須藤薫の初期アルバム5枚がリマスター、ボーナストラック付、紙ジャケで再発されました。「CHEF'S SPECIAL」「PARADISE TOUR」「AMAZING TOYS」「AMAZING TOYS」「DROPS」の5枚です。
個人的に青春の1コマを彩るシンガーなので、迷わずに5枚イッキ買いです。松任谷正隆が編曲した1stと2ndのポップンロールサウンドにはガツンとやられてすっかり心酔、60年代フレイバーをまぶした当時のAORサウンド(エアプレイ、TOTOとか)で、見事に心の的を打ち抜かれました。
いま冷静に聞くとサウンドはユーミンの「SURF&SNOW」「水の中にのアジア」あたりのプロトタイプで、ユーミンよりも60年代色が強いのは、須藤薫のキャラクター操作なんでしょうね。3rd以降はよりAOR色が強くなって、ありきたりのサウンドになってしまったのが惜しい。60年代色が抜けたら、すっかり80年代中期ユーミンクローンでしかなくなってしまったわけです。「リーインカーネーション」の中の1曲、とか言われても信じそうなくらい。
じつは新宿ルイードへライブを観に行ったことがあって…、ああ青春だなあ。
ボーナストラックに入っているシングル曲「BLACKHOLE」はディズニー映画「ブラックホール」の日本だけのイメージソングでした。このなんとも中途半端な映画が好きで、おまけに須藤薫がイメージソングを歌うときては舞い上がりましたが、映画の出来は客観的には×でしょうね。このシングル盤のジャケがまた珍妙なもので、須藤薫のバストショットのイラストの背景には、アメリカのパルプSF雑誌の表紙がいくつかコラージュされていて、なんだか変です。どこからこの雑誌を持ってきたんでしょうか。よく見るとこれ、P・K・ディックの1953年"The Defenders"が表紙になっているやつじゃないですか(そういうオレも変ですが)。
当時アルバイトをしてるときに年上の先輩に須藤薫って知ってますかと聞いたら、「すどうかずみじゃねえの?」そりゃウィークエンダーのレポーターでしょ、ってそんな程度の知名度だったわけですが。
個人的に青春の1コマを彩るシンガーなので、迷わずに5枚イッキ買いです。松任谷正隆が編曲した1stと2ndのポップンロールサウンドにはガツンとやられてすっかり心酔、60年代フレイバーをまぶした当時のAORサウンド(エアプレイ、TOTOとか)で、見事に心の的を打ち抜かれました。
いま冷静に聞くとサウンドはユーミンの「SURF&SNOW」「水の中にのアジア」あたりのプロトタイプで、ユーミンよりも60年代色が強いのは、須藤薫のキャラクター操作なんでしょうね。3rd以降はよりAOR色が強くなって、ありきたりのサウンドになってしまったのが惜しい。60年代色が抜けたら、すっかり80年代中期ユーミンクローンでしかなくなってしまったわけです。「リーインカーネーション」の中の1曲、とか言われても信じそうなくらい。
じつは新宿ルイードへライブを観に行ったことがあって…、ああ青春だなあ。
ボーナストラックに入っているシングル曲「BLACKHOLE」はディズニー映画「ブラックホール」の日本だけのイメージソングでした。このなんとも中途半端な映画が好きで、おまけに須藤薫がイメージソングを歌うときては舞い上がりましたが、映画の出来は客観的には×でしょうね。このシングル盤のジャケがまた珍妙なもので、須藤薫のバストショットのイラストの背景には、アメリカのパルプSF雑誌の表紙がいくつかコラージュされていて、なんだか変です。どこからこの雑誌を持ってきたんでしょうか。よく見るとこれ、P・K・ディックの1953年"The Defenders"が表紙になっているやつじゃないですか(そういうオレも変ですが)。
当時アルバイトをしてるときに年上の先輩に須藤薫って知ってますかと聞いたら、「すどうかずみじゃねえの?」そりゃウィークエンダーのレポーターでしょ、ってそんな程度の知名度だったわけですが。
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