ネット版 仮面ライダーディケイド オールライダー超スピンオフ

大ヒットを記録した『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー 対 大ショッカー』のスピンオフ企画！　1号から新番組「仮面ライダーW」まで完全網羅した、全ライダーファン必見のショートムービー！「リアル運動会」あり「変身ポーズ講座」あり、楽しい「クイズ」あり、仮面ライダーファンなら爆笑必至の小ネタ満載！　平成仮面ライダー10周年のアニバーサリーイヤーだから出来た、二度と見られない「仮面ライダー」の世界！

これは、単純に「中古屋さんで見つけたので買っちゃったよ♪」自慢である。
ディケイドを見終わったので、ようやく開封。

ググッたら、当時は１話150円の有料視聴だったんですね。
確かキバからウィザードまでネットムービーをやってたかと思うんですが、
その頃はリアタイ勢じゃなかったから知らなかった。

さて内容。基本的にそれほどディケイドじゃなくて
今までの仮面ライダーの総括です。いやもう、これ有名なヤツだよね？
「仮面ライダーに、中の人などいない」という禁忌にギリギリまで挑戦しちゃうやつで

・歴代平成ライダーのスーツ重さ比べ
・各ライダーたちの中に入ってる高岩さんを当てろ
・ディケイドの中から見た視界はこんな感じ

などと言う、ファン必見の裏側事情満載のヤツです。

あと、歴代ライダーのガチで100ｍ走とかね。
走ってる最中に乱闘始めたりとかね。

それと、いまは普通にありますが「変身紹介動画」
なんと、ディケイドがそれぞれのライダーの変身ポーズを教えてくれるという
豪華！豪華な内容。
できたら全部のライダーやって欲しかった。キバや響鬼も見たかった。
ブレイドの変身やって、どこかへ駆け抜けていく鳴滝さんが見たかった。

てな感じで、とても楽しい内容となっております。おすすめです。

ネット版 仮面ライダーディケイド オールライダー超スピンオフ [ 井上正大 ] 価格：3693円（税込、送料無料) (2017/10/12時点)

仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦

これまで、長きにわたって地球の平和を守ってきた、仮面ライダーとスーパー戦隊。しかし、その歴史を覆すような事態が発生する。仮面ライダーディケイド＝門矢士がすべてのスーパー戦隊を、ゴーカイレッド＝キャプテン・マーベラスがすべての仮面ライダーを、それぞれ攻撃し始めたのだ。今やディケイドは、これまでライダーと戦ってきた悪の組織が大同団結して誕生した「大ショッカー」の大首領となり、ゴーカイレッドもまた、「大ザンギャック」の大帝王として君臨していた。いったいなぜ、こんなことになったのか？大ショッカーや大ザンギャックの幹部たちが口にする「ビッグマシン計画」とは、果たして？

これは見たことあった。地上波でやってました。
なので、オチは把握したうえで見てたんですが、

いやぁしかし、あらためて見たら思った以上に「ディケイド劇場版」だった。

ていうかさぁ。本編で「すべての仮面ライダーを破壊しろ」と言われてた士が
今度は「すべての戦隊をつぶせ」と命令され、
本編同様、大ショッカーの大首領の座というエサで働かされてる姿が
あまりに切なくて、なぁ。せっかく自分の生き方を選べるようになったのに。

まぁそれもこれもすべては士の作戦のうちだったんですが。

今回はなにより、「信じた友人に裏切られる」つながりの
海東＆ジョーの二人が良かったですね。ブルーペア。
ていうかこの作品、海東が主役じゃね？っていう勢いでしたね。
とても良かったです。うーん、米村さんの書く海東は好きだわ。大好きだわ。

ジョーは、それでも、自分たちをだましていたマーベラスに対して何もないんですが、
海東は士に対して「怒り」を見せるんですよ。
あれは良かった。すばらしく良かった。おまえがビッグマシン計画を起動するんかい！っていう。
いや起動して良い。むしろ起動すべきだ。士はそれだけひどいことをやったから当然だ！
って思って見てました。案外あっさりやられてしまったけれども。

無事に地球に帰ってこられて良かったよね海東。

「受け取りたまえ、僕にとっては、ただのごみくずになった」

士の残した、海東にとってかけがえのない「宝物」であった「士のカメラ」が
士の裏切りを知った瞬間、ただのごみくずになってしまった。

「君は、君だけの道を行きたまえ」

海東からの決別宣言。

だがしかし、よろけて倒れそうになった海東を士が駆け寄って支え、
それを認識した瞬間、海東が一瞬だけ、笑顔を浮かべるんですよ。

おま、おまえ！　そんなことで簡単に許すなよ！
もっともっと怒っていいと思うぞ！

んで。その後のやり取りはもう、見てるほうが照れるレベルのラブラブっぷりなんですが、
え？この二人の物語はこれで終わりなの？　

つーかそもそも。士は本編とおしてずーっと宿命に縛られ続けて
ようやくここへ来て自分の好きなように生きられるようになったところで、
そこで話が終わってるというのが！良くも悪くも！
「ちょー！！！大事なのはここからの話だろー！！！」と血の涙を流す勢いなのである。
続編を！続編をくれ！！！　士と海東の続編を是非！！！

