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東京都美術館 『若冲展』

今日は、先週金曜日(2016/04/22)から開催された
『若冲展』に行ってきました。

若冲って、なんだかとっても人気なので、
開場間もない9:50a.m.頃に到着したんですが、
雨天にもかかわらず、到着した時は、
中にも入れないほどの入場待ちの行列。

どのくらい中に入れないかというと、
地下の中庭を取り囲むようになっている1Fの通路を
一周するほどの行列。
しかも、館内に入ってからも行列ですからね。

この時点で、公式若冲展Twitterによれば、
50分の入場待ち。
待ってやろうじゃないの、50分。
去年の鳥獣戯画展や一昨年の皇居乾通り一般公開を思えば、
50分なんて大した事無いです(笑)。
実際には、50分以下の入場待ち時間だったと言い添えておきます。

最近は、音声ガイドを借りるのが自分的なトレンドなんですが、
この混雑具合を勘案して回避。
中谷美紀さんがナビゲーターだったんで、借りたかったんですけどねぇ。

見どころは・・・全て(笑)
だって、全部凄いんだもん(笑)

強いて言えば、1Fに一同に会していた
《釈迦三尊像》と《動植綵絵》は圧巻。
ああ言う展示手法は良いですね。
敢えて苦言を呈してみると、作品の間隔が詰まっているので、
観客も詰まっていて、見づらいなと言うこと。
もう少し、作品の間隔を空けてもらえれば、
一つひとつの作品が見やすいと思いました。
でも、特に《動植綵絵》は面白いですね。
中々こう言う掛け軸って無いと思います。
しかも18世紀にこう言う表現って、凄いと思います。

特にポスターにもなっている《動植綵絵 老松白鶏図》。
18世紀にハートマークですよ。
この時代、ハートマークと言う概念は有ったんですかね?
不思議です。

あと、何とも愛らしいのは《百犬図》。
かわいい!
オネエじゃないですが、思わずそう言う言葉が出てきそうです。

有名な《象と鯨図屏風》も展示。
これもなぁ、18世紀の表現としては驚きですね。

若冲の凄い所は、動物の表現の豊かさというか、コミカルさ。
いまなら「まぁ、そう言う表現もあるよね」と思うんですが、
18世紀の表現ですからね。
驚きです。

はぁ。
良いです。
空いていれば、もっと良いんですけどね(笑)

通常は、二ヶ月から三ヶ月有る展覧会の会期ですが、
この若冲展は、ほぼ一ヶ月と会期が短いので要注意です。








名称生誕300年記念 若冲展
http://jakuchu2016.jp/
会期2016年4月22日(金)~5月24日(火)
会場東京都美術館
当日観覧料一般1600円、大学生・専門学校生1300円、高校生800円、65歳以上1000円、中学生以下無料
※5月18日(水)はシルバーデーにより65歳以上の方は無料。
開室時間9:30~17:30(金曜日は20:00まで)
※入室は閉室の30分前まで
休室日4月25日(月)、5月9日(月)
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