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「英文法さかさ勉強法」アドバンテージ・メディア英語教室のブログ

英語ニュース記事で英文法のポイント等を解説。旧「50歳からの英語練習帳」。講師61歳。40歳から英語やり直し。

仮定法過去【 |連続| 第1346回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2023-06-22 05:28:14 | 仮定法
Let's get started with day 22 for the month of June.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

みんなで仲良く食べましょう。
「仮定法過去」について、「Ramblings」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

仮定法過去

▷今日の例文

英文 
If you knew what I know about the power of giving you would not let a single meal pass without sharing it in some way.

The Buddha

訳例
与えることの力について私が知っていることをもしあなたが知っているならば、何らかの方法で分かち合うことなしに一回の食事を済ますようなことをあなたはしないでしょう。ブッダ


実際のニュース映像はRamblings

▷解説

「if」を使った仮定の表現は、基本的に3種類あります。

①未来の出来事を仮定する場合
【例】
If it rains, we will stay home.(もし雨が降ったら、家にいるでしょう。)
【解説】 
If節の中は未来のことであっても現在形を使います。主節の部分には「will」や「can」といった助動詞が使われます。
なお、実はこの形は厳密にいうと「仮定法」ではありません。
「直説法」と言われる「if」の使い方です。
でもここでは解説のために、以下の②③の仮定法と一緒に並べました。

②現在の状態を仮定する場合(「仮定法過去」と呼ばれることもあります)
【例】
If I were a bird, I could fly.(もし鳥だったら飛べるのに。)
【解説】
現在の状態を違う状態と仮定した場合の表現です。

③過去の出来事が違っていた場合を想定する時
【例】
If you had joined the party, you could have enjoyed it.(パーティに来ていれば、あなたは楽しんだでしょうに。)
【解説】
昔起きた出来事について、実際とは違ったらどうなったかを表現する場合に使います。

「今日の例文」は、「②現在の状態を仮定する場合」です。つまり仮定法過去です。 
if節の中は「knew」と過去形になっています。
主節には「would」が使われています。

なお、「今日の例文」では、if節と主節の間に何も入っていませんが、「カンマ(,)」を「giving」と「you」の間に入れる方がわかりやすい文になります。
   
▷その他の単語

single meal: 一食
pass: 通り過ぎる、終わる、済む
share: 共有する、シェアする
in some way: 何とかして、何らかの方法で
Buddha:  仏陀、釈迦牟尼、釈迦

▷今日の例文は「Ramblings」から




仮定法過去【 |連続| 第1212回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2023-02-08 04:49:14 | 仮定法
Let's get started with day 8 for the month of February.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

CGだけかと思ったら。
「仮定法過去」について、「anand mahindra」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

仮定法過去

▷今日の例文

英文▷ I hope this is for real and some company is manufacturing it. If I lived in a high-rise, this would be a priority purchase! Very innovative.

訳例▷ これが本当で、製造している会社があることを望みます。もし私が高層ビルに住んでいたら、この装置は重要度の高い購入品でしょう。非常に革新的です。


実際のニュース映像はanand mahindra

解説▷

「if」を使った仮定の表現は、基本的に3種類あります。

①未来の出来事を仮定する場合
【例】
If it rains, we will stay home.(もし雨が降ったら、家にいるでしょう。)
【解説】 
If節の中は未来のことであっても現在形を使います。主節の部分には「will」や「can」といった助動詞が使われます。

なお、実はこの形は厳密にいうと「仮定法」ではありません。
「直説法」と言われる「if」の使い方です。
でもここでは解説のために、以下の②③の仮定法と一緒に並べました。

②現在の状態を仮定する場合(「仮定法過去」と呼ばれることもあります)
【例】
If I were a bird, I could fly.(もし鳥だったら飛べるのに。)
【解説】
現在の状態を違う状態と仮定した場合の表現です。

③過去の出来事が違っていた場合を想定する時
【例】
If you had joined the party, you could have enjoyed it.(パーティに来ていれば、あなたは楽しんだでしょうに。)
【解説】
昔起きた出来事について、実際とは違ったらどうなったかを表現する場合に使います。

「今日の例文」は、「②現在の状態を仮定する場合」です。つまり仮定法過去です。 
if節の中は「lived」と過去形になっています。
主節には「would」が使われています。
実際には今高層ビルには住んでいないけれどももし住んでいたら、という仮定の話をしている文です。

▷その他の単語

for real: 本当に、本当の、実際に、実際の、本格的に、本格的な
manufacture: 〜を生産する
high-rise: 〔エレベーターのある〕高層ビル
priority purchase: 重要度の高い購入品
innovative: 革新的な、創造力に富んだ

▷今日の例文は「anand mahindra」から



仮定を表す「with」や「without」【 |連続| 第1209回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2023-02-05 04:26:29 | 仮定法
Let's get started with day 5 for the month of February.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

クラスメートからのプレゼントは……。
「仮定を表す「with」や「without」」について、「Erste Group」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

仮定を表す「with」や「without」

▷今日の例文

英文▷ What would Christmas be without love?

訳例▷ もし愛がなかったら、クリスマスって何でしょう?


