荒野１

あの忍者が沈黙を破り、再度お店を起ちあげたというので早速行ってみました。

 

西区に建設するとのことでしたが、なかでも意外な場所に作りましたねえ。

周りは住宅地だったり、工場地だったり、農地だったりという場所です。

 

なんともまあ、ユニークなお店

ウエスタンをイメージしたお店なんですね。

同じようなお店を作るよりもこういったインパクトのあるお店を作る方が良いと思います。

ただ、この良さが分かるのって親父向きな気がしますが

 

細かなことにあちこちにグッズがディスプレイされています。

 

花輪も置かれていました。

ぎょうざ食堂って知らないなあ

 

指名手配中のこの二杯が売りでしょうか

 

しばらく待つと開店。

「荒野」と書かれたのれんが掛かります。

久しぶりに見る忍者は相変わらずがたいが良いですね。

お店は若い男性とおばちゃんとともにやっています。

ウエスタンハットを被った笑顔のおばちゃんは、コスプレ風で可愛らしいです

 

お店には食券販売機が置かれています。

メニュー的には今まで起ちあげたお店で出してきたメニューですね。

下の方に得意の焼肉もあります

肉タンメン狙いでしたが、売り切れランプになっていました。

 

食券を渡すと、席を指定されて座るシステムのようです。

お店の中も凝りまくっています。

しっかりと製麺機も鎮座していました

 

上の方にもさりげなく飾りが。

 

手洗いのとこにもこんなこだわりが。

 

調理は忍者がやっています。

なんか横文字のＴシャツを着ていますね。

今は若い方に教えているところのようです。

いつもの、手を「パチン」と叩きながらの調理が見られないのはまだリズムが戻りきっていないからでしょうか

余談ですが、ここの忍者と掛川のジェット家の大将、妙に被るところがあるのに気づいている人は少ないかも

 

さて、来たようですね。

塩ラーメン　750円

忍者系の売りはやはりブラック系の支那そばだとは思いますが、この塩が食べたかったんです。

どうでしたっけ、あの今はなくなってしまった「藤田屋」を意識した塩ではなかったでしょうか。

 

まずはそのスープを。

「あ～、なるほど。」

鶏ベースのスープはじんわりと優しい感じ。

旨み過多ではなく、あっさりと仕上げていますね

最初に鰹の味わいが来ます。

ちょっとニンニクの香りもあります。

似ているかというとそんな感じはありませんが、なんかひと味足りないかなという感じ。

貝類かなあ

 

具はメンマ、貝割れ、つみれ、チャーシュー。

チャーシューは支那そばと変えてあるバラ肉チャーシューですね。

食べてみると、やはり美味しいです

忍者系はチャーシューとか焼肉とか肉類の扱いに長けていますね。

 

白いものはつみれ。

肉団子かと思いきやそうではなく、海老が一つ入っていました。

さっぱりとした味わいですね。

メンマも小さいタイプでちょっと変わっています。

 

で、驚いたのがチャーシューの上のもの。

ちょっと食べてみたら苦い

生の玉ねぎをすり下ろしているようですが、新玉が出ているこの時期の玉ねぎにしては苦いです。

ただ、これをスープに溶かしていくと、たしかにスープの味に変化が出てきます。

そんな効果を狙っているんでしょうね。

普通ならみじん切りでしょうが、これも忍術なのかもしれません。

 

食べ進むと気づくのですが、スープ、ちょっとずつ味が変化していきますね。

後に行くに従い、スープが良くなっていく感じ。

珍しいタイプです

麺は中細のストレート。

もちっとしていかにも自家製麺という感じの麺。

寝かしてというのではなく、作りたての麺の味わいを感じますがどうかな

スルッと完食。

 

比較的あっさり系で好きな味です。

同時に、まだ美味しくなりそうな余地が残されたスープですね。

味の濃さもちょうど良く、また食べてみたいと思うラーメンでしたね

他のメニューも忍者が居る内に食べてみたいです。

ただ、浜松でも結構遠いいんですよね。

来来軒と同様に

 

 

帰りがけに駐車場に車で入ってきたおばちゃんに、「ここのラーメン食べた　美味しいの」と聞かれ、

「美味しいですよ。」というと食べていくかと思いきやまた車で出ていったという変なエピソードもあり

 

 

本日の一言

「開店おめでとうございます。」