今日も、歩いて行こうか…

近郊の山歩きや、昔の街道・古道を歩いてみたり…、鈍行列車で知らない町を訪ねると、探していたモノが…きっと見つかる。

2018年:夏旅=夏休み自由研究「長距離フェリーを乗り継いで日本半周&最北端へ…」

2018-07-30 01:25:53 | 知らない町を歩きたい…

関西だけでなく日本中が猛暑…、少しでも猛暑から逃れようと計画。

最初は7月前半の予定でフェリー、ホテルを予約していましたが…

その後六甲山にも大雨が降り、その影響も気になったので全てキャンセル、延期。

オフ中でしたが、六甲の影響チェックも済ませ、

週間天気で好天が続きそうということで改めて夏旅を…。

「夏休み自由研究:長距離フェリーを乗り継いで日本半周&最北端へ…」と題して

夏旅へ出発…。

初めての長距離フェリーを経験、北海道・稚内も初めての訪問です。

稚内では観光協会が紹介している「フットパス」を歩くのが目的…

「フットパス」詳しくは…

稚内観光協会 http://www.welcome.wakkanai.hokkaido.jp/footpath 

<1日目=7月23日:午後>…気温33℃の芦屋から新大阪へ…

新幹線で名古屋(予報では40℃近い気温)、

下車するとムッとする体感…

駅構内はエアコンが効いていますが一歩外に出ると暑くて…。

名鉄バスセンターでフェリーターミナル行きチケット購入、乗り場を確認…

地下街を散策しながら…朝食用のパンを購入、エアコンの効いた待合室へ。

バスセンター17:20発のバスは満席…臨時バスも出るとか。

強い日差しを浴びながら満席のバスの車内も暑かった…

18:00…名古屋フェリーターミナルに到着、

太平洋フェリーで手続きをして乗船。

「いしかり」船内2泊で正味40時間の船旅なので、ちょっとリッチに特等室…。

(通常期なら利用不可ですが、A期間中はシングルユース可)

19:00 出航…

名古屋港を出航してから、西の空に夕日…

日が暮れてもデッキを歩けます…上空に薄雲があり満天の星空は諦めました…

ゆったりの船室で船窓から飽きもせず海を眺めたり、本を読んだり…

(沖合いを航海中はネットにも繋がらず…

  船室のモニターには現在位置を示す画面などだけ)

<2日目=24日 5:49 千葉県沖>船窓から日の出を眺めて…

福島県沖を航海している時、津波で流された被災者に向けて手を合わせ…鎮魂。

仙台→名古屋に向かう僚船「きそ」に手を振り、お互いに汽笛を鳴らしてお別れ…

仙台港に到着(16:40)…カモメが飛び交い、歓迎フライト…ではなく、

餌をねだってすぐそばに…(乗り慣れた人がパンなどを上空に投げ…)

仙台港で一時下船(約2時間)が可能です…が、暑いので船内でノンビリ。

車両などの下船・乗船作業が終わり…出航(19:40)

翌朝、青森県沖の日の出…(25日 4:46)

下北半島・尻屋崎沖では濃霧…

津軽海峡を過ぎ、苫小牧沖を航行中…

<3日目=25日午前11時>苫小牧フェリーターミナルに到着…

曇り空でヒンヤリ…暑がりには最適でした。

バス=11:46発の「高速とまこまい号」で札幌へ…、

札幌駅前13:38到着=札幌も暑い。

駅周辺で昼食など済ませ、地下鉄で大通駅へ…

駅から急ぎ足で大通りバスセンターへ向かい到着14:50.

(地下鉄で一駅:南北線より東豊線の方が近いと思ったけど、

  駅からバスセンターまで意外と遠かった…注意が必要です)

15:00発の稚内行きの高速バスに無事乗車…

国道~高速道路~国道…途中二箇所で休憩をして、

稚内に20:50到着、ホテルへ。

●太平洋フェリー:今回の船旅=伊勢湾を出てから少し揺れましたが、

 船酔いするほどでも無し。

 航海中は、ほとんど凪の状態が続き、船旅をタップリ楽しめました…お勧めです!

