素晴らしき茜空の会

主に特撮番組の感想文。ブログタイトルは仮面ライダーキバに登場する「素晴らしき青空の会」より。

仮面ライダー555 第13話

2017-05-31 09:30:00 | 仮面ライダー555
同窓会の日に何があったのかを知る手がかりを、草加雅人に会いに行く真理たち。大学を訪れた真理たちは彼の所属するフェンシング部を訪ねるが、草加は真理のことなど知らない、意味がわからないとそっけない態度をとる。


同窓会で書かれた色紙に、欠席したはずの草加雅人の書き込みがある謎なんですが、
これがまた、右下隅の、率先して埋まるような一等地に書かれているわけなんですね。
あの位置ならば、1〜3番目に書かれているはず。
後続の人たちは一通り色紙に目を通すはずなので、あの位置に書かれていて気づかないわけがない。

そして、書かれた内容は「お元気で。またお会いましょう」
これはもう、確実に同窓会に出席してるパターンですよ。
出席したうえで、参加者すべての記憶が消され、物的証拠だけが残ったパターンですよ!

さらに、真理たちが探し求めた「草加」は
「だから何の話だか全然わかんないんだよ、だいたい誰なんだあんた一体」と釣れない態度。
これはもう、草加雅人は流星塾の記憶まで完全に抹消されちゃったんじゃないの!?

・・・と、妄想を膨らませたいところなんですが。
草加雅人こと村上幸平さんのお顔は存じ上げてますからね。
昨年のジュウオウジャーでもバドさんとして活躍してましたからね。
テニスコートで登場した時点で「草加雅人発見しました!」ってなったからね。有名人だから仕方ない(笑)

ともあれ。素人なのに無言でテニスコートに乱入しちゃったり、
「ま、せいぜい馬に蹴られてくたばらないようにな」と口の悪いことを言ったり、
フェンシング勝負なのに、敵わないと見るやいきなり殴りかかっていったり、
もう完全にたっくんが悪役です。

そして、オルフェノクが人を襲ってるっつーのに
隙をついて草加くんに最後っ屁をかましていくという態度な。ヒーローじゃないぞ。
そしてそれを華麗にかわされて見下ろされるという。何度見返してもこのシーン好き。

一方の草加くんはスポーツ万能で、物腰も紳士的。
だがしかし、事あるごとに除菌ウェットシートで手をゴシゴシこするところが不気味な印象を与えるというか。
まぁ実際の潔癖性の方はこんなもんじゃないんだろうなって思いながら見てたけども。

「大丈夫か、真理」
「・・・ありがと」


というやりとりは、こどもの頃とは真逆の立ち位置で、
逆転した立場に呆然とする真理ちゃんとか、良い登場回でしたね。

海堂くん。

「決めた。やっぱ俺、人間として生きるわ。
 人として生き、恋をするのだ。恋・・・こい・・・こい・・・、来い!」


っていう。やっぱり人間らしく生きるのがサイコーに似合ってるよな海堂くん。
「どうだ、うまいか?」「よし次だ!早く早く!」「どうだ、楽しいか?」「ぃよーし!」
っていうのは、あぁもう予行練習やってるなぁっていう感がありありなんですが、
こういう先の見えないテンションマックスのジェットコースターみたいなデート、
好きな男にやられたら、そりゃ最高に楽しくて嬉しいよなぁって思った。

それが、満面の笑顔で「本番デートのための、予行演習。それじゃ」とか言って去ってったら
もう天国から地獄ですよ。うーん、無邪気さは罪である。

まぁ、そんなデートを楽しみながらも、隙を見てさらりと二人殺してるとか、結花ちゃんも底知れない。
彼女の場合は、憎しみとか主義主張がどうこうじゃなく、邪魔な虫をプチプチと潰してるだけ、みたいな印象です。