実際のニュース映像はErste Group

解説▷

「with」は「〜と一緒に」、「without」は「〜なしで」という意味の前置詞ですが、これらは仮定法の文章の中で仮定の内容を表すために使われることもよくあります。


Without you, I couldn't have gotten this prize.
もしあなたがいなかったら、私はこの賞をとれなかったでしょう。

この文は例えば「If you hadn't helped me, I couldn't have gotten this prize.」と書き換えられます。

つまり「If〜(もし〜)」の部分の意味を「Without〜」で表せるわけです。


With practice, you would be able to play the guitar well.
もし練習すればギターを上手に弾けるようになるでしょう。

この文も「With practice」の部分が「もし〜すれば」という意味を表しています。

「今日の例文」で使われている「without love」もこうした仮定法の使い方です。
「What would Christmas be」は「仮定法過去」の形になっています。

▷その他の単語

Christmas: クリスマス
love: 愛

▷今日の例文は「Erste Group」から



仮定法現在【 |連続| 第1164回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-12-22 04:15:01 | 仮定法
Let's get started with day 22 for the month of December.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

嵐を避けるには地下にもぐるしかありません。
「仮定法現在」について、「Interesting Engineering」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

仮定法現在

▷今日の例文

英文▷ Storms wreak havoc and take no prisoners, so it’s recommended that a storm shelter be built to protect you and your family.

訳例▷ 嵐は甚大な被害をもたらし、容赦しません。ですので、あなたとあなたの家族を守るために嵐を避ける避難シェルターが建設されることが推奨されます。


▷実際のニュース映像はInteresting Engineering

▷解説

以下のような動詞を使ってその後に「that節」を続ける場合、その「that節」の中の動詞がアメリカ英語では「動詞の原形」、イギリス英語では「should+動詞の原形」になります。

advise 忠告する
command 命令する
decide 決定する
demand 要求する
desire 強く望む
insist 要求する
order 命令する
propose 提案する
recommend 勧める
request 要求する
require 要求する
suggest 提案する

これらはいずれも「〜するべきである」「〜したらどうか」「〜した方が良い」といった、アドバイスや示唆、命令などを表す動詞です。


The doctor advised that he lose weight.
医者は、彼は体重を減らすべきだとアドバイスした。

「he」の後の動詞が「loses」や「lost」ではなく「lose」という原形になっています。
イギリス英語では「he should lose weight」となります。


His mother suggested that he be more honest.
彼の母は彼がもっと正直になるべきではと言った。

「he」の後の動詞が「is」や「was」ではなく「be」という原形になっています。
イギリス英語では「he should be more honest」となります。

このような決まりを「仮定法現在」と呼んだりします。

「今日の例文」でも「it’s recommended that a storm shelter be built to protect you and your family」の部分で、この「仮定法現在」が使われています。
「a storm shelter」の後の動詞が「be」というように原形になっています。
   
▷その他の単語

storm: 嵐
wreak havoc (on A): Aに大きな被害をもたらす
take no prisoners: 捕虜にせず皆殺しにする、容赦しない
storm shelter: 嵐を避ける避難シェルター
protect: 守る

▷今日の例文は「Interesting Engineering」から
Life-Saving Storm Shelters

仮定法を使った表現【 |連続| 第1130回英文ニュース記事で学ぶ「英文法さかさ勉強法」】

2022-11-18 04:23:21 | 仮定法
Let's get started with day 18 for the month of November.

こんにちは、アドバンテージ・メディア英語教室です。
今日もニュース英語で楽しく英文法を勉強しましょう!

同じ有袋類だからでしょうか。
「仮定法を使った表現」について、「The Dodo」をもとに解説します。

▷今日のテーマ

仮定法を使った表現

▷今日の例文

英文▷ Who would ever have thought a wombat and a kangaroo would be such great pals?

訳例▷ ウォンバットとカンガルーがこんなに素晴らしい友達になるなんて、思いもよりませんでした。


▷実際のニュース映像はThe Dodo

▷解説

文法的に解釈するととても難しいけれども、日常的にはよく使われている言い回しがたくさんあります。
特に仮定法関係の文は、文法的に分析しようとするとこんがらがってしまうので、もうまるっと一つのフレーズとして、覚えておいた方がいい場合も多いです。

「今日の例文」の「Who would ever have thought〜?」も、文法的に分析すると「仮定法過去完了の帰結節を使った反語的表現」などとなります。
直訳すれば「誰が〜と考えるようなことがあっただろうか」です。

しかしこのように難しく考えずに「〜とは思いもしなかった」「〜だとは思いもよらなかった」という意味のフレーズとしてまるっと覚えた方がいいかもしれません。

この「Who would ever have thought」の後には、「今日の例文」のように「主語+would」「主語+could」で始まる「that節」が続き、思いもよらなかったことの内容が示されることが多いです。ただし内容によっては単純な過去形や現在形が使われることもあります。「that」は省略できます。

なお「Who would ever have thought〜?」の「ever」は強調の「ever」なので、入らない場合もあります。

また「could」を使って「Who could have thought〜?」とも言えます。

▷その他の単語

wombat:  ウォンバット ※オーストラリア産の有袋動物、外形は小グマに似ている。
kangaroo: カンガルー
pal: 友人、親友、仲間

▷今日の例文は「The Dodo」から
Baby Wombat And Baby Kangaroo Are Obsessed With Each Other