『少年倶楽部』熱血・痛快・時代短篇選

赤川武助「武士の子」がシンプルでいい話でした。
客演の信長と藤吉郎もいい役回り。
冒頭に出てくる老武将は六角義賢のことかも。

あと大佛次郎「鞍馬天狗」がやっぱり面白いですね。

最後の１篇をのぞいて戦前の作品なので、偏狭な保守的発想に辟易するのも確か。
しかし梶野千萬騎「ぼくらの英雄」は
学園テレビドラマ（「飛び出せ青春！」など）と一脈通じるようだと思う
自分の感性が小っ恥ずかしい。