北海道の山野でとことん遊ぶ!!
I am Amigo!
2020.5.14 『632m峰』(点名:久茶運内) 標石を求めて三たび!
今日はMchikoと栗沢町万字から、
『632峰』(久茶運内)に登ってきた。
Machiko は仕事がシフト制で、
土日出勤がある反面、
ウィークデーの休みが多々生じる。
そんなMachiko と今朝万字で合流した。
私は早朝の運転が嫌なので、
昨日の夕方現地近くに入って、
ひとりゆっくり酒を飲んで車中泊とした。
クレイジーキャッツのDVD映画を見ながら。
7時05分、万字の墓地に駐車して、
墓地奥の林道入口から入山した。
この林道は昨秋Hiromi と初めて歩いたが、
風景に変化があって面白い。
先日Machiko を『雨霧山』に連れていったとき、
林道歩きが好きだと言っていたので、
今回も長い林道歩きを設定した。
このルートは片道6kmちよっとと記憶している。
林道ははじめ木の間越しに、
万字の集落をを見下ろしなから進む。
辺りは広葉樹に囲まれ、今は春紅葉に染まり、
秋には素晴らしい紅葉が楽しめるであろう期待を抱かせる。
Co.310で地形図上の最初の分岐が現れる。
これを誤った方に進んでしまった。
すぐに気がついて戻ったが、
無意識に過ちを犯すとは情けない。
その後第二、第三の分岐を過ぎると、
前方が突然開けて、
春紅葉に彩られた広大な斜面が広がった。
この光景を目にしたMachikoが、
「おおーっ!」。
美しい光景を見ながら一旦下って、
今度はジグを切るように登り返す。
そしてそれを登りきる辺りから、
大規模伐採地の風景が目に入り出す。
こういう風景を殺風景でつまらない、
と思う人もいると思うが、
私は広々として大好きだ。
そんな風景をHiromi も好む。
そこでMachiko はどうかな?
と思っていたが、
それはそれなりに新鮮な刺激で感動した様子。
一旦伐採地が広がると、
あとは遮るもののない中を悠々と歩いていく。
スタート直後に少々降られた雨だったが、
この頃になると安定しだして、
西には青空が広がりだした。
広大な伐採地の中の一本道を歩き、
9時35分、ピークに達した。
そして笹薮に入って三角点の標石を探す。
昨秋Hiromiと二度このピークで、
三角点標石を探したのだが見つからなかった。
それで今回はスマホのGPSで位置を特定してみた。
Machikoが果敢に笹薮に潜って探す。
しかし今回も見つからなかった。
作業道がギリギリのところまで土砂を削り取っていたので、
その作業の際に標石が動かされてしまったのだろうか?
とにもかくにも、
9時50分、三等三角点「久茶運内」。
見晴らしの良いところに戻って早い昼食とした。
Machikoは菓子パンを食べ、
私はインスタントラーメン。
下山を開始すると西から、
青空の面積がどんどん広がりだした。
するとただでも美しい風景が映える映える!
そんな中を今度はタラの芽採りだ。
登路で目にしたものを一つ一つ採りながら下る。
すると小さい袋だがいっぱいになった。
また伐採跡地にはフキが見事なまでに自生している。
副産物を手にしておしゃべりしながら下り、
13時ちょうど、駐車地。
前半の雨と曇り空に対し、
後半の素晴らしい晴天に感謝し、
「ありがとうごさいました!」と言って、
この日もMachikoは早々と帰っていった。