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国立新美術館 『チューリヒ美術館展 ―印象派からシュルレアリスムまで』

今日(2014/09/26)は、とある理由により休み。
せっかくの平日なので、昨日から国立新美術館で開催されている
『チューリヒ美術館展』に行ってきました。

いつもの如く、開場間もない10:15頃に会場に到着。
数多くの人が国立新美術館に向かっていきます。
「え゛!マチ゛!」
と思ったんですが、同じ国立新美術館で開催中の
オルセー美術館展』への観客でした。
『オルセー美術館展』の方は、開幕してから二ヶ月以上経ちますが、
まだまだ客が多いんですね。

一方こちらの『チューリヒ美術館展』の方ですが、
会場に到着してみると、もちろん、それなりに観客は入っていますが、
懸念していたような大混雑ではありません。
ホッとしました(苦笑)。

まずは、音声ガイドを入手。
今回の展覧会では、黒柳徹子さんが特別ナビゲーター。
と言っても、黒柳さんが解説に出て来るのは、ほんの、4つくらい。
ぶっちゃけ、あんまり音声ガイドとしては上手い方では無かったので、
それで良いと思います。
特別トラックには、『徹子の部屋』のパロディ?、
『モネの部屋』的なトラックがありました。

さて、この『チューリヒ美術館展』ですが、これまで見たことの有る
展覧会とは、少し違う展示内容になっています。
一人の画家とか、一つのテーマを展示するのではなく、
ある画家や、ある美術的な運動・様式を交互に展示するという方式。
なので、一つのテーマで展示されている作品数はそれほど多くありません。
逆に、数多くの画家や、美術様式・運動の作品を見ることが出来ます。
こういうのも、ありかもしれませんね。
特定の画家の回顧展というのも良いですが、こういうのも良いですね。

今回は、ホドラーの部屋もあり、来月10月7日から国立西洋美術館で
開催される予定の『ホドラー展』のいい予習になりました。

それと、ナビ派の展示室で、ヴァロットンの作品が展示されていました。
ヴァロットンと言えば、つい先ごろの9/23まで、
三菱一号館美術館で『ヴァロットン展』が行われていました。
残念ながら、そちらは行かなかったのですが、今回の作品を見て、
「行けばよかったかなぁ」と少し後悔しました。

今回の見所として、モネの≪睡蓮の池、夕暮れ≫があります。
モネの睡蓮は、たくさんありますので、他の睡蓮は見たことがありますが、
今回の≪睡蓮の池、夕暮れ≫は、初来日ということで初見になります。
この睡蓮は、モネの晩年、彼が目を悪くしてから描かれているそうで、
そう言われてみると、悪化した目を通してぼやけて見える、
睡蓮の池の夕焼けでしたね。
たぶんあれば、画家が見た睡蓮の池そのものだと思います。

沢山の画家の作品をいっぺんに見ることが出来て、見応えがありました。
それほど混んでなかったし、良かったです。
まぁ、混んでいないのは、平日だったので、たまたまだったのかもしれませんが。









名称チューリヒ美術館展 ―印象派からシュルレアリスムまで
http://zurich2014-15.jp/
会期2014年9月25日(木)~12月15日(月)
会場国立新美術館
当日観覧料一般1600円、大学生1200円、高校生800円、中学生以下無料
開館時間10:00 ~ 18:00(金曜日は20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日毎週火曜日 ※ただし、10月14日(火)は開館
巡回展2015年1月31日(土)~5月10日(日) 神戸市立博物館
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