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2025.6.6 『幌向炭山』(ホロムイタンザン・361m) 荒々しい伐採地!
10日前の6月6日朝、
夕張に向かって走っていると、
手前の由仁町で雨が降り出した。
そこで変更を余儀なくされたが、
空模様を眺めると、
北の方が明るい。
まあ、この日の予報はあちこちで雨だったから、
どこに向かってもそう違いはないんだろうが。
しかし、今現実に降っている雨は避けたい。
それで空が明るい方へと方向を変えた。
そして「幌向炭山」に登ることにした。
この山には良く登るが、
今年3月に目にした広大な伐採風景が、
強く心に残っており、
雪が融けたらまた登ってみようと思っていた。
栗沢町美流渡で「石油の沢川」に沿って、
北に伸びる林道に入ろうとしたが、
路面がドロドロ状態だったので、
引き返して廃屋のそばに車を停めた。
準備を整えてスタート。
林道に入ると間もなく雨が落ちてきた。
一旦車に戻って、
雨雲が通過するのを待とうか、
とも考えたが、
雨はすぐに上がってくれた。
そしてすぐ左手に、
昨年伐採された風景が広がる。
そんな風景を楽しみながら、
更に歩を進めて左手の作業道に入った。
この作業道を登って行くと、
背後に広い風景がどんどん広がって行く。
間近には「鷲の沢」(三等三角点)の、
大きな山体が存在感を感ずる。
そして前方の山肌に、
広大な伐採地が広がる。
これは「幌向炭山」の東斜面で、
伐採地の南端が「幌向炭山」のピークだ。
作業道がまっすぐ、
「幌向炭山」の伐採地に向かって行く。
この広大な伐採地は、
この冬に伐採されたものだ。
冬の間に登った周辺の山々から、
この伐採地の様子を眺めていた。
そして伐採作業を終えた3月に、
スノーシューで入ってみた。
その時目にしたこの風景に、
心から感動したことを思い出す。
「幌向炭山」の直下に達し、
伐採地の中の荒れた作業道を登って行く。
伐採作業を終えて、
その後の処理が何もされていないので、
刈り払われた枝が散乱している。
ひじょうに歩きにくい中を、
伐採地の最上部まで上がった。
振り返ったそこからの風景が実にいい!
広い風景の中で、
麓の美流渡市街地が丸ごと見渡せる。
樹木が何もないので、
高度感もすごい!
伐採地の北の端に上がったので、
雄大な風景を眺めながら、
最上部を南に向かって歩いて行く。
そして南端で藪に入った。
藪は薄く抵抗は少ない。
尾根筋を忠実に辿って行き、
二等三角点「幌向炭山」。
回を重ねて登ってきたこの山のピークに立つのは、
今年に入って三度目だ。
雪があるころ、
別ルートでも登った親しみある山だ。
再び伐採地の最上部まで戻り、
荒れた伐採地を下った。
丸太や木の枝が散在して、
足もとがひじょうに不安定だ。
その中を転倒しないよう、
一歩一歩慎重に下る。
下部の安定した作業道まで下って、
「ホッ・・・」。
あとは淡々と歩いて駐車地へ。
雨の影響で、
この日この山に登ることになったが、
登って良かったと心から思える、
楽しい山行となった。
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