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2020.5.23 『279m峰』(点名:二ノ沢)  99パーセント林道歩きでピークへ

 土曜日『幌向炭山』を下山後昼食を摂り、

午後その南に位置する四等三角点の「二ノ沢」に登った。

登ったと言うより「歩いた」と言った方がよい。

この山は林道の途中で立ち寄れる山。

つまり99パーセント林道を歩いてピークに立つ。

しかも林道にゲートがないため、

ピークのすぐ近くまで車で走行できる。

ただ我々は林道を歩きながら、

あれやこれやと風景を楽しむのが好きなので、

極力車を置いて歩くことにしている。

今回も道々の美流渡手前に架かる「二ノ沢橋」たもとの、

林道入口に駐車して徒歩でスタートした。

まあそうは言っても片道3kmほどしかないが。

 この林道は頻繁に車が往来するようで、

最初は路面がなんだかほこりっぽい。

我々が歩いている時には幸い車が来なくて助かった。

歩いて行くと右手に伐採地が広がっていた。

そして間もなく左手に砂防ダムと林道分岐。

これを直進してすぐにまた現れる分岐を右に入る。

あとは道なりに歩いていくのだが、

この分岐から斜度が増し、

Hiromiのギアが上がる。

「こんな傾斜になんか負けてなるものか!」、

と言わんばかりにガンガン登って行く。

とてもそのスピードについていけないジジは、

ただただマイペースを貫く。

林道は蛇行を続けながら高度を上げる。

そして西進していた林道が大きく左にカーブし、

南に向かって歩き出す。

この頃になると斜度が落ちて平坦な道となる。

林道の沿線にはうまそうなフキがびっしりだ。

採って帰りたいが、

それを処理する女房が面倒がるので持ち帰れない。

 Co.260で林道を離れて小尾根に取り付く。

少々の笹漕ぎを経て、四等三角点「二ノ沢」

ここも標石の周りをきれいにしてやる。

木の間越しに西の栗山町方面の風景が僅かに見える。

 下山はまた林道を淡々と下る。

分岐まで下り伐採地が見え出すと、

なんだかHiromiに落ち着きがない。

どうやら体力を持て余し、

まだまだ活動したい様子。

それで「ここ登って来い、待ってるから」と言ってやると、

Hiromiは「じゃあ行ってくる」と言って、

伐採地の中の作業道を駆け上がっていった。

まあま、元気いいわ。

 駐車地に着く頃になって雨が降り出した。

車を走らせて今回も追分の「ぬくもりの湯」へ。

そしてまた私の原風景の中で、

「かんぱ~いっ!!」

このところ原風景の中の山に登ってきたが、

それもそろそろ終わりかな・・・

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