
1970年代、原油供給逼迫と原油価格の高騰に伴い、世界経済全体がきたした大きな混乱はオイルショックと呼ばれた。要は原油の共有量が少なくなり、価格が思いっきり跳ね上がり、大変だったということ。
現在、オイルショックならぬウッドショックが起きている。
①もともとカナダで発生していた害虫被害に加え、コロナ禍で労働者が減り伐採が思うようにいかず、製材工場の稼働率は下がってしまい木材自体が減った。
②アメリカや中国では、人々がリモートワークのために、郊外に新しく住宅を購入するようになり、世界的に需給バランスが大きく崩れ、十分な量の輸入材が日本に入ってこなくなった。
③コロナ禍により自宅で過ごす環境になり、ネットショッピングの利用が増え、世界的に流通が圧迫されコンテナ不足が起きており、日本へ木材を運べない状況が出来上がった。
④さらに3月にスエズ運河で発生した大型コンテナ船の座礁事故の影響で、日本へのコンテナ輸送の遅れに追い打ちをかけた
4つの理由、木材不足、木材の値段が高騰し「ウッドショック」が起き、ほとんど輸入材に頼っている日本は、輸入材、国産材どちらも不足という事態に陥っている。
今までホームセンターに、山積み&廉価販売されていた2×4材等も、在庫補充も頻繁に行われなくなり、価格も微妙に上昇している。とりあえず、各販売店の価格をチェックしておいて、まずは、2階ゲストルームのクロス貼り替えから片付けて、部屋にあう家具を作る段階でどの材を使うか検討しよう。
まずは、現状のクロス剥がしと、パテ埋めから始めよう。
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