北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2022.4.24 『天狗山』(栗山・330m) ネギ採り爺さんだよ~ん!

日曜日はHiromiが「母さん孝行の日」で、
日帰り温泉に連れて行くことになっていたので、
グッドタイミング!、

と言うことで、
ギョウジャニンニクを採りに出かけた。

もう一週間早いかな?
とも思ったが、
この日に収穫しなければ、

アルバイト先が27日から休みに入るので、
待っているおばちゃんたちに渡せなくなる。

日曜の朝はゆっくり出て、
栗山町南角田に向かった。

そしていつもの「不動の沢林道」入り口を駐車地として、
徒歩でスタートした。

もう南空知の里山には、
雪がほとんど残っていない。

歩き出してすぐ、
こぶしの花が目についた。

幼少の頃の思い出の中では、
こぶしはまだ雪がたくさん残る中で、

白い花を咲かせていたと記憶しているが、
それは間違いだったのだろうか?

林道歩きで次に目についたのが、
すぐ脇のトドマツの幹につけられた、

ヒグマの爪痕だ。
一週間前にここを歩いた時にはなかったものだ。

ヒグマが動き回り、
人里近くまで出てきている。

エゾシカの防護柵内に入って、
一旦沢に下りショートカットをした。

沢から林道への斜面には、
見事なトドマツの林が続く。

そこにつけられた標識には、
稙付け年が「S31年」となっている。

その当時2歳だった私は、
この林に近いところに住んでおり、
いつもこの山の方を眺めていた。

その時にこんな大木群の若木を、
植える作業が行われていたことを思うと、
一種のロマンを感ぜずにはいられない。

更に林道を進み、
高度が上がって行くと、

上空を飛ぶ飛行機が目につくようになる。
千歳空港に着陸する飛行機は、

一旦栗山町の上空まで来て旋回し、
北側から千歳空港に着陸する。

その数が一昨年から激減していた。
新型コロナウィルスの影響だ。

しかしこの日は結構次から次へと飛来し、
便数が増えたことを思わせる。

230で林道から送電線下の作業道に入る。
それを登って行くと視界が開ける。

やがて「天狗山」の頂上部が見えると、
一旦「天狗山林道」に出て、

目の前の藪に入る。
登る人が増えたようで、

踏み跡ができてきた。
そして四等三角点「天狗山」。

真新しい私製標識の取り付け位置が高く、
雪が降り積もった積雪期に付けられたことを思わせる。

簡単な昼食を済ませ、
下山途中でギョウジャニンニクの収穫だ。

一週間早いのでは?
と、心配していたが、

もう十分いい感じに生育していた。
短時間でレジ袋大二つ分を収穫して下山。

それを翌日会社に持っていくと、
待ち望んでいたおばちゃんたちが、

あっと言う間に奪い合うようにして、
それぞれの分を確保した。

我が家にはただの1本も持ち帰らず、
全てをおばちゃんたちにあげた。

俺って、ホントいい爺さんだよなあ!
まあ、家には持ち帰れないんだけどねえ・・・
