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2024.8.12 「墓参り」  うちの女房はえらい!!

 

 12日の月曜日は「墓参り」に出かけた。

「墓参り」と言っても、私の中ではそんな行事なぞ存在しない。

宗教が大嫌いな私は、自分の方の墓が滝川市にあるので、

山への道中気が向いたら墓の確認に寄る程度。

あとは興味ない。

しかし女房の方は墓を守る女房の兄の手前、

盆には足を運ばないと、女房の立場がないだろうと、

毎年気を遣って墓参りに連れて行く。

そんな墓参りに、今年はずいぶん久しぶりに娘が同行した。

札幌で一人暮らしをして長い娘は、

前日我が家にやってきた。

 女房方の墓は、

千歳市の公共墓苑にある。

女房の父親が亡くなった平成8年のすぐあと、

義兄が建立したものだ。

同じ墓石が整然と並んでいる。

墓に着くといつものように水を汲んで行き、

何やら墓石を洗っている。

人は死んだら「無」。

誰もわかるわけないのにねえ・・・

 

 墓石を洗い流して花を添えたら、

娘が墓石に向かって手を合わせ、長いこと目を閉じていた。

この娘にこんな信心があったのかと、

一瞬驚いた父だ。

まあ、人は「バチアタリ」と言うかもしれないが、

私には興味のない世界だ。

 墓参りが終わるとちょうど昼だったのでどこかで昼食をとも考えたが、

昼時で混み合う飲食店に入る気がせずコンビニで弁当を買い、

郊外の田園地帯で食べた。

外で食べたかったが、暑いので狭い車の中だった。

 夜になると必ず娘と一杯やる。

そんな娘が酒を飲む前にシャワーを浴び、

パジャマに着替えて現れた。

見慣れないパジャマを着ていたので、

女房が新しいものを買って用意したんだろうと思った。

ところがそれは違い、女房と娘の会話から、

女房の手作りだとわかった。

しかも、タンスの奥に眠っていた古い浴衣を利用して作ったのだと!

更に娘曰く、「すごく着心地いい!」

いやあ、うちの女房はホントえらい!!

65歳で仕事を辞めて家におり、

すっかり幸せ太り的になってしまった女房だが、

ただゴロゴロしているだけじゃないのねえ・・・




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