自治会の防災訓練に、女性要員として駆り出された恋女房のお供として参加した。
オイラは頭がデカすぎてヘルメットが被れないから、正式参加はできないの。んなわけないけどね。
会場の小学校の大銀杏の木は、すっかり色付き、
まもなく来る寒い冬を告げている。あと1ヶ月もすればこの木々もすっかり葉が落ち、骨だけになってしまっているだろう。
あ!誰か倒れている。もしもしー大丈夫ですかー。ダメだ脈がない。だれか-だれかー。救急車を呼んでください。
救急車が来るまでに、心マだっ!いち、にぃ、さんっ、しぃ、ごぉ、ろくっ、なな、はち、きゅう、じゅっ!
ダメだ、脈が戻らないっ!では電気ショックだっ!AEDだっ!
顔面蒼白だっ。頑張れ頑張れー。
右鎖骨と、左腹部に電気パッドを貼り、機械の指示に従って、一発かます!どんっ!
引き続き、心マを継続。
恋女房の細い腕では、心臓マッサージも一苦労。だが、彼女の必死なマッサージは続く。
果たして、結果はいかに!・・・・・・・・・・・・・詳しくはあすの朝刊1面を!
我が母校、鈴鹿市立稲生小学校の校歌。中学、高校の効果は一節も思い出せないが、小学校の
校歌だけは自然と口ずさめるな。低学年の時期から、何かと事あるごとに叩き込まれたからだろう。
恋女房の防災訓練は続く。続いて、煙中歩行訓練。そのおよび腰はどないやねん?と思ったのはオイラだけだな。
続いて、放水体験。おい、消防団員!ウチの恋女房に近づきすぎや。も少し離れよ。
恋女房、そんなに直立不動では、実際の時には水圧で弾き飛ばされるぞ!ま、有事に彼女に
放水役が回ってくることはないとは思うが…
最後に、消火器体験。消火器を持ち運べることができるかどうか、火を消す以前の心配をしていたが
どうにかこうにか火元まで消火器を運び、目的を果たすことができた。万が一の際には頼むよー。
最後に、炊き出しのおにぎりと豚汁をいただき、訓練終了。
ご参加された、各自治会の皆様方、寒い中、お疲れ様でした。