Mr.Cloud's Train Diary

Mr.Cloudが送る、鉄道写真を主とし、
時々鉄道模型についても取り上げる
鉄道日記です。

「鉄道で旅に出よう。」Season3(4)

2017年02月02日 | 特集
皆様こんばんは、Mr.Cloudです。

本日は3日目の続きから最終日までをお送り致します。
少々駆け足になりますが、何卒ご了承くださいませ。


改札口への通路の脇にも日本最北端の駅を示すモニュメントが立っていました。そういえば、Vicomの「列車大行進」にも出ていたような……

改札を出ると、広いコンコースになっていました。調べによると、駅舎は数年前に建て替えられたそうです。

車止めの裏側にも「最北端の線路」という看板が。


駅舎を出ると、レール(と思しきもの)が地面に埋め込まれているのが確認できます。どうやら嘗てはもう少し先まで鉄路があった模様。


車止めと稚内駅舎。一通り駅周辺を散策したり、駅舎内の食堂で昼食をとったり、お土産を購入したりした後……


小生がずっと憧れている特急「サロベツ」に乗車し、札幌へ戻ります。そういえば、TOMIXから「サロベツ」セットA・Bが製品化されるようですね。乗った以上は買わないと!!


行先幕、号車札と座席種別札。稚内から札幌までは5時間半、再び長距離移動です。


昨年あたりから特急「オホーツク」で用いられているキハ183系が「サロベツ」運用にも入っているそうで、この日も旭川・札幌側の先頭はキハ183系200番台でした。

ここで、乗車した「サロベツ」の編成を以下に挙げておきます。

★62D 特急 サロベツ 札幌行き★
←旭川・札幌                  稚内→
キハ183-215+キハ182-42+キハ182-45+キハ183-1554

4両編成で、とかち色3両とH.E.T.色1両でした。先頭から4号車、3号車の順番です。


「サロベツ」のヘッドマーク。サロベツ原野、利尻富士と黄色い花、雄大な自然が思い浮かびます。それにしても、この黄色い花は一体何という名前なのだろう?

駅舎を出た時には陽射しが出ていましたが、出発時には雪が降り始めました。

抜海駅を過ぎてからは時折車窓が吹雪でよく見えないことがありました。


朝にスーパー宗谷2号と行き違った音威子府駅。キハ54-511の顔にはビッシリ雪がこびりついていました。「これぞ雪国の鉄道!」といった雰囲気です。

ジブリ映画「千と千尋の神隠し」に出てくる海原鉄道の沼の底駅(銭婆宅の最寄り駅)を彷彿とさせる駅をいくつも通過していき、ほぼ定刻通りに札幌駅に戻ってきました。

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旅の最終日、札幌から東京へと帰還します。


まずは特急北斗6号で新函館北斗駅を目指します。


函館方の先頭車、キハ183-1507。1550番台とスカートの色が異なりますね。

ここで、乗車した特急北斗6号の編成を以下に挙げます。

★5006D 特急 北斗6号 函館行き★
←函館                              札幌→
キハ183-1507+キハ182-510+キロ182-505
   
+キハ182-508+キハ182-509+キハ182-512+キハ183-1505



この日は7両編成で、6号車のキハ182-512のみとかち色で且つ切り抜きタイプの車番でした。面白い車両がいるものですね。

札幌駅を出発して約3時間50分で新函館北斗駅に到着しました。「スーパー」の有無で20分程度所要時間が違うようですね。

ここから乗ったはやぶさ22号はH5系(H3編成)でした。E5系に混じって運用されていますが、4編成しか存在しません。まさか乗れるとは……

旅の最終日も顕著な遅延なく東京に戻ってくることが出来ました。

(気が早いですが)さて、次は何処を旅しようか……?

といったところで本日はお開きです。4回シリーズでお届けした“Season3”、如何でしたか?次回もどうぞお楽しみに!

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「鉄道で旅に出よう。」Season3(3)

2017年02月01日 | 特集
皆様こんばんは、Mr.Cloudです。

本日は旅の3日目、稚内駅に到着するまでの様子をお送り致します。

まだ真っ暗なうちに旭川駅へと向かい、

6時2分旭川駅発11時56分稚内駅着の列車に乗ります。


編成は、キハ54-529+キハ40-833でした。尚、前者は稚内行き、後者は途中の名寄止まりです。

三浦綾子の小説で有名な塩狩峠に差し掛かる頃に空が白み始めてきました。
恰も人間の進出を拒むかのような車窓が延々と続きます……

極寒の地ですから、河川だってこの通り。


瑞穂駅の設備。待合室と自転車置き場だと思われます。2面2線の駅がある一方、このような寂れた駅も多く見受けられました。

名寄駅でキハ40-833を切り離した後もひたすら北へと走ります。

黒い蕎麦でお馴染みの音威子府駅では、対向列車との行き違いをしました。


4両編成のキハ261系による特急スーパー宗谷2号とキハ54-529。

音威子府駅を出て暫くして…

今度は雄信内駅でラッセル車と行き違いを行いました。真っ白な中に赤いDL、非常に映えますね。

さらに北へ進み、幌延駅では28分間停車しました。

幌延駅の跨線橋から。


最後尾の上半分。窓には巻き上げた雪がこびりついていました。


下半分。スカートにツララが幾本か垂れ下がっていました。

長時間停車を終え、JR線最北端の駅を目指します。

抜海駅を過ぎると、サロベツ(アイヌ語で「荒野」を意味する)の中を駆けていきます。


そして突如、日本海沿いに出ます。天気が良ければ「利尻富士」こと利尻岳が見えるのですが……。ご覧の通り、この日は残念ながら見えず。

オーシャンビューに別れを告げ、南稚内駅を過ぎてまもなく、遂に……

稚内駅に到着!! 5時間54分、長いようであっという間でした。


日本最北端の駅であることを示す看板。


さらにはこのような看板も。これを見て「ここに来たなら日本最東端、最西端、最南端の駅にも行かなきゃ」と思ってしまったのは私だけ?

といったところで本日はお開きです。次回は3日目の続きと最終日の様子をお送り致します。どうぞお楽しみに!

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