Mr.Cloud's Train Diary

Mr.Cloudが送る、鉄道写真を主とし、
時々鉄道模型についても取り上げる
鉄道日記です。

京成3500形(更新車)改良記2

2020年05月17日 | 鉄道模型
皆様こんばんは、Mr.Cloudです。

今日は鉄コレの京成3500形(更新車)の続きをお送り致します。


再塗装していく上で最も大変だったのは、車内パーツでした。製品ではワインレッドの様な成型色1色です。優先席以外はこの色を活かしつつ、床面をベージュ色に、優先席は青色に、運転席の一部は緑色にそれぞれ塗り分けていきます。

[お断り]使用塗料の詳細は追って記載しますが、今回は私がネットサーフィンした中で最も近いと思われるものを使用しました。そのため実車と微妙に色合いが異なる部分があるかもしれません。あくまで参考程度にしていただければ幸いです。


まず、床面をGMスプレー19番で塗装します。尚、3532Fと3544Fの両方にモーター車を仕込むため、これ以下の塗装は6両分のみ行います。とは言え、座席のマスキングは案外細かくて骨の折れる作業でした…


次に優先席を24番で筆塗り、運転台周りと背後の壁を34番でスプレー塗装します。実車に則して、運転席の座面は成型色のままにしてあります。

ところで、ご存じの様に鉄コレは非集電のため室内灯が取り付けられません。組み立ててしまうと室内パーツはあまり目立たなくなってしまいます。しかしながら、ここまで施工すると車内のイメージがかなり良くなったと思います。

そして、その他のパーツも作業を進めていきます。

屋根板は無塗装の手摺りを植え付けてから、GM9番を塗装しました。非常に小さいパーツですが、いざ取り付けてみるとその存在感は大きいです。


パンタグラフはGM8番で再塗装後、擦り板には銅色(Mr.メタルカラー)を、ホーンの先端には黄色(Mr.カラー4番)をそれぞれ色差ししました。


クーラーはGM14番で塗装後、Mr.カラーの透明な艶消し塗料を吹き付けました。その後、天井のメッシュ部分にスミ入れ、側面のそれは油性ペンで表現します。


再塗装を終えたパーツ類を組み立てて屋根を完成させます(写真は作業途中のもの)。同じ色でも濃淡が違うと印象が変わりますし、単調な色調へのアクセントになって良いものです。


最後に、思い付きでボディにスミ入れを行ってみました。写真上2両分がスミ入れ後、写真下がスミ入れ前のボディです。ドア端のゴム部分、下部の凹み部分と(真ん中のボディに一部写っている)乗務員室ドアの陰影が生えますね。施行して大正解でした!


これを以て大掛かりな改良作業は全て終了しました。後は組み立てるだけ………

といったところで本日はお開きです。次回は京成3500形(更新車)の全貌をお送り致します。どうぞお楽しみに!

当ブログは人気ブログランキングに参加しています。
もし気に入って頂けましたら、下記バナーをクリックしてください。


鉄道ランキング


最新の画像もっと見る

コメントを投稿