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東京国立博物館 『博物館でお花見を』(2014)

東京国立博物館で開催中の『栄西と建仁寺』展のついでに、
春の恒例行事「博物館でお花見を」での企画、
本館(日本ギャラリー)で行われている
『桜めぐり』も見てきました。

まずはその前に、リアルな桜。
平成館を背景にした桜と

表慶館を背景にした桜

まだまだ満開ではないですが、半分は咲いたかな。

さてさて、『桜めぐり』の開始です。

本館は工事中で、一部は入れないところがありますが、
本館の1階と2階で作品は展示されています。

入口から一番近いところにある展示物は、
11室の如意輪観音菩薩像ですが、こちらは撮影禁止。
東京国立博物館の総合文化展(通常展)の展示物は、
基本的に撮影可なんですが、時々、撮影禁止があります。
これはその、時々撮影禁止のものにあたりました。

ここからは、(当然ですが)撮影可のものを出していきます。

これは、仁阿弥道八作
「色絵桜樹図透鉢(いろえおうじゅずすかしばち)」

この写真だと判りにくいかもしれませんが、
きれいな鉢でした。

その傍らには、こちらの皿

名前を記録してくるのを忘れました。

こちらも屏風も、名前を記録してくるのを忘れました。


下の、6曲2双の屏風は、小さくて見難いので、
写真を割ってみました。

左隻

右隻


左隻

右隻


展示されているのは、皿とか屏風だけではありません。

打掛の「白綸子地紗綾形梅桜牡丹菊花束模様」
淡い桜色の生地がキレイですね。

再び、焼き物。
伊万里の「色絵桜樹文十角鉢」


こちらは鍋島の「色絵花筏図皿」


またまた伊万里で「色絵桜川文徳利」


そして最後に、おなじ徳利つながりで、
「瓢形酒入」


ここからは、掛け軸・屏風が続きます。

土佐光吉筆「源氏物語図色紙(花宴)」

掛け軸ですが、全体だと絵の部分が小さくなりすぎて、
絵の部分のみです。

こちらも掛け軸の絵の部分のみで。
狩野主信筆「吉野山図」

本物の吉野の桜も見てみたいですねぇ。

住吉具慶筆「観桜図屏風」


これは、パンフレットにも記載されている
狩野晴川院<養信>筆「源氏物語絵合・胡蝶図屏風」
左隻

右隻

パンフによれば
「秋好中宮(梅壺女御)の春の仏事に、
町の装束の女童が、紫の上の贈った
閼伽棚に花を供える場面」だそうです。

こちらもパンフレットに記載の作品
歌川広重筆「山桜に四十雀」

花札みたいなタイトルですね(笑)。

最後もパンフレットに記載の作品
6曲2双の「日月山水図屏風」。
左隻

右隻

もちろんこれら以外にも沢山、
桜をモチーフにした、様々な作品が展示。

スタンプラリーが開催されていて、
5個スタンプを集めると、
記念の缶バッジがもらえるのですが、
もちろんクリアして、もらってきました。

この後は、春季開放期間中の庭園へ。
まだ満開ではないですが、5~7割位は
桜が咲いていたでしょうか。

春草廬付近の桜


春草廬と桜


桜アップ


本館をバックにした見事な枝垂れ桜

角度違い


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