<4日目に続く…>

 

 

 

 

 

 


2018年:夏旅=夏休み自由研究「長距離フェリーを乗り継いで日本半周&最北端へ…」

2018-07-30 01:25:03 | 知らない町を歩きたい…

<2018年:夏休み自由研究~Part 2>

「稚内フットパス~:

宗谷岬から宗谷丘陵、メグマ沼自然公園、ノシャップ岬を歩く…」

<4日目=7月26日>

稚内駅前5:45始発の路線バスで宗谷岬へ…

6:35 岬に到着…早朝で観光客も少なく静かな最北端でした。

 

残念ながら樺太は見えず…、

岬を散策した後、海の反対側の丘からフットパスの始まり…7:00

 

宗谷岬灯台のそばを通り…

前方の風車のある建物のそばを通り…

緩やかなアップダウンの舗装路で車両も通行するので注意。

時間帯によっては観光バスも…(歩くには早朝がベストかも)

どこまでも続く一本道…(分岐にはフットパスの表示板あり)

両側は牧草地・放牧地で立ち入り禁止(電気柵の設置も)。

目印になるのが「丸山」…山頂には自衛隊の施設があり、

遠めには西洋のお城のようです。

 

時には近くに放牧された宗谷黒牛がいたり…

野生動物の獣道があったり…

道端には「コウリンタンポポ」が咲いていたり…

 

高台に進むと今歩いてきた道、丸山、岬方面も眺められ…

宗谷丘陵の広さが実感できます。

宗谷ウインドファーム=強い風が吹き通る丘陵では、

風力発電の風車が立ち並び、独特の景観です。

ようやく、お目当ての「白い道」に…

 

気温測定=25℃(8:58 日差しあり、風あり)…

白いのはホタテの貝殻…

 

廃棄物の有効利用…地道に敷き詰めています。

白い道と樹木の緑、遠くに青い海、稚内中心部…

ホント…絵になります。

 

この先が終着点=宗谷の集落、宗谷バス停まで下り坂…

 9:35 宗谷バス停に到着…約11k 2時間半ほど。

 次のバスまで時間があるので近くの宗谷歴史公園へ…

 

公園では芝刈り作業中…見物をしながら東屋で休憩。

10:27発のバスで駅前へ…

観光案内所で「メグマ沼自然公園」へのアクセスを聞いたり、

昼食を済ませて、11:40発で稚内空港へ…

 

空港前から12:15に出発、自然公園入り口に12:22着

ここから木道のルートへ…

 

案内看板を頼りに木道をあっちへ行ったりこっちへ行ったり…

空港のすぐそばだけに、飛行機の飛び立つ姿も…

日差し強く、強風が吹きつけて帽子が飛ばされそう。

花期の狭間?ほとんど花は見られず…

「ワタスゲ」が一輪、強風に耐えていました…

「カキツバタ」「ハマナス」などが僅かだけ咲いていました。

案内板の9割のルートを歩き周り入り口へ、

その後、空港ターミナルへ戻り…13:45着

駅前行きの空港バス15:05発を待ち、乗車…

飛行機の到着便が遅延で、15:18に出発…駅前に15:48着。

一旦、ホテルに帰って小休止…

稚内公園フットパスに行くか、ノシャップ岬フットパスか…

結果、夕日を見ようとノシャップ岬まで歩くことに…16:25出発。

 

海岸沿いのフットパス…コンブの干し場や漁船、加工場近くを歩き

ノシャップ岬:稚内灯台に到着…17:19

 

灯台の先にノシャップ岬…

バスでの団体、自家用車、バイクでの観光客などがチラホラ。

 

やがてバスが去り、土産物店も閉店、夕日待ちの人だけ…

帰りの路線バスのバス停が判り難く、探したりして時間つぶし。

水平線に分厚い雲が集まり、夕日は望み薄…

雲の上の夕日を撮影してからバス停へ…18:23発で駅前へ。

駅前に戻ってから「手打ち さぬきうどんの店 やまだ」へ…

 

釜揚げうどん=こしがあって期待通りの美味しさでした。

関西人は三日に一度は食べたくなる”うどん”…

風貌はこわもての店主…けど、話をするととてもフランクな方。

いろいろ話をして、来年も稚内へ来たくなりました。

稚内を訪れる機会がある方、ぜひ立ち寄ってみてください。

今日は、それなりの距離を歩き…運動不足もあって、歩き疲れ。

ホテルへ戻り、就寝…

●稚内フットパス=4コースのうち3コースを踏破。

 残るは市内の稚内フットパス「氷雪の門コース」だけ。

 やまだの店主も記念塔からの眺望がベスト…と、お勧めでした。

 

<5日目に続く…>

 


2018年:夏旅=夏休み自由研究「長距離フェリーを乗り継いで日本半周&最北端へ…」

2018-07-29 23:38:52 | 知らない町を歩きたい…

<2018年 夏休み自由研究~ Part-3>

稚内での最終日…曇り

<5日目=7月27日>

稚内フットパス=残りの「稚内公園フットパス」…

手打ちうどん やまだの店主もお勧めでしたが、

目的地である山の上は濃霧が発生…断念。

JR特急の出発まで時間つぶしで、周辺を散策…

目立つ建造物=北防波堤ドームへ…

観光バスも必ずやって来る観光スポットのようです。

巨大でユニーク…この部分だけ何故??

