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2020.1.13 『0の山』(743m)  今年も恒例のピークへ 

 三連休最終日の月曜は、

おいしい朝食をたらふく食べて、

これも恒例の『0の山』登山だ。

コテージをチェックアウトし、

9時05分、「LARCH」の前から徒歩でスタートした。

そして林道入口でスノーシューを装着。

これまでの数年、

正月明けのこの山に人が入った形跡は見られなかった。

ところが今回は林道入口に車三台があり、

先行者の立派なトレースが残されていた。

もちろんそのトレースを利用させていただいた。

しかしスタートして2kmも進まないうちに、

先行するパーティーに追いついてしまった。

パーティーの人数は10名を超える。

これには驚かされた。

追い越す際にトレースの礼を申し述べたが、

メンバーは殆どが私より年配者だった。

 斜面をショートカットしたかったが、

笹がむき出しの藪に入る気にはなれず、

林道を忠実に伝って進む。

ところが送電線の手前で左手に伐採地形が現れた。

それを利用しない手はない。

この日も元気よくラッセルを買って出るToshiに指示を出す。

そして広く伐採された急斜面を登って行く。

広いところは気持ちがいい。

グイグイ高度を上げて樹林帯に入った。

この辺りで先頭を行くToshiが、

どのようなルート取りをするか、

最後尾に着いて観察する。

Toshiはここのショートカットをしたことがない。

しかし私が口を出すような場面はなく、

完璧なルート取りをしてみせた。

積雪期はバックカントリーで楽しむToshiだが、

最近はお決まりのルートを外して山に入ったり、

また人を連れて入山することが多くなったことで、

ルートファインディングの感性が磨きを増したのだろう。

感心、感心!

 最短ルートで頂上に達したが、

頂上付近は笹がひどく歩きにくい。

「LARCH」から見上げた頂上部も、

これまでの1月には見られない笹が中心の色合いだった。

10時45分、『0の山』。

このピークの東の稜線上には地形図にも載っている、

『一ノ山』(858m)、『二ノ山』(791m)、『三ノ山』(587m)が連なっている。

それで誰かが一の手前であることから、

このピークを『0の山』と名付けたのだろう。

地形図には点名の表記がなく、

743mという標高だけが記されている。

ただこの山は金山湖周辺から見て目立つ存在で、

それに正式な名前がつけられていないことが不思議た。

下山はせっかくつけたトレースを生かしてその通りに下る。

林道に下り立ち先頭を行く私の後ろで、

HiromiとKasaneの会話が弾むのが聞こえる。

11時45分、「LARCH」。

ここで解散とした。

そして各自がそれぞれの思い出を胸に帰途に着いた。

 

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