Mr.Cloud's Train Diary

Mr.Cloudが送る、鉄道写真を主とし、
時々鉄道模型についても取り上げる
鉄道日記です。

謹賀新年2023

2023年01月01日 | 御挨拶
読者の皆様、新年明けましておめでとうございます。

調べましたら、この形の新年の御挨拶記事は実に6年ぶりだと気付きました。
もはや「久しぶり」なんて言うレベルではないですね………

さて、2023(令和5)年最初の写真はこちら!!

併結している300形305Fと1500形1502F。   撮影地:江ノ島電鉄鎌倉駅

江ノ電では世代の違う車輌たちが連結して、恰も互いに手を取り合うかの様に走るシーンをよく見かけます。
新型コロナウイルス感染症に関する問題や円安に伴う諸問題等々、今日の我が国には問題が山積みですよね。
上の写真の様に様々な世代の人々が知恵を絞り出し、手を取り合って改善していく世の中になってほしいものです。
どうも近頃はそのようなことが疎かになっているように感じます。私の気のせいかもしれませんが…?


このような願いから、上掲写真を選んだ次第でございます。

本年も当ブログへのご愛顧を何卒宜しくお願い申し上げます。

Mr.Cloud     2023年(令和5年) 元日


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追憶の7901F(3)

2022年08月01日 | 鉄道写真(私鉄各社)
皆様こんばんは、Mr.Cloudです。

今日から8月に入りましたが、相変わらず暑いね。
そろそろ恵みの雨が降って欲しいものですが、
最近だと恵みを超越したゲリラ豪雨になってしまいそう……

さて、本日も前回の続きをお送り致します。


まずはデハ7801の製造・改造銘鈑から。こちらの種車は1964/昭和39年式です。
7901Fの様に、種車の製造年がバラバラだった編成もあったようです。


クハ7901の製造・改造銘鈑。乗務員室の方向を見た際の向かって左側に取り付けられています。
こちらは1966/昭和41年式です。オレンジ色の改造銘鈑には「東急車輌・東横車輌」とありますね。
大半がデハ7801の様に「東急車輌」だったので、これは貴重なものでした。


向かって右側に取り付けられている号車札や「禁煙🚭」、小さなナンバープレート。
最近は殆どステッカーか印刷が多く、プレートを使用している車輌もだいぶ少なくなってきました。


東京急行電鉄のロゴマーク。そういえば、最新鋭の2020系は増備途上で
“TOKYU CORPORATION”から“TOKYU RAILWAYS”にロゴマークが変更されましたね。


クハ7901の前面。向かって左側の前照灯の下には、かつてジャンパ栓受けが取り付けられていた頃の跡が残っていました。
しかも、その撤去後の処理方法も車輌によって異なっていたそうです。


SRアンテナ。記憶が確かなら、デハ7702とこのクハ7901のみ、アンテナからボディ内部への配管が露出していました。
支柱(と言って良いのか憚られる程小さなものですが)が1本だけなのですね。ものが軽いから良いのか…


7700系のパンタグラフ。そういえば、同系ではPT43とPT44が混在していたようですね。
当時撮影していても違いは全然分かりませんでしたが………これはどちらなのだろう?


ワンマン運転化改造時に取り付けられた車外スピーカー。良い塩梅に年季が入っていました。


再びデハ7701の前面。ふと思ったのですが、クハ7901と渡り板の形状が異なるような…。旧7000系時代を含めて、実に奥深い形式でしたね。

といったところで本日はお開きです。次回もどうぞお楽しみに!

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追憶の7901F(2)

2022年07月30日 | 鉄道写真(私鉄各社)
皆様こんばんは、MrCloudです。

「2度あることは3度ある」と諺にありますが、新型コロナウイルスはそれ以上にしつこいですね。
各地で感染者数が激増しておりますが、読者の皆様もお気を付けて鉄道趣味活動に専念できますよう、お祈り申し上げます。

さて、本日は前回の続きをお送り致します。

デハ7701を先頭に蒲田駅に進入する7901F。嗚呼、シールドビームの暖色系の光が懐かしい‼


お顔の上半分。やはり急行灯が目を惹きます。


前照灯と尾灯の台座。旧7000系時代において、初期に製造された車両はステンレス製でした。
これに対して、デハ7701とクハ7901の両種車は後期型だったため、写真の様にFRP製の台座でした。


デハ7701の海側側面の一部。スポット溶接を多用したことが一目で分かります。
それにしても、側面のステンレスボディが若干波打って見え、年季が入っているなぁと感じられますね。


サボを取り付けていた台座。かつて「日比谷線直通」や「急行」が掲出されていました。


デハ7801の海側側面の一部。撮影当時既に養老鉄道に移籍していた歌舞伎色の7912 Fや7914Fとは異なり、側面に3色LEDの行先表示器は取り付けられていません。


東急のステンレス車と言えば……コルゲート板が真っ先に思い起こされることでしょう。
元々は補強のためのものですが、太陽光の当たり具合で様々な表情を見せてくれたものでした。


本日最後は乗務員室と客室を隔てる壁。ゴツイ天井のクーラー吹き出し口、蛍光灯、アイボリー系の化粧板………
最近の様に、暑い日は涼しい風が丁度当たる辺りで吊り革につかまって立っていたのが懐かしいです!

