『ボヘミアン・グラス展』に行ってきました。
所用をこなしてから行ったので、到着は11:30頃。
暑いからなのか、それとも、人気がイマイチなのか、
中は混雑しておらず、程よい客の入り。
このくらいがいいですよ。
500円で、音声ガイドをレンタルして、いざ中にGOです。
展示の構成は、
- 中世(14~15世紀)
- ルネサンスとマニエリスム(1550~1650年頃)
- バロックとロココ(1650~1790年頃)
- 古典主義、帝政様式、ビーダーマイヤー様式、ロココ・リヴァイヴァル(1800~1865年頃)
- 歴史主義(1860~1890年頃)
- アール・ヌーヴォー、アール・デコ、機能主義(1890年頃~第2次世界大戦)
- 1945年から現代まで
と言う7部構成。
一つのチャプターが、思ったよりも小さかったので、
「あれ?もう次のチャプター?」と言う感じではありました。
ガラス工芸品といえば、ヴェネツィアン・グラスが有名なわけですが、
ボヘミアン・グラスも、そこそこ有名ですね。
でも、ボヘミアン・グラスが一気に開花したのは、やっぱり、
ヴェネツィアから技術者が流入してきて、先進地ヴェネツィアの技術を
取り入れてからの様です。
どちらかと言うと、ヴェネツィアン・グラスは、それ自体が、
本当に芸術品のような繊細さを持っており、非常に美しく感じますが、
ボヘミアン・グラスの場合は、同様に美しいのですが、
ボヘミアと言う土地柄なのか、少し土臭いというか、素朴というか、
ヴェネツィアン・グラスには無い力強さを感じますね。
(個人の印象・感想です)
印象的だったのは、有色グラスの製品。
朱色の作品が有ったのですが、ぱっと見、漆器みたい。
その隣には、黒の作品が有ったのですが、こちらも漆器みたい。
なんか、面白かったです。
あと、黄色や緑色の作品があったのですが、
発色にはウラン!を使っているという驚きの表示。
大丈夫なのか?
最後のチャプターになると、実用品というより、
完全に、ガラス彫刻になっていました。
こうなると、もうわからないです(笑)。
ほんとうに最後には、「ミラーマン」のパフォーマンス画像だし。
「ミラーマン」、わかんないよ~(苦笑)。
意外に混んでいないので、見やすくて良かったです。
あ、そうだ。
今日から開催ということで、こんなパネルもありました。
何か、演劇みたいです(笑)。
名称 | プラハ国立美術工芸博物館所蔵 耀きの静と動 ボヘミアン・グラス |
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会期 | 2014年8月2日(土)~9月28日(日) |
会場 | サントリー美術館 |
当日観覧料 | 一般1300円、大学生・高校生1000円、中学生以下無料 |
開館時間 | 10:00~18:00 (金・土は10:00~20:00) ※9月14日(日)、9月22日(月)は20時まで開館 |
休館日 | 火曜 ※9月23日(火・祝)は18時まで開館 |