港の岸壁沿いに歩くと利尻島行きのフェリー…

離れた埠頭には豪華客船も停泊中…

稚内駅は日本最北端の線路…

ここも記念撮影のスポットです。

駅の待合室で時間待ち…

13:01発のJR北海道・特急サロベツ4号に乗車…

旭川に定刻より14分遅れで到着、

旭川17:00発の特急ライラック36号に乗り換え…

18:25 札幌に到着…。

途中下車をして晩食を済ませ、朝食用のパンを購入し…

札幌発19:26の区間快速で小樽へ…

小樽に到着すると、今日は花火の打ち上がる音。

運河方面で花火が見えて、人出も多め…

フェリーターミナル行きのバス乗り場を確認した後、

花火を見ようと、運河方面へ…

着いた頃には花火も終了(20:25)

大勢の人が駅に戻ろうと混雑…

同じように来た道を引き返し、バス乗り場の待合室へ。

21:00発のバスで新日本海フェリー・ターミナルへ…

ターミナル内は大勢の乗船客でいっぱい…

夏休みだけに子供の団体、家族連れ、グループなどで満杯。

23:30に小樽港を出航…

新日本海フェリー=部屋は時期的に”ステートA”でした。

予想通り、船内は子供たちが走り回る足音、賑やかな声…

翌朝のレストランもすぐに満席…

この船…オープンデッキは後部だけ…

サイドデッキは立ち入り禁止…

往路の太平洋フェリーとは構造が異なっています。

結局、食事は購入しておいたパンで済ませ、

ベッドで本を読んだり…引きこもり状態…

航海中はほとんど揺れることなく、海は凪状態…

若狭湾に入って、船から最後の夕日・・・18:58

遠くに海上自衛隊の護衛艦が航行…

台風12号の接近=舞鶴に近づく頃にかなり揺れるかも…?

覚悟はしていたけど、結果、全く影響なしで到着…21:00。

下船すると風が少し強いかな…という感じ。

21:30発のバスで一路、三宮へ…所々で小雨…

23:22 三宮に到着、風雨も無く…

急いで阪神三宮へ23:26発で芦屋へ無事帰着。

帰宅後、未明に風雨が強くなっていたようです。

●今回の夏旅…長距離フェリーの船旅をとても楽しめ、

 猛暑の夏に汗もそれほどかかず、贅沢な旅になりました。

 来年の夏は、北海道に長期滞在したいなァ…?!

 


東神戸の酒蔵を訪ねて…

2018-02-18 22:01:18 | 番外編

天気予報では終日曇り…のはずでしたが、朝から晴れて…
吹く風は少し冷たいですが弱めで、ウォーキングには丁度良い感じ。
午後、思い立ってipadminiを持って東神戸の酒蔵めぐりへ…
阪神大石駅で下車して…

都賀川沿いに南へ、国道43号線の地下歩道を通り抜け、更に南へ。

昔の街道を紹介する案内板を見て、少し進んで左へ…

目指す「沢の鶴資料館」に到着。

館内には、昔の酒造りの道具などが展示してあり、
とても充実した内容になっていました。


それもそのはず、兵庫県指定「重要有形民俗文化財」。
入館料は無料、開館時間:10時から16時、水曜日:休館
ゆっくり館内を見て回り、最後にミュージアムショップへ…

お目当の酒粕を買ってから、次へ…
少し南へ下り、幹線道路沿いの川沿い歩道を東へ…

歩道の行き止まりの手前の交差点を北へ、
車の通行が少ない道を東へ…

しばらく進むと「神戸酒心館」

ここはお客さんも多め、飲食とショップが中心…
一回りしてから、 再び東へ…

歩くうちに、ipadminiのバッテリーが無くなって来て
google mapを見ながらで、消耗してしまったようです。
「白鶴酒造資料館」は、閉館時間が過ぎていてスルー。

ipadminiも停止…。
全く知らない土地でもないので、適度に東へ…
住吉川に突き当たり、少し南へ行くと「菊正宗資料館」
入ったところで午後4時半の閉館時間。
ショップを少し覗いて退館…
住吉川沿いに北へ進んで阪神魚崎駅に到着、芦屋へ。
晴れた空の下、適度に冷たい風もあって、ウォーキング日和でした。


