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千葉市美術館 『メアリー・エインズワース浮世絵コレクション-初期浮世絵から北斎・広重まで』

晴れ!
そんな土曜日は、千葉市美術館で開催中の
『メアリー・エインズワース浮世絵コレクション展』に行って来ました。

千葉市美術館って、遠いんですよねぇ・・・・。
でも、ボヤいても仕方ないので、なんやかんやの雑用をこなした後にGO!
10:30頃に何とか到着しました。

この千葉市美術館って、昭和2年に建てられた旧川崎銀行千葉支店の建物が
そのまま活用されているんですよねぇ。
って言うか、千葉市美術館が、その中に入っているわけでは無いんですが、
旧川崎銀行千葉支店と同一の建物の中に存在しています。
旧川崎銀行千葉支店は、イベントに使われていて、今日は、どこかのバンドの
ライブがある様でした。

浮世絵の歴史と言う感じで、初期浮世絵から、浮世絵の円熟期ともいえる、
葛飾北斎や歌川広重の作品まで、時系列的に並べてみることが出来る
展覧会は、私的には初めてかな?

初期の浮世絵って、浮世絵とは言いますが、はっきり言って版画ですね。
まぁ、見事な作品ではあるんですが、輪郭がくっきりして、単色で、
木版画という感じを強く感じました。

それが、北斎や広重の頃になると、“浮世絵”ですよ!
まぁ、浮世絵も木版画な訳ですが、それでも見ると【絵】ですよね。

メアリー・エインズワースの浮世絵コレクションの素晴らしいところは、
状態が良い事。

これまでも、何度も浮世絵を見ていますが、
意外に状態が悪いものが少なくありません。
ですが、このコレクションは、
「え、さっき刷ったんじゃないの?」と思うほど、
状態が良いものが多いです。

それと、異なる版の作品も、いくつかあって、
それを見比べることが出来たのも、中々良かったです。

時系列的に浮世絵を見ていて思ったんですが、
北斎や広重って、浮世絵界の印象派なんじゃないでしょうかね?
そんな風に感じるほど、北斎・広重の浮世絵は、
見ている側に判りやすく、美しく感じました。

いやぁ、面白かったです。










名称オーバリン大学 アレン・メモリアル美術館所蔵
メアリー・エインズワース浮世絵コレクション
-初期浮世絵から北斎・広重まで
会期2019年4月13日(土)~5月26日(日)
会場千葉市美術館
当日観覧料一般1200円、大学生700円、高校生・中学生・小学生無料
開館時間10:00~18:00
※金、土曜日は20:00まで
※入館は、閉館の30分前まで
休館日5月7日(火)
巡回展[静岡展]2019年6月8日(土)~7月28日(日) 静岡市美術館
[大阪展]2019年8月10日(土)~9月29日(日) 大阪市立美術館
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