わさらび４

続けて、向かったのは集合場所。

そこで、スガピーさん、空パパさんと合流。

後ほど、静岡人さんとも合流しました。

しかし、すごいラーメンオーラが出そうだなあ

向かったのは、東部へ。

そう、目的のお店は沼津にありました。

最近、行ったことある気もします

そう、わさらびです。名店です。

開店と同時に満席になるお店なので、早めに並んで待ちます。

この暖簾が掛かると開店です。

席はカウンターのみ。待っている人たちが座ると、あっという間に満席になりました

店主は、静岡人さんに気づいたようで、一声掛けていました。さすが、有名人。

壁のメニューを見ると、本当に迷います。

それほどメニューがたくさん。ちなみに静岡人さんはたぶん全部食べたことあるそうで

これ、食べたいなあ

あ、夕方からだ

これもものすごく、食べたいなあ

あ、これも夕方からか

 

残念

でも、今日食べたかったのは、ちゃんとあります。

それがこれ、「焼きあご塩そば850円」です。

 

うわ、旨そう。

ここはご主人が、一人ですべてこなしています

店は小さいとは言え、大変ですね。

それでも、一切気を抜くことなく、まさに「真剣勝負」。

これは自分も真剣に食べます




まず、香りを。

「うわあ～、すごく良い香り」

そう、これがあごの香り。あごはトビウオを干したもののことです。

節系がタップリ入った中では、けして目立たないあごの出汁ですが、これはやはり主役を張っているので、すごい香りが立っています。

たまらず、飲みます。

「うめええ～」

想像以上に出汁がすごく良く出ています。

これほど、上品な魚介は無いかもしれません。好きな味で、家にも買ってあるほどです。

もちろんベースとなるスープは、しっかり動物系の旨みが出ています。表面を軽く脂が覆っているのも良いですね。

基本はあっさり系のバランス取れたスープで、そこにしっかりと焼きあごの風味が効いています

塩ベースのスープは丸みがあって、優しい味わい。味の濃さもベストです。

これは美味しいですね

具は、味玉、メンマ、白ネギ、ねぎ、海苔、三つ葉、そして叉焼。

メンマの味付け具合も良く、味玉も美味しい。

そして、三つ葉はやはりこのラーメンに良く合います

でも、ここはやはり「叉焼」

ここの叉焼が美味しいんです

熱川ポークという種類らしいですが、柔らかく、そして厚みがあります。

口に入れようとすると、トロッと柔らかく、それでいて食べると歯ごたえもしっかり。

和風な味付けは、どうしてこんな叉焼ができるのか不思議です。

肉の旨みが満喫できる叉焼ですね




麺は自家製麺。

中細のストレート麺は、さすが自家製という感じで、角張って透明感があります。歯ごたえが良いですね。

スープに負けていない、美味しい麺です。

もったいないのですが、どんどん箸が進んでしまうので、あっという間に完食

と、思ったら、底から何かが、「キタああっ～」

底に具が隠されていました。

あまりラーメンに入る具ではありませんね。

さすが、良いものを使っているようで、懐かしく、そして美味しくいただけました。

最初にスープを飲んだときも、九州は長崎の海景色が浮かびましたが、ますますそんな情景を思い浮かべることができました




そして、最後の〆が、ニューサマーオレンジのシャーベット（250円）。

ニューサマーオレンジを使ったつけ麺を食べたいけど、まだ食べることができないからちょうど良いかな

しっかりとくりぬいて作られたシャーベットは、オレンジそのものの甘みと酸味が程よい感じ。固いかなあと思ったら、シャリシャリ柔らかく、これは美味でした

また、来ないと