2017 紅葉を求めて…岡山県:奥津渓へ

2017-11-09 21:59:28 | 知らない町を歩きたい…

紅葉情報では”見頃”ということですが、昨日の降雨が気になりながら…日帰り旅に出発。

奥津渓は津山市の北、美作三湯の一つ、奥津温泉の近くです。

(津山には、15年前の桜シーズンに18きっぷで訪れたことがあり、それ以来…)

公共交通機関を利用すると少々不便な所で、JRで津山まで向かうのに時間が掛かるし…

(+津山駅から奥津温泉までは路線バスで約1時間ほど掛かる)

結局、大阪駅前から高速バスで津山駅、津山駅から路線バスで奥津渓へ向かいました。

朝7時に出て、JR芦屋~大阪駅へ…JR高速バスチケットセンターで8:00発、帰途の便も購入。

定刻に出発…新大阪などを経由して中国道へ…吹田・伊丹宝塚辺りで渋滞に巻き込まれ…

渋滞を抜けた後は順調に走行…加西パーキングエリアで10分休憩。

津山便はJRバス西日本と神姫バスの共同運行で、乗車したのは神姫バスでした。

津山駅に約10分遅れで到着(定時10:54)。

駅前の観光案内所で奥津渓のマップを手に入れようとしましたが、尋ねても無いとのこと。

駅前から奥津温泉行きの路線バス=11:45発、

時間があるので昼食用のパンでも購入しようと思い、吉井川を渡って商店街へ。

地方都市特有、ほとんどの店がシャッター通りの様相…

GoogleMapで探したパン屋さんでパンを購入して駅へ戻り…

早めにバス停に来ていた中鉄北部バス(路線バス)に乗車。

路線バスだけに各バス停を巡りながら次第に山間部へ…

奥津温泉の下流にある奥津渓に一番近い”小畑”バス停で下車、坂道を下ると”奥津渓”。

昭和7年4月に文部省により「名勝地・奥津渓」に指定されています。

吉井川の水の流れが数十万年の歳月を掛けて作り上げた甌穴群は東洋一とか。

秋はモミジ・カエデ・ブナなどが色鮮やかに紅葉して岡山でもベスト3の紅葉名所。

では、彩り鮮やかな紅葉をお楽しみください…

渓流沿いの遊歩道を歩いて下流の般若寺温泉、大釣温泉、白淵の甌穴群へ…

その後、車道を戻りながら紅葉をタップリ楽しんで…

奥津渓から吉井川沿いに奥津温泉へ…奥津橋にある銅像:親子が川で洗濯している様子。

温泉街の雰囲気を楽しもうと…でも、意外にそういう雰囲気はありません。

この二軒の温泉旅館が風格を残していました…

復路の路線バスの時間まで、”奥津歴史資料館”へ立ち寄り。

(内容的には簡素…今のうちにもっと明治・大正・昭和の資料収集をするべきでは…)

14:34発の路線バスで、津山駅へ戻り…15:30着。

津山発大阪行きの高速バス…予定よりも早く戻れたので16:00発に変更。

定刻通り16時に津山駅を出発(JRバスでした)…

帰途は往路よりも渋滞発生で、大阪駅に約40分遅れで…19:40着。

長時間座った状態は、結構ツライ…久しぶりにお尻が痛くなって…(苦笑)

さて、奥津渓の紅葉は見頃ピークで楽しめましたが、やはり降雨の影響もあったようで少し落葉も。

今週末、予報では未明に強風雨の可能性…一気に落葉してしまうかもしれません。

近日中に、紅葉を求めての旅をしようと計画していますが…はてさて??

 

 

 


番外編:シーズンインを前に、ウォーキング開始

2017-08-30 18:14:05 | 番外編

猛暑の夏場はホームグラウンドの山歩きもシーズンオフでした。
オフ入りをして約三ヶ月、まさに運動不足が続き、
最高気温が少し下がった今日、久しぶりに歩こうと…
地元市内を約8キロ、二時間ほど歩き、少しの写真と共に
初めてipad miniからの投稿テストです。
打出浜から南芦屋浜へ…

キャナルパーク

消波ブロックにアオサギ…

南芦屋浜から六甲の山並み

日差しは強かったですが、北風が吹いてカラッとした暑さでした。


番外編:熊野古道”中辺路”を歩く・・・

2017-04-25 11:19:01 | 昔探しの旅:街道・古道…

昨年後半頃から熊野古道を歩こうと考え、計画しつつ好天が続かずだったり…。

4月、暑くなる前に…と、宿泊場所と週間天気と合わせながら実行計画を立て、

結局、宿泊は紀伊田辺駅近くのホテルで出発二日前に予約、往復のJR特急指定席も。

<一日目>

4月23日(日)朝6:52発の快速で新大阪、特急くろしお1号で紀伊田辺9:58着…

10:15発の明光バスで10:54滝尻バス停下車、

滝尻王子に参拝後、11:00ハードな登りから中辺路が始まりました。

(滝尻王子の向かい、熊野古道館=前もって調べていたので立ち寄らず…)

いきなり始まる木の根道の急坂はホンマにキツイ!