そんな感じで。
とにかく海東とジョーが美しい映画でした。

あとは、全ライダー、全戦隊が集結したシーンな。
もう、単純に「全員集まった」っていうだけなんですけど、
数が集まるというのは、もうそれだけで強いな。画面が強い。圧巻でした。

戦隊多すぎ。（戦隊についてはほぼ把握してないため、まったく識別できません）

超・電王トリロジー ＥＰＩＳＯＤＥ ＹＥＬＬＯＷ お宝ＤＥエンド・パイレーツ

イマジンの匂いを察知したモモタロスはウラ、キン、リュウタの四人で夜の街を探索し、ビルの上を軽々と飛び移る人影を発見する。契約者の青年に憑依したスパイダーイマジンを追い詰めるモモタロスは青年が何処かで見た顔だと気づくが、そのとき契約は完了しイマジンは過去に跳んでしまう。過去へ跳んだスパイダーイマジンを追い掛け撃破した電王だが、隙を突かれてさきほどの青年にデンライナーをジャックされてしまう。ここにきてモモタロスは、青年の正体が仮面ライダーディエンドこと海東大樹だったことを思い出した。

「俺が過去にさかのぼっても、俺を捨てた母親を消し去ることができないのと、同じだ」

と序盤で母親への恨みを語っていたレイジですが、

「自分の母親を恨むこどもなんて、いないと思います」

終盤ではこう語っていて、いやもうなんかすげぇぞ！って。
レイジはあんだけ母親に対して憎憎しい言葉を連ねていたのに、
実際は、母親を恨みきることなんて出来てなかったんだなって。

脚本誰だよって思ったら米村さんで、ディケイド完結版とあわせて、
ちょっと米村さんすごい人なんじゃない！？って思い始めました。いまごろ。
いや米村さんの脚本って、たまに唸るようなすげぇセリフつっこんでくるよね。

そんなわけで、海東メインの劇場版です。
いやぁ良かった。海東すごい活躍してたし、すごく格好よかった。全編格好よかった。
特筆すべきはウラ＋海東と、Ｗ海東の活躍っすね。
つかＷ海東って（笑）　この世界のタイムパラドクス、ゆるいぞ！

今回見てて思ったのが、ガンナーすごく格好いいなってことです。
海東については、ディケイド本編の序盤で「お前は絶対ゆるさねぇ」とか思ってたんですけど、
やっぱり格好良い。まぁ、キャラ変わったよね。
序盤の海東は、人の想いという付加価値をまったく認めなかったのに（苦笑）

展開については、大体読みどおりっていうか、王道な感じのストーリーなんですが、
黒崎の撃った銃弾が海東の肩を貫通し、なおかつ過去の海東の持つかばんに当たって
その中に入っていた「お宝の銃」が海東の手元に飛んでくるっていう展開は
鳥肌もので格好良かったです。すべて計算済みみたいな海東の表情も良かった。

あと、毎度のことですが、オーナーの道具さばきがすごいよね。

良太郎。前回の鬼が島編も小さくなってたんですが、
なぜ小さくなってるか、理解できてません。ハナさんと同じ理屈っぽい？
電王は、本編クリアしたので完走した気になってるんですけど
劇場版がほぼノーチェックなんですよね、コラボ作品はちょくちょく見てるけど。

エンディング見てたらジャグラーこと青柳尊哉さんのお名前があって、ガタッ！ってなったんですけど、
どこだかぜんぜんわかりません。時間警察の看守さんくらいしか該当がないと思うんだけど
見直しても違う気がする。正解は？

仮面ライダー×仮面ライダー Ｗ＆ディケイドＭＯＶＩＥ大戦２０１０

ディケイドは、今や世界の破壊者となっていた。夏海やユウスケの願いは届かず、ディケイドは仮面ライダーたちを倒していく。夏海は仮面ライダーキバーラとして、ディケイドを制止しようと試みる。一方、スーパー死神博士は、ゾル大佐、蜂女と共に、大ショッカーを越える悪の軍団・スーパーショッカーを結成する。そして新怪人・ネオ生命体を生み出し、世界征服を画策していた。

いやぁ、めちゃくちゃ面白かった。
すごく良かったです。とくに、超超超絶格好良かったよね鳴海荘吉。

うん。Ｗパートがめちゃくちゃ面白かったです。
Ｗの物語のはじまりが、すごく良かったし。
翔太郎とフィリップの戦う理由とか、フィリップの名前の由来とか、
翔太郎の帽子の意味とか、すげぇ納得だったし。
Ｄのメモリカードの正体も良かった。

あと、フィリップがメインで変身したりできるんですね。
主導権を握るフィリップ、新鮮だし、暴走チックで素晴らしい。

あ。ディケイドの完結編だっけ。

「でも・・・ディケイドの物語は？」
「ディケイドに物語は・・・ありません」

すごい、すごいオチでしたね。鳥肌ものでした。
いやぁなんていうか、血も涙もない話でしたね。

とにかく。なんかもう
「下手にストーリーこねくりまわさなくていいんだよぉ！
　バーンとやって、どーんどかーん！でいいんだよぉ！」
とか思いましたが、そういう考えで作ってコレなのかもしれない。じゃ、いっか。

