この日の静岡市はイベントをやっているので、すごい人出です。
どこのパスタ屋や洋食店、蕎麦屋なども行列で大賑わい。
これは、やばいかと思い、行列覚悟で向かうと、大丈夫でした
「きじ亭」です。
ちなみになぜ、空いている分析すると、やはり表に出してある看板が悪いかと思います(笑)
「きじ亭」と縦に書いてある、黒板がボロボロです
初めて来る人は、第一印象が重要なのでは
さて、お店にはいると、相変わらず狭い厨房の中に博士がいました。
やや大きくなったかな
ひさしぶりに会ったのですが、あご髭だけでなく、髪の毛も伸びていました。
今日食べようと思ったのは「辣油つけめん」。
試作系のメニューだそうですね。
基本と塩、味噌にトッピングでいわし、えびなどがあるので、「オススメの組み合わせは」と聞くと、博士は「う~ん。」と言ったきり考え込んでしまいました
「じゃあ、自分の好みの組み合わせは」と聞くと、さらに考え込んでしまい、「基本を邪魔しないので、どれもオススメだと思います…。」
とのことでした。
これ以上聞くと、ショートしそうなので止めました
ということで、自分の中でイメージした組み合わせ、通常の「辣油つけめん(いわし)800円」を注文しました。
相変わらず、色々なところからタレや粉が出てきますね
調理に集中してもらいたいので、話はせずに待ちます。
ちょっとしたアクシデントもありましたが、動揺しながらも上手く対応していました。
博士、腕を上げましたね
さて来たようですね。
相変わらず変わらない顔と言っては失礼かな
きじ亭独特のきじ亭スタイル。
麺はこちら。
麺の太さや水分量、食感は体重で変わり、いや失礼、温度や湿度などで変わるようですね。
しかし、今日は麺の色も違うようです、やや黒みがかっている感じですね。
「自家製全粒粉の麺」というのはただものではないです
早速少し食べてみると、つるつるとした滑らかな食感でありながら、かなり強い歯ごたえとコシがある麺です。以前より粉の香りがある気がします。
確かに美味しい麺ですね
そこに入る具は、海苔、ほうれん草、ねぎ、人参、パンチェッタ風叉焼、そして鶏かまぼこ。
野菜関係は当初より美味しくなりました。叉焼はつけダレの中に入れておきます。でもその前に少し食べてみるとやはりやや塩気が強い、しっかりとした歯ごたえの叉焼ですね
今日のかまぼこは何だろう
香りを思い切り嗅いでみても、ほぼ香りが無いです。
見た目は青のりなんですが、そうではないのかな
つけダレはこちら。
こちらはいつもと少し違うかな
黒ごまがたっぷり入り、頼んだ「いわし」が効いているようで銀色にきらきら輝いています
早速一口。
ラー油というと油べったりで辛いイメージがありますが、これは違いますね。
もちろん油も使っていますが、軽い感じ。
どちらかというと、唐辛子がガツンと来るのではなく、タレに唐辛子を馴染ませているような感じで、じんわり後から追いかけてくる感じですね
なかなか良い辛さです。
そこに強めの醤油ダレ、そしていわしが。
その鰯粉が結構な量入れてありますね。
早速、麺をつけていただきます。
つけダレはかなりガツンガツンと煮干しが効いて苦みもあり、「ニボニボ」しています。
自分の好みで言うと、これは旨い
麺がよく絡み、苦みや辛みなども良い感じですね
辛さ的には辛さに強い自分はまだまだ大丈夫ですが、このくらいがちょうど普通の人のギリギリの線なのではないでしょうか。
最初にいわしガツン、醤油ダレ、最後に唐辛子、だからちょうど良いのではないでしょうか
ゴマの香りも良いですね。
思った通り、いわしとの組み合わせは良く、グイグイ進みます。
あっという間に完食
最後はスープ割りをいただきます。
辛さもマイルドになり、美味しいですね、底に沈んだ鰯粉の量がハンパではないのが嬉しかったです
正直、いつも「あともう少し」と思う、新作や限定が多かったきじ亭としては、(そういえば、最近は限定系のメニューを出すのが少なくなりましたねえ。)今回のものはかなり完成しているのでは。
もっともこのガツンとした組み合わせだったから、煮干し好きな自分的に気に入ったのかもしれません。
ノーマルだと味がやや単調かもしれませんね
気に入りましたよ
元々「いわし・さば」というものがありましたが、通常のスープと違いがなくなるので魚は「いわし」のみにしたそうです。
「美味しかったよ。」と言うと、「煮干し好きな人は好きな味かと思います」とこのときは力強い言葉でした
あ、そうそう、かまぼこはやはり青のりで、香りがあまり感じられなかったことを言うと、「もっと量をぶち込んでみます。」とのことでした
なかなか行けませんが、また行きたいですね。
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