私の知り合いの男の子のお母さんが8月17日に自宅で亡くなった。家族葬だっただけにほとんど連絡が回らなかったらしい。
私は2日後、彼と近くのすし屋にいあた。数時間ともにしたが意外に元気だったんで安心した。いろんな事情で一人暮らしになった。「俺も中学2年の時、一人で別府の旅館で暮らしていたんだぞ!昔、話したろう?」と、いろんな話もした。店の中のテレビの画面に躍動する陸上選手の姿も話題になって、ある意味良かった。
彼が登校拒否した中学時代に二人で伊勢原の大山に登ったことがあった。もうすぐ頂上という急坂で白目むいて天を仰ぎ、もだえ苦しんでいる血の気のない、もやしのような子供を見た時、やばい!こりゃまずい!とあわてたほどだった。すし屋でそのことを言うと、彼は「当たり前だよ!昼間寝て真夜中ずっと起きてるから。普通寝ている時間に山登ったんだから。」と笑いながら話していた。
たいしたものだ!17歳でしっかりしている。大学にも行きたい!文系だね。歴史が好きなんだよと話してくれた。
でも、なかなか難しい。