えっと。序盤の、悪ぶって強気なことばっかり言ってるけど、
なんかもう満身創痍みたいな痛々しい感じの士が、すっごく良かったです。

仮面ライダーキバーラは、存在だけは知ってたんですけど、
劇場版キャラだったんですね。ようやく会えた。

アルティメッドクウガ。黒目なのか。たぶんこれは赤目が正解じゃないかなと思ったんですが。
すべてのライダーの力を使えるディケイドでも、「アルティメッドには勝てないだろ」っていう
なんか謎の信仰みたいな気持ちで見てました。やっぱクウガは特別ですよね。

鳴滝はけっきょく何だったんだ。ま、いっか。

というわけで。吉川晃司さんが出演してくださったおかげで、
音楽関係者も仮面ライダー出演を快く引き受けてくださる場合が多いと聞きました。
本当にありがたい話だし、アクションも（たぶん、かなりご本人）すげぇ良かったっす！

仮面ライダーディケイド 第３１話「世界の破壊者」

ライダー大戦の世界。剣崎一真は世界が融合を始めたのはディケイドが誕生したからだと言う。融合を止めるにはディケイドを排除するしかない。全ての世界に拒否された司だったが、世界を敵に回してもたった一人を守る為に戦う事を決意。囚われた夏海を助けるため、アポロガイストとの最後の戦いに挑む。

最終回。
最終回ですが「え！　ここで終わりなの！？」という感じの、まさに驚愕エンド。

いや私は良いんですよ別に。このあと劇場版をアマゾンプライムで見るから。
しかし、リアルタイムで見ていた人は、納得がいかなかっただろうな。
私だって、一時期流行った「ドラマの最終回、劇場版へ続く！」は大嫌いだったし。

とりあえず。感想。

・自分の世界を守るために、相手の世界を滅ぼそうとする剣チームvsキバチーム。
　いや、あの、仮面ライダー達が「自分の世界を守るために他の世界を犠牲にする」っていうのは
　どうなんだろう。どうなんだろうっつーか、ダメだよねぶっちゃけ。

・引き寄せあう世界を、さらに加速させようとするショッカー軍団。
　おまえら、それやったら自分たちの世界もなくなっちまうんじゃね？とか思うわけですが、
　「最後にひとつ残ればいい」っていう発想で、そこに怪人集めて移住しようというなら
　共食いしあうライダー勢よりずっと平和で賢い発想なのではないかと思ったり。

・ていうか。共食いしあった結果、剣のメンバーが消滅する流れは、
　剣崎一真を登場させるための布石ですよね！？。ひどい（苦笑）

・そもそも、剣崎一真（本人）はどういう存在なんだよ。
　ブレイドの世界とは別に、本家が存在する世界線もあるんですか？

・共食いしあうライダーに違和感があったものの、
　剣崎に関しては「こいつだったら、世界を守るためにディケイド殺そうとするのは、アリだな」
　と思わせるのが、すごい。剣崎はマジ、存在がジョーカー。

・ゴライダー、大変面白かったっす（まだ感想書けてない）

・ファンガイアの女王もご本人の登場。
　だがしかし。キバを見てたのが一年半も前で、逆にこないだまでファイズを見ていたため、
　気分は啓太郎なのであった。「え！？　ちょ、真理ちゃんいきなりどうしちゃったの？　え！？」

・そんなファンガイアの女王は、すっごく格好良かったのに
　あっさりアポロガイストに取り込まれてしまうという、出オチ状態。

・まぁ、エネルギーを取り込めなくなったアポロガイストが、ファンガイアの力を得ることで
　ライフエナジーを吸収できるようになったのは、うまい流れだなと思ったけど。

・ここへ来て、士を「最高の宝」と認める海東の言動。
　良いことを言ってるんだ。すげぇ良いこと言ってると思うんだ。
　だがしかし。「おまえ突然なにを言い出したんだ」感がすごい（笑）

・士に「消えてください」と身勝手なことを頼むワタル＆アスム。
　身勝手なんだが、まだ幼い二人の言葉なので、「ひどい！けど可愛いぞ！」ってなった。

・この世界のワタル＆アスムペア、たまらなく可愛いぞ。

・士が仮面ライダーを破壊しなかったことでお怒り（？）の紅渡。
　「今から僕の仲間が、あなたの旅を終わらせます」ってことで
　キバ！　本家キバの変身！

・あれ。この渡はホンモノなのか（もはや「ホンモノ」の定義すら曖昧ですが）

・ユウスケをアルティメッドクウガとしてよみがえらせるキバーラ。
　おまえの立ち位置も謎だな！

っていう。これ絶対、最終回の感想じゃねーよな！っていう感じで
終われません、劇場版へ続く。
いやぶっちゃけ、劇場版ですべてが解明されるなんて期待すらしてないけど。