素晴らしき茜空の会

主に特撮番組の感想文。ブログタイトルは仮面ライダーキバに登場する「素晴らしき青空の会」より。

仮面ライダー555 第9話

2017-05-25 16:00:00 | 仮面ライダー555
オルフェノクとなりながらも、人間の心を失いたくない勇治は、その力で人間を守ろうと考える。しかし、直也はそんな勇治に反発し飛び出していく。一方、真理の携帯にスマートブレイン社から、社長が至急会いたいという連絡が入る。緊張の色を隠しきれない真理だが、巧とともにスマートブレインへと乗り込んでいく。


「だいたいあなた、正義の味方なんだから、バイクに乗って颯爽と現れるのが普通でしょ?
 免停なんか、なるものじゃないって」
「俺、正義の味方なのか?」
「違うの?」
「・・・ビミョー、な気がする」


などと言っていたら、ベルトを没収されてしまいました第9話。

真里がすっと差し出したベルトを、横から止めるたっくんが良い。
社長さんの理屈は筋が通っているので、言葉では反論できないんだろうけど
(まぁこちらに分があっても、それを言葉で説明できるタイプじゃないけどな)
これは絶対に渡してはいけない、って考えるより先に手が動いてしまったところが、たっくんの本心っぽくて。

いずれにしろ「悪いようにはしないから」と言われた場合は
「悪い」のラインが一般人の考えるもののはるか下方ラインを設定していることが多く
(例:死ぬよりはまし、世界が崩壊するよりはまし、世界の崩壊を目にせず死ねるだけまし等)
このセリフを吐いた時点で9割9分悪党確定っすよな(偏見)

たっくん達の目の前に現れたファイズ。
中身は誰かと思ったら、海堂だった。ますます「変身条件=オルフェノク」疑惑が深まる。
しかし、主人公が変身しない回って、平成ライダーの中でもここだけじゃない?

交錯するライダー陣営とオルフェノク陣営。

喫茶店でニアミスするたっくん、真里、木場くん。
不足した料金をさっと出す木場くんがスマートすぎて、本当にもう育ちの良さがにじみ出てるな!って感じ。
そして木場くんに関わりたくないたっくんを無視して、ちゃっかり連絡先を聞き出す真里は
しっかり女子してるなぁって思った。お金渡して連絡先まで聞かれるとか怖くない?(←コミュ障)

一方、啓太郎のお店に結花ちゃんがやってきて、
引換証に名前書いちゃったら「あれ、結花さんっていうんですか?僕の知り合いにも・・・」
みたいになるかと思ったんだけど、まだならない!
しかし啓太郎はメル友結花ちゃんにメロメロのくせに、リアル結花ちゃんにも惹かれていて、
なんか浮気者っぽい感じである。相手は同一人物だけど。

結花ちゃんは、そもそも最初は動けない木場くんに代わって海堂をつけ回していたんですが、
いつのまにか積極的に海堂を追いかけまわしていて、あれ?もしかしてフォーリンラブ?
しかし、せっかく作ったサンドイッチを海堂にひっくり返されて
「ごめんなさい」と謝っちゃうところが、うわぁこの子幸せになれないタイプですね。辛い。

ライダー陣営もオルフェノク陣営も、男2女1の三人組所帯なんですが、
とくに説明もなく、女子だけがご飯作ったり掃除したりしてるなぁと思いました。
アギトやカブトを経由してきたので、なんか意外である。

まぁ、たっくんと木場は料理できなさそうだし、
啓太郎はそれなりにできるけど本業が忙しい、
海堂は意外と上手だけど滅多にやる気にならない、っていう雰囲気がある。