突然現れた謎のライダーは、クロコダイルオルフェノクの猛攻に追い詰められていたファイズを救った。謎を追う真理は、スマートブレインの前社長が作った「流星塾」の出身者の塾生たちと会う。謎のライダーの名は「カイザ」。ベルトは父から送られてきたもので、すでに2人の塾生がカイザギアに適応できず命を落していた。
カイザの剣がですね!逆手持ちなんですよ!!!
というのも、銃の台座部分から刀身が出るっていう驚きの仕組みがなせる技なんですが、
逆手持ち、素晴らしいぞ逆手持ち。
後手に構えて走り寄るスタイルもめっちゃ格好良いし、
相手を斬りつけたあとの姿勢も素晴らしい!
ところで、カイザと言えば草加雅人なわけで、これも草加さんだなぁと思って見てたんですが、
今回のカイザは西田さんでした。2周目ですが設定ど忘れしてます。
できたら逆手持ちは今後のカイザにも継承していただきたい。ぜひ。
本編。
「・・・言って、おかなければならないことがある。
あの同窓会の日、あの日、君たちは・・・」
「・・・! 先生!」「先生!!!」
っていうね。増田教諭の最後のひとことがもう、言いたいことがまったく伝わって来ないよ!っていう。
いや、同窓会の日に何かがあった、ってことだけでも重要な情報なんだろうけど。
整理しよう。
・スマートブレインの社長は、身寄りを失った子供達をひきとり、「流星塾」という私塾に通わせていた。
この、「九死に一生を得るような体験をした子ばかり」というのが、大事だったような記憶はある。
・スマートブレインで「オルフェノクの王に献上するため」ベルトが開発される。
・一ヶ月前、流星塾の子供達を集めた同窓会が東京で行われた。
・欠席していたはずの草間雅人も、どうやら会場を訪れていたらしい。
・前社長がベルトを奪い、ファイズギアを真理へ、カイザギアをタカミヤくんへ送る。
・それに気づいた村上社長が、ベルトを取り戻すためにオルフェノクを派遣する。
・真理や啓太郎はファイズギアをつけるもエラーで起動せず。
巧だけがファイズを使いこなしオルフェノクを撃退する。
・一方、タカミヤくんはカイザギアで一度は変身できたものの、
身体が耐えきれず、消滅してしまう。
・次にカイザギアを受け取った犬飼彰司くんは、真理と話をするためにベルトの写メを送って
危険がないよう、人目の多い遊園地へと呼びだすが、
ラッキー・クローバーに察知され、ジェイ(クロコダイルオルフェノク)に殺される
・カイザギアを回収できた西田清高くんは、変身してジェイを倒すものの、やはり消滅。
・今回のラスト。復活してきたジェイに襲われ、カイザギアで変身した神道貴久くんも、やはり身体が耐えきれず、消滅。
っていう流れですかね、とりあえず。
「君はなんともないのか? 変身したあと、体に異常は!?」
「いえ・・・別に」
「そうか・・・ファイズとカイザのベルトでは、何か性質が違うのかもしれんな。
それとも、何か君に特別な力があるのか」
と核心をついてくる先生にヒヤヒヤしましたが。
「とりあえず、僕たちは流星塾の同窓生として、他人にはわからない絆で結ばれている。
よそ者は信用できないな」
という、同窓生の排他感満載な態度で、たっくん締め出されます。
なんかもう、孤児を集めた私塾で、他人は信用できない(=敵の多い環境にあった)
他人には理解できない絆で結ばれてる(=理解できない体験をしてきた)
っていう時点で、法律とか道義的にアウトなことやってたんだな〜感がプンプンします。
まぁたいていこういうのは、こどもの人権を無視した、度を越した英才教育、というのが定石ですよね。
啓太郎。
メル友というものがありながら(?)好きな人ができちゃって、たっくんや真理に散々なじられますが
(それもまぁ、この事態にひとり日常を満喫している彼への、いちゃもんみたいな感じでしょうが)
その一方で。
「好きなの?海堂のことが」
「・・・はい」
と恋心を認める結花ちゃんですよ。責められた啓太郎が浮かばれないな。
あと、木場くんは常に美しいです。