目の前で灰となった戸田の姿に、オルフェノクの運命を知った勇治と結花。海堂直也は自分の体の変調に最初は戸惑うが、オルフェノクの力で今まで自分をバカにしてきた連中を懲らしめてやろうと考える。真理と巧は再びスマートブレイン社に乗り込もうとし、結花と啓太郎は互いがメル友とは知らずに偶然の出会いを果たす。
「見ろ、IDカードだよ。あれさえあれば中に入れんだろ」
「でも、どうするの?」
「盗むんだよ」
と、555始まってからもっともウキウキした表情で断言する主人公。
3話の無謀運転、5話の免停と、「ヒーローにしてはなんか変だぞ?」という
気配を漂わせていたたっくんが、いよいよ犯罪に前のめりで挑戦です。
それも車上荒らし! それガチでアウトなやつ!!!
そして失敗するや否や「別に誰のでも良かったんです、私たち、三日も何も食べてなくて」と切り出し
どさくさに紛れてたっくんの罵倒する真理。女って怖いねー。
んで、嘘泣き演技をしつつ、許してくれた木場くんを
「素敵♪ 優しい人・・・」とか考えてる切り替えの早さよ。
ついさっき「よし、あいつにしよう、弱そうだ」というたっくんに、
笑顔で「そうね」と相槌うってたとは思えねぇな! 女って怖いねー。
「俺さ、ただのクリーニング屋じゃイヤなんだよね。
ただ洋服を洗うだけじゃなくてさ、もっといろんなものをキレイにしたいっていうか、
世界中を真っ白に洗って、みんなに幸せになって欲しいっていうかさ」
啓太郎。無差別に善行を振りまくとか、悪いものアレルギーとか、
そういうものが、ちゃんと根っこがつながってるんだよなぁと。
「・・・なぁ」
「なに?」
「・・・いつか俺も、シャツの一枚くらい洗えるようになるかな?」
という会話を経たたっくんが、誰何され
「アルバイトさ、・・・クリーニング屋のな!」と答えるところが、良かった。
なんやかや言いつつも、明日の晩御飯も一緒に食べる前提でケンカしてるんだから
微笑ましい限りである。
「バーカ」
「バカがバカっつぅな、バカ!」
から始まる、バカ連呼するだけのシーン。いいよな。
始まったばかりだけど、555シリーズの名シーン候補として強く推したい。
ニアミスを繰り返す結花ちゃんと啓太郎。
あそこで啓太郎がメールを送ったら即バレの危機だったんですが、
まだバラさない。ドキドキ。
しかし、啓太郎の「悪いものアレルギー」が反応するんだよね、結花ちゃんに。
まぁ悪者と言えば悪者なのか? 判断基準が曖昧だなぁ。
実はオルフェノクセンサーかもしれないよな。猫アレルギー的な。
刑事さん。
不思議な連続殺人事件に「何か裏がありそうだ」と疑い続ける姿勢は
アギト北條さんを思い出すな。警視庁の建物も北條さんの頃と同じで嬉しい。
しかしオジサンってどうして仁丹好きなんですかね。フリスク的な?