doorbell


受動態の動名詞【 |連続| 第1043回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-08-23 04:25:23 | 受動態
Let's get started with day 23 for the month of August.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

幸せ過ぎて散歩がジャンプになっています。
「受動態の動名詞」について、「theworldofdog」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 受動態の動名詞

▷今日の例文

 英文▷ This is Tatum, he's a rescue dog and this is his first walk after being adopted.

 訳例▷ このイヌはTatumです。彼は保護されたイヌで今回が引き取られた後の初の散歩です。


▷実際のニュース映像はtheworldofdog

▷解説

 動詞(〜する)を名詞化したものを動名詞(〜すること)と言います。
 動名詞は動詞に「ing」をつければできあがりです。
 
 受動態の形の動名詞を作ることもできます。
 「being+過去分詞」で「〜されること」「〜されたこと」という意味になります。

 「今日の例文」の中の「adopted」は「adopt(〜を養子にする)」の過去分詞で、これが受動態になる時は「be動詞+adopted」(養子にされる)となります。

 そしてこれを動名詞にすると「being adopted」(養子にされること)となります。
 
 ちなみに動名詞は普通の名詞と同じように、主語、目的語、補語、前置詞の目的語になります。
 「今日の例文」では、前置詞「after」の目的語となっています。   

▷その他の単語

 rescue dog: アニマルシェルターから引き取られたイヌ、アニマルシェルター出身のイヌ、保護されたイヌ
 first walk: 初めての散歩
 adopt: 〜を引き取る、〜を養子にする

▷今日の例文は「theworldofdog」から

getを使った受動態【第939回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-05-11 04:48:50 | 受動態
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

イヌがドアの穴にはまっています。
「getを使った受動態」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 getを使った受動態
 
▷今日の例文

 英文▷ Unlucky pooch gets stuck as he tries to get in the house through the cat flap.

 訳例▷ 不運なワンちゃんがキャットフラップを通って家の中に入ろうした時、動けなくなってしまいました。


▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

 「〜される」という受け身の意味を表すのが受動態です。
 受動態は「be動詞+過去分詞」で作るのが基本ですが、「be動詞」の代わりに「get」を使う場合もあります。
 例えば、「fire(クビにする)」を使って「私はクビにされた」という場合、「I was fired.」または「I got fired.」のどちらの受動態も使うことができます。

 ただ、「get」を使った場合の方が「動きが感じられる」などと言われています。

 「今日の例文」の「get stuck」は、「stick」(動かない、はまり込む)の過去分詞「stuck」を使った受動態で、「〔ある状況から〕抜け出せなくなる」「行き詰まる」「立ち往生する」「お手上げ状態になる」などという意味です。

 be動詞を使って「Unlucky pooch is stuck」と書くよりも「get」を使った方が穴にはまったという感じが強くでます。

 なお辞書によっては、「stuck」をすでに形容詞として扱っているものもあります。

 またこの文は見出しのため、冒頭に入るべき「An」が省略されています。

▷summer body
 ちなみにタイトルにある「summer body」とは、夏に自慢出来るようにシェイプアップした体のことを指します。
 このため夏の少し前から集中してトレーニングをしたりします。

▷その他の単語

 unlucky: 不運な、運の悪い、うまくいかない
 pooch: 犬、イヌ ※主に米語
 try to: ~しようとする[試みる]※「しかし成功しなかった」というニュアンス。
 get in the house: 家に入る
 cat flap: キャットフラップ ※猫の出入り口。室内のドアの下部に開口部を設け、猫が自由に通り抜けられるようにしたもの。

▷今日の例文は「The Sun」から
Chubby dog gets stuck in the cat flap

意外な受動態【第882回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-03-15 04:07:47 | 受動態
こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

着るだけで他の動物に変身できるイヌの衣装が人気です。
「意外な受動態」について、「The Sun」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

 意外な受動態

▷今日の例文

 英文▷ Bradley and Chandler were dressed in panda costumes at the office.
    
 訳例▷ BradleyとChandlerは、事務所でパンダのコスチュームを着ました。


▷実際のニュース映像はThe Sun

▷解説

「〜が〜した」という普通の形の文を「能動態」と呼び、これをいわゆる「受け身」の言い方「〜が〜される」という形に変えたものを「受動態」と呼びます。

 例えば、「George destroyed the window.(ジョージがその窓を壊した)」という能動態の文を受動態にすると、「The window was broken by George.(その窓はジョージによって壊された)」となります。

 つまり、能動態を受動態にするには、次の3つを行います。
 ・目的語だったものを主語にする
 ・動詞の部分を「be動詞+過去分詞」にする
 (時制はbe動詞で調節する)
 ・元の主語を「by」と一緒に最後につける(特に必要でない場合はつけない)

 以上が受動態の基本ですが、受動態には意外な使いかたがあります。

 例えば、「彼女は椅子の上に座っていました。」は、「She was seated on the chair.」と書くことができます。
 「was seated」は直訳すると「座らせられていた」ということです。このように日本語の直訳だとちょっと変ですが、英語では受動態で書くほうが普通の場合がよくあります。

 「今日の例文」の「were dressed」もそんな受動態の一つです。
 「dress」は「〜に服を着せる」という意味の動詞なので「〜を着ている」「〜を着る」と言いたい場合、受動態の形で「be dressed」とするのが一般的です。
 「were dressed」は、直訳すると「着せられていた」ですが、より自然な日本語だと「着ていた」となります。

 なお「be dressed」の代わりに「get dressed」を使って「服を着る」という意味を表すこともできます。
 どんな服を着ているかを示したい場合は「be dressed」の場合も「get dressed」の場合も、その後に「in〜」と続けます。

▷その他の単語

 panda: パンダ
 costume: 衣装、コスチューム
 office: オフィス、事務所

▷今日の例文は「The Sun」から
Dogs look like mini pandas