(500mごとに立てられた番号道標が楽しみに…)

11:15不寝王子~登ったり下ったり、木の階段もあれば石畳道もあったり…

もう、汗・汗・汗だく!

高原の集落に近づき12:25高原熊野神社~平坦な道や石畳の下りだったり…

また山中の登りに…、12:54高原池でホッとしたあと、13:00大門王子~

再び、登ったり下ったりを繰り返しながら十丈王子~上多和茶屋跡~大坂本王子~

14:37…牛馬童子口バス停。

ここは国道311号に面し、道の駅:牛馬童子ふれあいパーキングがあり、

ここで”めはりすし”を購入し昼食タイム。

昼食後14:55出発、15:09牛馬童子に出合い…

休むまもなく出発、山道を下ると近露の集落、15:24近露王子…

この集落には美術館や民宿などもあって、外国人ハイカーの姿も多く見かけました…

集落を過ぎて、15:45楠山坂登り口から再び山中の登り坂が続き…

16:04比曽原王子~16:19継桜王子、

この先に進むと、紀伊田辺へ戻るバスの時間に間に合わなくなる恐れもあり、

一日目はここまでに。

継桜王子から下ると”野中の清水”名水百選に選ばれていることで有名…

車道を下り、野中の一歩杉バス停に16:45着、

17:30の最終バスまで時間待ち…

17:30龍神バスで紀伊田辺駅前へ戻り、ホテルにチェックイン18:50、

駅周辺で晩食を済ませホテル(泊)。

 

<二日目>4月24日(月) ホテルを6:20チェックアウト、

紀伊田辺駅 6:35始発の龍神バスで野中の一方杉バス停へ…

野中の一方杉バス停7:49着、出発~継桜王子、

とがの木茶屋前8:07~小広王子~9:05草鞋峠~

草鞋峠から下り林道へ出ると、この先通行禁止で迂回路へ…林道は平坦、

でも、山中の迂回路に入ると

厳しい登り坂、これでもかこれでもかという細い急坂が続き青息吐息…

はるか下に登り始めた付近も…

ようやく登り切った所で、朝のバスで近露から乗車したご夫婦(小広峠まで乗車)が休まれていて…

こちらの足の速さに驚かれながら、近露での民宿が少し離れた場所だったけど一泊二食、弁当も満足だったとか…

小休止を済ませ、先を急ぐことに…歩き難い急な下り坂を経て林道へ~途中、細い坂を下ると10:21蛇形地蔵。

少し進むと、本来の古道分岐に合流、清流の谷川に掛かる橋を渡り

10:30湯川王子~

(この付近ではハイカー(外国人など)の姿も少し見かけるようになったり…)

徐々に坂道、次第に急な坂道を登りきると車道に出て、

10:50三越峠着(小休止)10:55出発…

峠からは下り坂が続き、やがて林道、分岐から下ると音無川沿いに歩き~

11:38船玉神社に…

再び、登り坂を登りきると…11:58、発心門王子に到着

(ここはバスで来ることも可能)

静かな車道の舗装路を下り…

車道の舗装路を下り続け、12:20水呑王子~

集落に入りアップダウンを繰り返しながら伏拝王子~

再び山道に入り整備された下り坂を経て…

13:00三軒茶屋跡・九鬼ヶ口関所跡を過ぎると…

丸石の石畳の登り坂(歩き難い)を過ぎると緩やかなアップダウン~

途中、展望台への分岐があり、階段を上りきると広場があり…

13:20”ちょっとよりみち展望台”本宮の旧社地:大斎原の大鳥居が見えます。

ここで持参のパンを食べながら小休止、13:30出発、

ここからは石畳や整備された下りが続き、集落に出て…

脇道を下ると熊野本宮:裏鳥居前に到着=13:41、(予定よりも早く到着)

本殿に無事到着の感謝をして表鳥居に抜け、バス停、バスの時間を確認後、

14:00旧社地である大斎原へ…

(静かな雰囲気が楽しめると思っていたけど、数箇所で作業員の落ち葉を吹き飛ばす機械の音がうるさくて…)

