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2024.11.9 『至仁湾沢』(レニワンザワ・193m)  カラマツの美しいとき!

 11月第二週の週末は、

久しぶりにHiromiと同行することになった。

Hiromiは私と違い、

私よりはるかに若いので、

まだまだ登ってみたいメジャーな山がたくさんある。

もう人が登る山には足が向かなくなってしまった私とは、

別行動になることが増え、

それは今後も多くなることだろう。

HiromiにはHiromiの大切な人生がある。

納得できる行動をし、

悔いを残さない生き方をしてもらいたい。

車の燃料代割り勘をなかなか当てにできなくなったので、

やはり維持費が安くて済む車に替えてよかった。

 この週末土曜日は、

カラマツの紅葉を楽しむべく、

林業の盛んな厚真町へと向かった。

厚真のカラマツ林は、

実に広大な面積を誇る。

6年前の「胆振東部地震」で、

膨大な数のカラマツが斜面の崩壊で倒木となったが、

そんな風景も含めて、

大変楽しませてくれる。

 道々「平取~厚真線」を走り、

厚真町とむかわ町の境界が走る「あづほ隧道」を越えて、

むかわ町に入った。

そしてむかわ側にほぼ下りきった地点の、

道々脇に今回の三角点ピークがある。

そこには農地への入口があるので、

その脇にそっと駐車させていただいた。

もう農業もシーズンが過ぎ、

作業に来る車もないが。

 駐車地からすぐ斜面に取り付いた。

カラマツの紅葉は進んでおり、

狙い通りだった。

また、取り付き部分のトドマツの幼木がきれいだ。

前方には見上げるような急斜面が現れ、

そこに古い作業道跡が続くので、

それを利用して登って行く。

まともに笹の急斜面を登るより、

いくぶん楽をすることができる。

上空を覆うカラマツが美しい。

ただ、この時は曇り空だったので、

その美しさが際立たない。

 作業道が尾根上に続くようになると、

傾斜が落ちてゆるい登りで進んで行く。

すると短いこのルートの先に、

目指すピークが見えてくる。

そして三等三角点「至仁湾沢」。

三度目のピークだが、

この時期は初めてだった。

もう木々の葉が落ちて、

麓の様子が木の間越しに伺える。

いい季節だ。

 ピークに長居はせず、

次もまた色付いたカラマツを楽しむ予定があるので、

速やかに下山を開始した。

下山では登りの段階で見るカラマツが、

また違った角度から楽しめる。

それにしても青空が欲しかった!

 駐車地に着いて、

即移動を開始した。

 

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