ガールフレンド

お家でのんびりしている日、いつも思い出す詩、そしてお友達がいます。

     『午後四時に八百屋の前で献立を考えているような幸せ』  俵万智

仕事がとても忙しく帰宅時間も遅かった頃、平日家にいるなんて・明るいうちに買い物ができるなんて、とても贅沢なことに思えていました。
仕事自体はとても楽しく充実していたんですが、ふと、この詩のような”ゆったりした幸せ”もあるんだなぁ~なんて思ったりして。
怪獣が出現し、ゆったりとはいかないまでも平日に買い物ができるようになった今”ゆったりしすぎ??”に満足できず、自ら忙しい生活を創り上げている自分にあきれるやら感心するやら

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そのお友達とのメール交換で「この詩が好きなの」と書いたところ、すぐさま「私はこの詩を思い出したよ」との返信。

     『チューリップの花咲くような明るさであなた私を拉致せよ二月』  俵万智

こんな風にさらりと返してくれる彼女はとても大切なお友達です。
会話のキャッチボールとはよく言ったもので、こちらの投げたボールをしっかり受け止めてくれる。またそれを受け取りやすいように返してくれる。
時には角度を変えて、でもしっかりと正確に手の中に収めさせてくれる。
とても心地よいやり取りができ、楽しい時間が流れていきます。


もうすぐバレンタインデーですね。
一番大きいのはダーリンに、あとはお世話になっている女友達の皆様にお渡ししたい私です。
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