早々に退散…バス停に戻り14:20…14:37発の明光バスで紀伊田辺駅へ…

紀伊田辺駅前に16:10着、みどりの窓口で当初(19:56発)の特急を変更、16:32発くろしお26号に乗車。

新大阪18:51、新快速に乗り換え、芦屋に19:24帰着。

<参考>

中辺路のメインルート…木の根道、大半が杉林の中の山道、林道、集落の舗装路、

厳しい登り坂もあれば、心地良い風が吹きぬける場所もあったり…でした。

歩行距離:滝尻バス停(滝尻王子)→継桜王子・野中の一方杉バス停

16.9km(標準歩行時間7時間10分、標準所要時間9時間40分)

→今回:歩行時間=4時間45分

歩行距離:野中の一方杉バス停(継桜王子)→熊野本宮大社(大社前バス停)

20.8km(標準歩行時間7時間、標準所要時間8時間50分)

→今回:歩行時間=5時間50分

 普段、六甲山で歩き鍛えているので、今回の時間で歩き通せたようです。

●山中では常にリスクがあると考えるのが基本なので、それらも十分考えました。

●天気が不安定な日は避ける…濡れた石畳道は滑り易く、疲労度が増します。

●途中、民宿などありますが値段設定が外国人向けと思えるような…?

熊野古道:次回は”小辺路”を歩きたいと思っていますが…いつになることやら?

 


2017年 近鉄:新春1dayチケットを使って初詣に…

2017-01-05 10:52:29 | 知らない町を歩きたい…

年末に大阪難波駅で購入…年明け三が日は人出が多いだろうと考え、4日に奈良に向かいました。

普段、山歩きをしているので初詣は山・自然に関係する寺社へ行こうと…

先ずは吉野山・金峯山寺「蔵王権現」、次に桜井・三輪山をご神体とする「大神神社」に初詣。

早朝に起床、JR芦屋を8:12発の新快速で大阪~天王寺へ…、近鉄阿部野橋駅で特急券を購入。

阿部野橋9:10発の特急の座席に座ったところで、人身事故の一報、この特急が運転取りやめに…

係員によると事故処理などで最低でも1時間は運行出来ないし、その後もダイヤが乱れるだろうとの事。

こうなると急遽、スケジュール変更ということで、窓口で特急券の払い戻しを済ませ、近鉄路線図を見ながら思案…

とりあえず、JR天王寺(9:26)から鶴橋へ向かい、そこから近鉄に乗り換えて大和西大寺へ…

車内で路線図を見ながら、二番目に訪れる予定だった大神神社へ向かうことに。

(10:13)大和西大寺で乗り換え、大和八木~桜井…、JR桜井~三輪駅下車~大神神社へ(11:25)…

正月三が日が過ぎているので参拝客は一段落の様子…大鳥居までの参道の露天商も稼ぎ時は過ぎた感じ…。

参拝客の中には会社ごとのグループ参詣の姿もあったり…、小さな子供連れの家族での参詣も…

本殿で参拝の後、狭井神社へ…

この神社のすぐ横からご神体である”三輪山”への登拝口があり、拝殿横で申し込んで登ることが出来ます。

聞くと、往復2~3時間掛かるとの事…、今日は予定が変わったので断念(次の機会に登拝したい…)。

本殿参拝の後、戻り…

この広い境内をゆっくり時間を掛けて巡りたいと思いましたが、吉野へ向かうためJR三輪駅へ…

こじんまりとしたローカルな駅舎…大神神社の祭礼のときだけ賑わいそうです(三輪山側に臨時の降車口が設けられていました)。

きっぷの販売機が2台だけなので、購入するのに少し行列…、タイミング良く桜井行きがホームに入り、終点桜井駅へ。

近鉄に乗り換え、大和八木駅から橿原神宮前へ…

橿原神宮前で吉野線に乗り換え…駅構内のパン店(リトルマーメイド)でパンを購入、電車待ちの間に昼食タイム。

人身事故の影響が未だ少しあるようで、表示の急行も3分遅れでホームに入って来ました。

(ホント、人身事故は迷惑なこと…事故処理も簡単ではないうえ、警察による現場検証などが終わるまで時間が掛かります)

急行に乗車して吉野駅に到着(13:24)…

今までこの吉野:金峯山寺には二度来ていますが、駅までは下山するばかり…今回は初めて急な坂道を登ります。

テクテクと約15分登ったところで振り返ると遥か下に…吉野駅が見えます。

舗装された車道はクネクネですが、整備されたショートカットの歩道があるので時間的には楽かも。

参道沿いの店は、ほとんどが休みで、人の姿もまばら…参拝客も少なめ。

31日、1~2日は、金峯山寺の祭事があったので参拝客も多かったと思われます。

黒門を通り抜け…金峯山寺の脇を通り、正面から参詣…

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一つ…役の行者が開祖とされる修験道の総本山:金峯山寺蔵王堂へ…(13:50)。

