北海道の山野でとことん遊ぶ!!
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2025.6.10 『日吉』(ヒヨシ・487m) 苦戦、リタイア寸前!
今月10日は、
夕張で活動することにした。
これまで2回登った「日吉」(四等三角点)だが、
いずれも積雪期で三角点標石を目にしていない。
それで無積雪期の今、
標石を確認に登ってみることにした。
この朝夕張に向かい、
道々から日吉地区で、
旧「ユーパロの湯」に向かう市道に入った。
そして「ユーパロの湯」近くの、
広い空き地を駐車地とした。
「日吉」への取り付き点のすぐそばだ。
地形図に記されている林道を利用するつもりでいた。
林道で高度を稼ぎ、
最後は藪に入ってピークに至る。
というつもりだったが・・・
利用しようとした林道はとっくに廃道で、
全体が雑草に覆われていた。
その中にシカ道が続くので、
これを利用しようとするも、
すぐに方向を変えてしまった。
雑草を漕ぎながら進んで行く。
そして一段上がると、
この冬に見た桜の植樹地だ。
これを縦断して廃道になった林道に上がろうとした。
ところが林道なんてものは、
とっくに笹に埋もれてしまい、
ただの笹原と化していた。
おまけに密度の濃い笹が行く手を阻む。
濃くて抵抗の強い笹を、
泣きそうになって漕いでいく。
前方に古く今は使われていない、
送電線の鉄塔が見えるのだが、
なかなかそこにたどり着けない。
そしてようやく鉄塔の位置を越えると、
笹の勢いが落ちた。
そこで一休みだ。
するとカラマツの間から、
目指すピークが見えた。
林道は地形図に記された通りに伸びて行くが、
やはり全体を笹が覆っているので、
それを漕いでいく。
きついので何度もリタイアしようか、
との思いがこみ上げる。
そしてようやくピークの基部に達した時には、
その先の更に濃い笹を目にして、
ここれでやめることにした。
しかし、どうにも悔しい!
そこで地形図上では、
更に伸びて行く荒れた林道を、
行けるところまで行ってみることにした。
しばらく歩き、
林道の方向が、
西から東方向に変わるとワラビが現れた。
それもまるで畑の様に林道全体を覆っていた。
それがその後ずっと続いて行く。
殆どが成長しきってしまっていたが、
その中には今が食べごろのものも結構目立つ。
それを見ると採らずにはいられない私。
下山時に改めて採ることにして、
先へと進んで行った。
その後も延々とワラビの畑が続き、
400で上空に送電線が見えたので、
林道を離れて尾根に取り付いた。
そして一旦送電線を支える鉄塔基部へ。
あとは一直線にピークを目指し、
笹をかき分けて登った。
標高差70mほどの登りだが、
斜度があるのでなかなかきつい。
その登りに耐えて、
四等三角点「日吉」。
ようやく標石を目にすることができた。
下山も同ルートで、
まず鉄塔まで下ってから林道へ。
そこからワラビ採りを開始した。
この二日前に「平和」でたっぷり採ったワラビだが、
目の前にボロボロ出ているのを採らないのは罪だ!
持ち帰るにはちょうどよい量を採って下山。
下山も下部の濃い笹には難儀したが、
それでも笹が下方に傾いているので、
登りとは比較にならないくらい楽だ。
駐車地に着いて、
片付けをしながら昼食。
この日は一旦あきらめたピークだったが、
何とかそこに立つことができてよかった。
そして帰宅後、自分でワラビのアク取りをした、
女房が嫌がるので・・・
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