ふっと思い出したこと

7月末から週1~2回
水分補給点滴のため病院に通っているみーすけ

診察室に入ると

「こんにちは」 とは私に
「毎日楽しく過ごせてますか?」 とはみーすけに

言葉をかけてくださる先生


何気ない一言だけれど
みーすけに言葉をかけてくれているのがとてもうれしい




先生のこの一言でふっと思い出したこと


それは、認知症の父に付き添って病院に通っていた時
どの科の先生もみんな父に視線を向けもせず
必要最低限かけた言葉の裏側には

「で?こんな状態で何を良くしようと思ってるの?
良くなってこの先どうするの?」

という気持ちが表れていて、
家族としてはとても悔しくやるせない思いで一杯でしたが
そのことを理解できないでいる父がせめてもの救いだと思っていました



そんな中一番最後に診てくれた神経内科の先生は
焦点もしっかりあわず椅子に座る父にきちんと向き合い

「(父の名前)さん、初めまして今回担当させて頂くことになった(先生の名前)です。
これから診察させて頂きますね。お体に触れますよ、大丈夫ですか?」

柔らかい物腰で、父の不安を取り除きながら、また家族の気持ちを察するかのように
それはそれは丁寧に接してくださいました

あの時は、あんまりありがたくて涙が出ちゃったな





みーすけ、毎日楽しく暮らせてますか?
暑い夏を乗り切ったんだもの、
この冬も元気で過ごしていこうね




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