「金剛蔵王権現」のお姿は拝見できません(秘仏公開日は別)が、山歩きの安全と無事を祈念して…。

小休止をしながら次はどこへ行こうかと思案…、奥吉野に向かうには時間と登り坂がツライということで吉野駅へ下山。

吉野駅から大和西大寺へ戻り、時間によっては奈良市内へ向かおうかと思いながら…、

14:37発の急行で橿原神宮前(15:30)~乗り換えて(15:36)急行で大和西大寺(16:00)着…。

奈良市内へ向かうと日暮れで動き難いと判断し、大阪難波へ帰ることに…、難波で一旦改札を出て、改めて阪神で芦屋に。

新年早々、急遽スケジュール変更でしたが、それなりに目的を果たして満足な”乗り鉄・日帰り旅”でした。

 

 


2016年「青春18きっぷ」行く…近江八幡と彦根へ。

2016-09-09 21:14:12 | 知らない町を歩きたい…

今年の夏旅:最後の1回分は”滋賀県近江八幡市の古い町並みと国宝・彦根城に初登城…”です。

台風の影響も無く、日差しは強くてもカラッとした暑さの一日…もちろん、歩くほどに汗タップリ…

JR芦屋駅 8:38発の新快速で近江八幡駅に10:04着。

駅前の観光案内所でマップを頂き、駅前のバス乗り場へ…、10:15発で約5分の小幡筋・資料館前で下車…

先ず、知らない町を訪れたら最初の定番=高い場所に…

八幡山ロープウェイで(往復¥880)市内を一望できる”八幡山(標高271,9m):村雲御所瑞龍寺”へ。

ここは豊臣秀次が築いた八幡山城跡で本丸跡に瑞龍寺があり、周囲には城の石垣が残り、山城の雰囲気を漂わせています。

本堂にお参りした後、周囲を歩き…、眺望=市内はもちろん、琵琶湖の湖面、遠くには比良山系も…

苔むした石垣の間には木々が成長し、将来は石垣を崩すかも?…と、ちょっと心配。

ロープウェイで下山…、乗り場近くの日牟禮八幡宮へお参り…

この後、八幡堀で水路の情緒を味わい…

重要伝統的建築物群保存地区の新町通りで古い町並みを楽しみ…

壊れかけた土蔵を見て、何重にも塗り固められた土壁の堅牢さに驚き…

そして、生涯を近江八幡で過ごしたアメリカ人宣教師:ヴォーリスが設計した建築物などを探しながら街歩き…

池田町の洋館街へ向かう途中、おしゃれな八幡小学校も…

往路はバスで5分ほどでしたが、復路は強い日差しの下を駅まで約2k歩き…12:52発の普通電車で彦根へ…13:15着。

観光案内所でマップなどを頂き、バス便が無いので歩いて登城…

 ↑ 下から見た重文の”天秤櫓”に掛かる廊下橋… ↓ 上に上がって…

国宝五天守のひとつが彦根城・天守…

天守へは狭くて急な階段を上ります…

天守から伊吹山が…

沖に浮かぶ”多景島”

天守から見る彦根駅方面(広い通りの先に駅舎)…

天守では心地良い風が吹き込んで、眺望と共に爽やかでいつまでも居たい気持ち…

大小さまざまな石が組み合わされた天守の石垣…

城を出て、大名庭園として有名な”玄宮園”へ…

庭園を散策後…

見学できるスペースは少しでしたが、係員の方と歴史話から山歩きのことなど…話が弾み…。

また機会があれば訪れることにして彦根駅へ…

彦根16:23発の新快速で芦屋へ…17:59帰着。

今年の”青春18きっぷの夏旅”も終わってみれば遅延も無く順調に消化できました…次回は”秋旅”かなァ??

 

 

 

 

 

 

 


2016年「青春18きっぷ」で行く…飛騨高山:乗鞍岳へ

2016-09-03 10:06:13 | 昔探しの旅:街道・古道…

7月末頃から計画、週間天気予報を見ながら予定日の天候不良で延期続き…

乗鞍岳は諦め、長野県松本方面の計画をしたり…これも天候不良で中止、ようやく…9月1日実施出来ました。

朝8:38発の新快速で芦屋を出発…米原~大垣~岐阜を経て、高山に15:25着、約7時間の鈍行列車の旅。

<一日目>

高山は昨年の夏旅で訪れ、歩き回っているので街歩きはパス…「飛騨高山まちの博物館」だけ立ち寄り。

この博物館は無料で閉館時間も19時、展示内容もそれなりに興味深いので満足の場所です。

早めの晩食…ということで、ネットで調べていた「M」のカツ丼、結果は10点満点で4,5点。

(とにかく市内の飲食店は飛騨牛が中心、次いでラーメンが多い…)