そんな夏のちっぽけな記憶を思い起こしたところで本日はお開きです。
次回はその他のディテールを見ていこうと思います。どうぞお楽しみに!

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追憶の7901F(1)

2022年05月09日 | 鉄道写真(私鉄各社)
皆様大変ご無沙汰しております。Mr.Cloudです。

前回更新から約9ヶ月半経っておりますが、世の中は相変わらず新型コロナウイルス感染症に翻弄されていますね。感染者数は減ってきたものの、制限のないG.W.でどうなることやら……

さて、本日は東急7700系7901F(当時)の引退間際の姿を回想しようと思います。というのも、久しぶりに画像データを整理整頓していたら、この編成を記事にするのを今更思い出した次第です。では早速…


五反田駅に停車中の7901F。早いもので東急線から引退して3年半程経ちました。月日が流れるのは早い…


懐かしい扇風機と冷房の吹き出し口。ラインデリアの様にスマートではないですが、この武骨さには何か惹かれるものがあります。

以上の2枚を撮った数日後…

東急多摩川線の終日運用に入ったのを確認し、多摩川駅付近に繰り出しました。


中原街道をくぐり、ダブルクロスポイントをうねうねと通過していきます。よく見ると、クハ7901の向かって左側のライトケースの下には、旧7000系時代に取り付けられていたジャンパ栓受けの撤去跡が残っています。


デハ7701を後追い。地下ホームへと下っていきます。


地下ホームに停車中を遠巻きに。ふと思いましたが、ヘッドライトがLEDではない車輌をめっきり見かけなくなりましたね。勿論LEDの方が長寿命で高照度ですが、写真のように温かみのある前照灯も良いものですよね。


乗降と折り返し準備を終え、再び地上へ出てきました。それにしても、順光だとボディが輝いて本当に綺麗ですね‼


踏切近くまで引いてもう1枚。上り勾配なのでどの形式も元気よく加速してきます。


沼部駅方面に去ってゆく7901F。お顔はド逆光ですが、各号車側面のコルゲート板が良い味を出しています。

この後、多摩川駅から移動し…

蒲田駅まで追いかけました……が、このまま続けると非常に長くなってしまいますので、本日はここでお開きとさせていただきます。シリーズ「追憶の7901F」初回は如何でしたか?

暫くの間は本シリーズを続ける予定です。次回もどうぞお楽しみに!

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東急2020系2121F改良記(下)

2021年07月23日 | 鉄道写真(私鉄各社)
皆様こんばんは、Mr.Cloudです。またまた2ヶ月以上間が空いてしまいました。

いよいよ今日は東京オリンピックの開会式ですね。様々な紆余曲折がありましたが、無事にパラリンピックまで開催してほしいものです。

さて、本日は東急2020系2121F改良記の最後になります。


作業も大詰めを迎えました。最後は写真に写っているパーツ類の様に色差しをメインに行いました。


床下機器へのスミ入れは当ブログでは初めてです。こちらはフィルタリアクトルですが、陰影を付けるだけでも変わるものなのですね。


戸当たりゴムを再現すべく、該当箇所にもスミ入れしました。上が施工前、下が施工後です。乗務員室扉にも施工してあります。プレーンな印象が払拭されました。


前面の非常用扉、スカートにもスミ入れしました。ややオーバー気味な表現に見えますが、メリハリは付いたかと思われます。


正直走行させてしまえば見えない、或いは見えづらい部分ですが、このようにして見ると、床下機器は実車並みに非常に充実させることが出来たと思っています。


デハ車の様に、高速度遮断器を白色で筆塗りしたりVVVFインバーター制御装置を一部スミ入れしたので、ダークグレー1色よりは多少華やいでいます。


窓から少しだけ見えている座席の様子。ボディを被せると見えにくくなりますが、写真の様にチラリと見える感じも良いですね。


そして、漸く完成致しました!!


まずは奇数号車を俯瞰。思い付きでパンタグラフ周りの配管に黒で色差ししてみました。突貫工事ですが、良い感じですね。


最後に偶数号車。白1色の屋根に黒い配管やパンタグラフ、クーラー。アンテナ類がよく映えています。

といったところで本日はお開きです。東急2020系2121F改良記は如何でしたか?次回もどうぞお楽しみに!

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