足首の捻挫により、伸々になっていた、
『黄金伝説展』に行ってきました。
9:30a.m.開場なのですが、
いろいろと用事をこなしてから出発したら、
会場到着は、10:15a.m.頃。
「う~ん、予定より遅い!」と思いましたが、
先週の黄金伝説展記念講演会で、
それほどの混雑にはならなそうなことを確認済。
予想通り、特に混むことはありませんでした。
いつもなら、音声ガイドを借りるんですが、
今はまだ、足首が完全ではないので、
音声ガイドを聞きながらの鑑賞だと時間が
長くなることが予想され、
足首に負担が増しそうだったので、泣く泣く回避。
遠藤憲一さんがナビゲーターだったんですけどねぇ。
タイトルが『黄金伝説展』なので、
黄金の物品ばかりかと思っていたんですが、
そうではありませんでした。
“黄金”と言うキーワードに関連する絵画なども
展示されていました。
って言うか、最初のセクションは、絵画が多かった。
【世界最古の金】と言われる
《ヴァルナ銅石器時代墓地43号墓出土の金の副葬品》も
凄かったんですが、やっぱり見どころは、
《ヴァルチトランの遺宝》と《パナギュリシュテ遺宝》
ですかね。
どちらも、畑を耕していた農夫が偶然に発見したと言う
ものですが、畑からこんな豪華な宝物がでるとは。
特に《ヴァルチトランの遺宝》の方は、最初のうち、
農夫が飼っていた豚のエサ皿に使っていたというのですから、
それはそれで愉快です(笑)。
その他としては、エトルリアの金細工が凄い。
《装飾留め金》ですが、あんなに沢山の動物?
って言うか、この構造で、何をどうやって留めるのか?
あとは、数々の粒金細工!
これは、凄い!
あんなに小さい金のつぶの数々!
パッと見、そんなに小さい金のつぶが付いているようには
見えないんですが、よ~く見ると、沢山の小さい金のつぶで
装飾されています。
金のつぶを作ることもそうだし、
作った金のつぶを取り付けるのも、一体どうしたのか?
一応、取り付け方は解明されているそうですが、
それにしても、凄いな。
何時もの展覧会よりも、おばちゃん率が高く感じたのは、
気のせいでしょうか?
それと、金細工の前は進みが悪いですが、
絵画の前は、けっこう空いていたりします(苦笑)。
中々、興味深かったです。
名称 | 黄金伝説展 古代地中海世界の秘宝 http://www.tokyo-np.co.jp/gold/ |
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会期 | 2015年10月16日(金)~2016年1月11日(月・祝) |
会場 | 国立西洋美術館 |
当日観覧料 | 一般1600円、大学生1200円、高校生800円、中・小学生無料 |
開館時間 | 9:30~17:30(金曜は20:00まで) ※入館は閉館の30分前まで |
休館日 | 月曜日(ただし、11月2日、11月23日、1月4日、1月11日は開館)、11月24日、12月28日~1月1日 |
巡回展 | [宮城展]2016年1月22日(金)~3月6日(日) 宮城県美術館 |
[愛知展]2016年4月1日(金)~5月29日(日) 愛知県美術館 |