<二日目>

6:45 ホテル出発…駅前の濃飛バスセンターで「乗鞍乗継往復きっぷ=¥4,530-」を購入。

7:00 バスセンターを出発→7:40 ほうのき平着、7:55発のアルピコバスで乗鞍畳平へ。

平湯温泉経由新穂高ロープウェイ行き=乗客はほとんどが登山客の様子…

自家用車での登山客は、ここに車を置いてバスに乗り換え(=乗鞍スカイラインはマイカー交通規制)…バスは、ほぼ満席で出発。

7:40”ほうのき平”着、7:55発のアルピコバスは乗鞍スカイラインの車両規制のゲートを過ぎ、次第に標高を上げて行きます。

車窓からは槍ヶ岳など中央アルプスの絶景を眺め、スカイラインを順調に快走…、8:43 乗鞍畳平に到着…

一気にバスで標高の高いところまで運んでくれるので”お手軽登山”…、中には普通の観光客の姿も…。

看板の後方に”富士見岳”、右後方に”コロナ観測所”…

畳平でバスを降りると少し風もあったので少しヒンヤリ、ウインドブレーカーを着て丁度いいぐらい。

空気が薄いといわれているけど、全く気にならず…、熊の出没情報も確認して…

剣ヶ峰を地図で確認して出発…(登山道は整備されてあり、好天であれば初心者でも問題なし)

8:45畳平出発 日差しが強く、歩き始めると汗…、ウインドブレーカーも脱いで…、富士見岳山腹の登山道(未舗装の車道)をひたすら…

目指す剣ヶ峰が前方に…

少し下って行くと山小屋”肩の小屋”前に…通り過ぎると”剣ヶ峰登山口”…9:15

ここからが本当の登山道、岩だらけの歩き難い急登でほとんどの登山者がバテ気味の様子…

こちらはいつも六甲を歩き回っているので、それほどバテることも無く順調…

汗タップリで歩き難い急坂を登って行くと”頂上小屋”、もう少しで頂上…

9:50 乗鞍岳最高峰:剣ヶ峰(標高3,026m)に初登頂…

好天に恵まれ、眺望は最高! 残念ながら富士山は見えず…、はるか下には”コロナ観測所””富士見岳”が…

山頂で眺望を楽しみながらゆっくりしたい気分でしたが、往路通り過ぎた富士見岳、お花畑にも…ということで、

10:00 下山開始… (岩場、岩だらけの登山道は下山時に一番注意が必要…)

往路を戻り、富士見岳へ…

10:46 富士見岳:山頂…(標高2,818m)

山頂から眺める畳平…

11:05 畳平に戻り、お花畑に向かうことに…

登山道でも咲いている花が少なかったので時期は終わったみたい…と思いながら…

途中、お花畑から戻ってきた方に聞くと、花は終わっています…とのことで中止。

富士見岳への登山道脇でわずかに残っていた「コマクサ」、あちこちに咲いていた 「イワツメクサ」…

お花畑への途中で「リンドウ」…

畳平にはバスで次々と登山客(外国人も…)がやって来ます…(貸切タクシーで来る中高年登山者も…)

こちらは…11:50発のアルピコバスで”ほうのき平”へ…、乗客のほとんどはここから自家用車で下山。

(畳平発、ほうのき平行き:毎時50分)

平湯温泉発:高山行きの濃飛バスへの乗り換え客は3人だけでした…

濃飛バスは平湯温泉発の高山行き…

高山バスセンター13:33到着、駅近くの「きくのや」で昼食(昨夜の晩食もここで済ませれば良かった)、ゆっくりした後、高山駅へ…

高山駅は昨年に引き続き、工事中…、14:48発の普通列車(4両編成)で美濃太田へ…

美濃太田に17:07着、17:27発の岐阜行きに乗り換え、岐阜駅18:04着。

岐阜駅構内の観光案内所に立ち寄り、パンフレットを頂き…18:21発で米原、19:18発の新快速で芦屋に20:59帰着。

新快速…次第に乗客が増え、満員状態=座っていても身体を動かすことが難しくなり、お尻が痛くなってきて(苦笑)

まァ、これが鈍行列車の旅のオモシロさ…(苦笑)

さて、”青春18きっぷ”…残りは後一回分、台風が来そうで天気が不安定?10日までに消化できるか少し心配なり…。