社長の品格  成功への羅針盤

二十年ぶりの封印を解き、今再び俳優業に復帰した女社長ブログです。

やっぱりばなな

2008-02-19 17:24:48 | 読書
一ヶ月ほど前DVDで「アルゼンチンババア」を観た。
まだ私はばななさんの原作を読んでいなかったのだけれど、
家族皆がこれは「ママに」とレンタルやさんですすめるものだから、
そのタイミングがありがたく、「それじゃあ」ということで借りたのでした。
さすがばななさんだなあと、興味深く楽しませてもらったのですが、
やっぱり原作が気になって仕方なかったのですぐ本屋さんへ行きました。
読もうとしている本が山積みになっていて、ここのところ出張が多かったおかげで、
移動の電車を利用して読み進めることが出来、「アルゼンチンババア」までようやく辿り着きました。
やっぱりばななさんは最高です!!
長尾監督がばななワールドを素晴らしい味付けで料理していることに感無量なのですが
原作を読むと私自身のばななワールドが色付きで立体化されそれはそれはリアルに私に挑んできます。

「ユリさんはまるで古ぼけて暗い家の中に、その地味な背景の色の中に、少しづつ溶けていくように見えた。」
最愛の家族の死。出会い。別れ。生き方。
私の頭の中にアルゼンチンタンゴが流れる。タンゴのステップは人生への歩みなのかもしれない。

エリザベスゴールデン・エイジ

2008-02-19 01:46:16 | 映画
観てきました、映画。
車で3分の新しい映画館のレイトショー。
なんと私たった一人でした。もったいなぁい。
でもなかなか良いです。まるで貸切です・・・
「つぶれないでくれよ。映画好きの私のためにも」
と余計な心配してしまいます。

「エリザベスゴールデン・エイジ」

見事にケイト・ブランシェットがエリザベスを演じていた。
この役は彼女しかありえないと思ってしまうくらいに誇り高く気品に満ちあふれていた。
数奇な運命を背負い、25歳でイングランド女王に即位した、エリザベス1世。
スペイン無敵艦隊の襲撃、暗殺計画、裏切られ傷ついてもバージンクィーンと呼ばれ一生を国に捧げた女王。
その女王は国を黄金時代へといざなう。
ケイト・ブランシェットも目を見張るものがあり、ストーリはとても興味深く、
映画のセットと衣装は申し分なし。
絢爛豪華でスクリーンに圧倒されっぱなしだった。
何よりも凛としたエリザベスが美しい。醍醐味ある映画だった。