社長の品格  成功への羅針盤

二十年ぶりの封印を解き、今再び俳優業に復帰した女社長ブログです。

私のホームグランド

2012-07-24 22:32:39 | 劇団
肉体トレーニングの負荷は健やかになるけれど、
精神的な悩みは大した動きもしてないのに、
どっぷりと重苦しい疲労感を感じます・・・

今日はひどく疲れましたあ~
いけない、いけない・・・皺のもと。
くよくよしてたら眉間に皺が寄ってしまう。

自分の努力でどうにかなるのなら、
どんな努力も惜しまないけれど、
第三者が介入すると、事は本当に厄介になる。
自分の努力でどうにもできないから、めんどくさい。

言えることは私は私。
ありのままの今の自分。
世の中、不本意なことがたくさんある。
けれど私は毅然としていよう。
決して屈しない。
格好つけているわけではなく、いわば捨て身の覚悟というヤツ。



7月7日付けの婦人公論に劇作家で演出家の
永井愛さんの対談が載っている。
3.11の東日本大震災以降の演劇について述べられています。

「男性作家は世界を切り取ろうとする時、世界を動かす人を
描きますが、私は女として生きてきて、
世界に参加しているつもりでいながら動かされ、
翻弄されてきた側なので、そちら側からみたほうが
落ち着いて世の中が見られます。」

「つくづく男社会がダメだと痛感したんです・・・」
反原発をテーマにした作品に出たいと言ってくるのは女性で
男性は他の仕事を干されやしないかとか。(例えば山本太郎氏のように)
売れている役者さんでも「私が対処します。」と事務所を通さず
手弁当で出てくれる。
損を覚悟ででてくるのはほとんどが女性・・・
けれど現実は男社会で回っている、
女性が政治的な意思決定の場にいれば、もうちょっと
なんとかなったかもしれない・・・というような内容。

見る角度によってはきわどい内容のようだけど、
今、私が置かれている立場はまさにこれです。
真実を把握しなければ、社会に参加しているつもりでいながら、
実は動かされ、翻弄されてしまう。
だからこそ、毅然としなければならないし、覚悟を決める。
原発の問題しかり、私が祈るような思いでいた福島の案件も
男性社会の名誉など欲やお金で、振りまわされかける・・・


対談相手の上野千鶴子さんは
「人には人のホームグランドというか
一番戦える戦場というものがある」と語っていますが、
3.11以降、私は自身のホームグランドについて
自問自答して、役者の封印を解くことに至りました。
それこそ捨て身の覚悟です。

私は私であって、私以外のなにものでもない。

最後にひとつ・・・
「もちろん立派な男性もたくさんいて、
反対に男に魂を売り、男の理論で
動かされている女もいる・・・」永井さん、上野さん論
私も全く同感です。どうぞあしからず。

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「足利ミュージカル」研究科  朗読劇公演 ~銀河鉄道の夜~

日時 8月8日(水)9日(木) 午後7時開演
場所 足利市民会館小ホール

*無料ですが、整理券が必要です。足利市民会館、
又は市民プラザで配布中です。

問い合わせ:足利市民会館 TEL:0284-41-2121 
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