逃げるラーメン屋台（仮称）１

夏頃からか、見かけたり音は聞いていたりした、ラーメン屋台がありました。

でも見に行くと何処にいるのか分からない（笑）

しかも大体遅い時間で夕飯を食べ終わったりしていたので、未食でした。

一度、ようやく見つけましたがかなり怪しいオーラが

しかし、今回は仕事帰りで飯前だったので勇気を振り絞って（笑）、行ってみました。

路上に駐めた屋台はご主人とおばちゃんが一緒にやっています。

メニューもないです。

頼もうとすると、「どんぶりは？持ってきた方が良いよ」ということ。

どうも、一カ所で根を下ろして売るのではないので、作っては売り、また移動し、を繰り返しているようです。

取りに行くのも面倒だなと思っていたら、「持ち帰り用の容器は小さいからもったいないよ。うちの丼貸してあげるから食べ終わったらまた隅に置いておいて。」と言ってくれました。

なかなかいい人だ





ということで頼みましたが、「味は普通とショッパ目があるけど。」ということでした。ショッパメ

とりあえず普通に。

狭い屋台の中で調理をしています。色々聞いてみたけど何か話がかみ合わない

ようやく分かったのは、掛川に来るのは水曜日の夜だけで、普段は某市の某所で根を下ろしてラーメンを提供しているとのことでした。

でも、掛川の人のような気がしますが。





できあがった物をもらい早速食べてみました。

提供したらさっさとまた行ってしまいました

まずスープを。

「う～ん、かなり甘い」

もちろん喉が渇くスープですがそれ以外にも甘味の秘密があるようです。

ダシというよりもかんすいの味と独特の甘味が全てを占めているようです。

麺は中細の縮れ麺。普通の業務用の麺です。柔いのは仕方ないか。

具はメンマ、叉焼、なるとちゃん、ネギ。

メンマを食べて分かりました。スープを占めている甘味がこのメンマから出ていました。ちゃんと作っているようで太めの歯ごたえが良いメンマですが、かなり甘めの味付け。みりんなどを使って味付けしているみたいです

でも歯ごたえは気に入りました。

叉焼も手作りのようでちょっと変わっていました。家庭風というか、煮込んだ叉焼でした。なかなか良いです

なるとちゃんがでかかったのにはびっくり

久々に食い応えがあるなるとちゃんでした。

ネギが残念。青い部位を使っているのでぬるぬる感とエグミがありました

味的には濃くも薄くもなかったけど、ショッパメはタレを替えるのかな




ということで屋台の見た目からもっと凄いものを想像したのですが、屋台のラーメンとしてはまあ×２こんなもんでしょうね。

そういえば、店の名前分からないや、と思い丼を路上に置いてきました。

丼に「ごちそうさまでした。」と紙に書いて置いておこうか迷いましたが、「やい、ゴミ入れてきやがった。」と勘違いされそうなので止めました