素晴らしき茜空の会

主に特撮番組の感想文。ブログタイトルは仮面ライダーキバに登場する「素晴らしき青空の会」より。

仮面ライダー555 第4話

2017-05-18 09:00:00 | 仮面ライダー555
雪の中、歩道橋で転落した結花はオルフェノクとして覚醒した。一方、九州では、巧と真理に啓太郎が加わり、3人で旅を続けることに。そしてベルトを追う赤井と緑川には、スマートレディからベルトの在り処を告げる電話が入った。


いま起こったことをありのままに話すぜ!
仮面ライダーを見ていると思ったら、変形ロボが戦い始めた!!

ロボって!(2周目なのに初見の記憶を失っている)
いや、こういうCGじゃないロボが戦うのって、ライダーでは555だけじゃない?
(マキシマムマイティに近いけど、あれは変身の1形態だし)

さて、テンションだだ下がりの前話とはうってかわって、
またニヤニヤしながら見てました。楽しい。

「なんで男同士がいちいち名前教えなきゃなんねぇんだよ、気持ち悪い」

こういう、なんつか「男!」って感じのセリフが、たまりません。

「教えてよ、あの化け物が何なのか。何がどうなってるのか」
「俺も知らねぇんだよ」
「知らないって・・・よく平気でいられるね。あの化け物に仲間がいたら大変じゃないか。
 あのベルトは何なの、なんで変身できるの?」


矢継ぎ早にたっくんを質問攻めする啓太郎。
2話で「ねぇ、なんで黙ってるわけ? 普通いろいろと訊くもんじゃない?」と真理に責められてたけど
これこれ!これが世間一般の反応なんだよなと。しかし、かなりウザいぞ?

「だったらお前やれ」
「なんでそういう態度なの? お腹いたいの?」


もうなんだよ!真顔でそういう啓太郎に笑いが止まらないし、
このセリフを御大が書いたのかと思うと、すごく楽しい。

「へぇ、待っててくれたんだ。まだ人間の心が残ってるみたいね」

真理ちゃんのセリフ! これ、2周目だとゾッとするセリフですね。

「俺はこれから真理さんと一緒に、人助けに命を賭けるんだ」
「え?人助け?私と?」
「え?違うの?」
「私は別に・・・そこまでは。ただ本当のことが知りたいだけで」


ベルトに無関心なたっくんとは対照的に、ベルトに食いつきまくる啓太郎。
ついさっきまで、二人そろってたっくんを人でなし呼ばわりして責めてたのに
実はこの二人も温度差がすごいし、啓太郎も別の意味で面倒なヤツじゃねーの?って
プッと吹き出すたっくんに激しく共感である。

「アレルギーだよ。汚いものがあるとくしゃみが出るんだ。汚い心のやつとかさ」

キバ、渡くんの「この世アレルギー」を思い出すような、
なんでもアレルギーつければいいってもんじゃねーぞっていうヤツなんですが、
この設定は意外と後々まで活用されてたような気もする。

その後、啓太郎は「今日から僕の新しい人生が始まります」などと言って
勝手にベルトを持ち出すわけですが。それは良いとして(いやダメだけど)
真理のバイクも盗んでるのな。泥棒。ガチ泥棒。ニチアサで泥棒ですよ。
なんかな、こいつも偉そうなことを言ってるわりに、やってることがバラバラなので、
前向きなフリをしていろんなことから逃げてるんじゃないの?って気もします。

結花。
助けに来てくれた結花を、とっさの判断で「全部こいつのせい」と責任なすりつける道子の判断力がすごい。
この勢いだと、結花を嫌ってるのは道子ひとりだけで、
両親は結花を嫌ってるわけじゃないけど、道子の言動を鵜呑みにした結果、こういう関係になってるって感じ?
今回も、ママさんは素直に結花にお礼を言ってたし。

そんな道子がまず最初の餌食になればいいのにー(ひどい)とか思ってましたが
えっと、まだ生きてるのかな? バスケ部員と一緒に惨殺されてる???
結花の一番の敵はこいつなので、きっちりやっちまって欲しい(ひどい)

オルフェノク。
1,465円のガソリン代を踏み倒すために店員を殺すとか。やることみみっちいな。
あと、「しかしなんとかならんのか、あの女の喋り方」という言葉には
首がもげるほど同意。みんな内心ではそう思ってるんだなー。