さて、最後のお店は富士市。
この辺りもいろいろと候補があるんですが、以前から行きたかったお店へ。
そう、このお店も「未訪人」だったんです
夜見ると、かなり怪しげ。
でも、名店らしいです。
人気店には見えず、普通のラーメン店にしか見えません
お店に入ると、メニューにないお酒を飲んでいるおっちゃんも。
以前にも来たのですがタッチの差で暖簾をしまっているところでした。
カウンターだけの小さなお店ですね。
中にはご主人が。
がっちりしていますが、優しそうな感じです
メニューはこんな感じ。
なぜかかなりきれいなメニュー表ですね。
セットメニューもあるようで半チャンも気になります。
それよりも「月見ラーメン」
気になるなあ、たぶん生玉子が落ちているだけだと思いますが
注文をして待ちます。
調理の時は奥に入ったりしていますね。
ゆったりとした動きですが、無駄がないです。
その間にもお客さんが入ってきます。
やはり人気のお店なんですね
さて、できあがりました。
手打ラーメン 600円
いやあ、オーソドックスな感じですね。
まずはスープを。
「たしかに旨い」
評判の良いラーメンだけのことはありますね。
鶏や豚、魚介などの何かがたっているような感じではなく、じんわりとまとまった感じです。
まさに中華そばという感じですね
煮干し感はそれほどでもないです。
日によってかな
具はねぎ、海苔、メンマ、チャーシュー、なるとちゃんと王道です。
ギュッとした感じのチャーシューも良いですが、ねぎも美味しいですね
でも、一番ビックリなのがメンマ。
太メンマなんですが、きっと大判のものを自分で切って作っているではないでしょうか。
そのメンマの真ん中にも切れ目があり、味をしみ込ませるためか、食べやすくするためか。
いずれにしても細かな仕事がされています
手打ちの麺は平打ち。
ぷるんとした食感でこれも美味しいですね
コシもあって美味しい麺です。
無化調ということらしいですが、たしかにスッキリした味わい。
きっちりと完食です。
毎日食べたいラーメンってこんな感じでしょうね。
正直、昔はこんなラーメンがたくさんあったんだろうなと思わせるラーメン。
昔ながらのラーメンを実に丁寧に作っているという感じのお店で、それがこのお店の外観にも合っている気がしました
年配の人を連れて行ったらとても喜ばれそうな気がしました。
本日の一言
「ありそうでなかなかないラーメンでした」
ここのラーメン、オーソドックスですが、実はあまりないラーメンです。
麺もスープも美味しいですね